入社したばかりなのに・・・
お別れです・・・
今月から入社した若者がわずか半月程度で退職されることになりました。
なんとも・・・残念です。
本人はとても頑張っていたのですが・・・無念です。
突然のなんも専務の報告に、朝からテンション下がりまくりです。
ある本によりますと・・・
退職者から退職の理由をきくと自分の会社の問題点があふれ出てくるという。
「そのチャンスを逃すな!」と書いてありました。
別に・・・退職者に聞かなくても問題点は数え上げたらきりが無い会社ですが・・・
私となんも専務が工場を仕切るようになってから当初は社員の入れ替わりが
かなり激しかった事を思い出します。
我々のやり方に不満を持った人が多かったのでしょう・・・
「今までのやり方はこうだった!」と耳にタコができるぐらい聞いたセリフです。
ほとんど独裁者的な存在だったとおもいます。
今でも変わらない部分はありますが・・・
その時に残ってくれた社員の皆様には感謝していますし、
私も皆の生活を守るために頑張ろうともおもいました。
モリカグの姿勢は今まで、一貫して「去る者追わず!」という姿勢でした。
どんなに腕のいい職人や永年勤めていた職人でも同じこと・・・
辞めたい人にお願いして残ってもらうのは、お互い不幸になると思うからです。
また自分の思い通りにならないとすぐ「辞めます」という事を言い出す人もいました。
「辞めるといえば引きとめてくれる!」と考えて自分の意見を通そうとする・・・
「辞めないでください、あなたの不満は解消しますから」と言えばその人たちは
まだ会社に残っていた事でしょう・・・
しかし、そんなことを繰り返していたら企業経営なんて出来ませんよね~
そんな事では、このミゾウユウの大不況は乗り切れません。
しかし・・・今回は残留をお願いしたくなるほどのナイスガイでした。
なんも専務は理由を確認したそうです。
その報告によると・・・
「家具作りは楽しくて続けたい仕事です」との事。
じゃあ~人間関係か!?
「人間関係も良好で問題は無かった」との事。
じゃあ~金銭問題か!?
「まだ一回目の給与ももらってないので違います」との事。
等々確認するわけです。
本人の話を直接聞いた何も専務の報告によると退職理由は他にあったようです。
どうやら・・・残業時間や休日出勤がある事が問題なのだという。
まだ3歳の小さな子供がいるナイスガイ!
奥さんも共働きをしているのだという。
子供の面倒を夫婦2人で見なければならない家庭環境で
旦那の方が不規則な残業時間では円満家庭に亀裂が入るという事らしいのです。
しかし・・・製造業には残業は付きもの!
周りの社員が残業しているのに、家庭の事情で一人帰ることは
本人にとってもやりづらいだろうし、周りの人間もやりづらいだろうし・・・
困った問題です。
「製造業に残業は付き物」という発想が時代遅れなのかもしれません。
しかし、繁忙期に合わせて社員を増員した場合
閑散期に入ってしまうと人件費が経営を圧迫してしまう。
これは悩ましい問題だ!
姉崎工場の規模を毎月維持していくには工場規模に見合った仕事をしなければならない・・・
仕事の確保が先か?
社員の増員が先か?
とても悩ましい問題です。
これだけの問題点が日常茶飯事に起きているモリカグの日常は
ひょっとしたらNHKの朝の連続ドラマにしたら結構面白いかもしれない。
タイトルは「ゲゲゲの家具屋」・・・
そんなくだらないこと言ってる場合じゃないか・・・
しかし!後ろ向きでは仕方が無い!
どうせ倒れるなら前に倒れましょう!起き上った時は若干前に進んでいるかもしれない!
イヤイヤ・・・倒れちゃダメか!?
そんな状況とは全く無縁の虎徹さん!
あなたの同期入社が退職されたのですよ・・・
しかし・・・なんだかんだと言っても
虎徹さんを見ていると元気になれそうな気がします
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