特注家具・オーダー家具の株式会社森下 ~ 船堀の家具屋ブログ ~

オーダー家具・特注家具の株式会社森下 〜 社長ブログ 〜

拝啓!情熱大陸様 『巨匠・宮本茂紀さん』・・・素材に対する感覚

本日は久しぶりにミネルバ宮本茂紀さんの工場を訪ねた時のお話です。

 

宮本さんは「ボスコ」という椅子をおよそ40年前から製作し続けています。

 「ボスコ」とはイタリア語で「」という意味だそうです。

おぉ~じゃあ!我が社の名前もイタリア語にすると『ボスコ下』になるなぁ~

そして同じデザインでありながら使用する樹木を変えている!

木の表情をシンプルに表現したデザイン!その数、なんと00種類以上

その並べられた椅子を見ると圧巻です!

今までに200種類以上、計算すると3カ月に1脚のペースで製作しているという。

 

ボスコを目の前に話をする宮本さん

これでも一部のボスコ

これが!ボスコ

これも!ボスコ

あれも!ボスコ

それも!ボスコ

 

様々な樹木で製作する・・・

宮本さん曰く

「今まで多くの種類の材料で製作してきたけど、それぞれの樹木に物語がある

木目は当然、肌触り香りは種類によって全て異なる・・・

物語のある材料を使用するのだから製作するものにも物語を造らなければならない!

 

毎度のことながら、心に染みわたります・・・さらにこう続きます。

素材に対する感覚・想いというのは日本人特有のもの西洋人は木目を意識しない

だから自分はその感覚を大切にしたいと思う

 

出ました!本日の名言!!

 

 

ジャパンブランド「tobi」のイベントでIFFT国際家具見本市に出店した時の出来事

ある方がアメリカの椅子職人という方を連れてこられた

そのアメリカ人の椅子職人はどの家具も木目がそろっている事に非常に驚いていた!

我々にしてみれば木目を合せることは当然と思っていたが

やはり西洋の人から見れば驚きの事なのだろう・・・

 

木目がそろっている方が美しいと思う!

というより木目は揃えるものだと思っていた・・・

素材に対する感覚・想いというものが私にもあるのだろうか?

もしあるならば、私もその感覚想いを大切にしたいと思う。

 

ちなみに・・・

ボスコの背もたれの部分の長さは宮本さんの背の長さにあわせてあるそうです

 

それと・・・

5月21日より新国立美術館で『森から始まるリレートーク』という講演会があります

宮本さんも参加されるそうです

そのメンバーの豪華さにも驚きますが・・・なんと講演会期間中ボスコも展示されるとか!

これは一度見た方が良いですよ!

詳細はこちら

  

 

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