特注家具・オーダー家具の株式会社森下 ~ 船堀の家具屋ブログ ~

オーダー家具・特注家具の株式会社森下 〜 社長ブログ 〜

3月2012

船堀のビッグダディ・・・「公園へ散歩して来ました」

何をするにしても三人一緒に行動するにはなかなか難しいもんです。

よく街を歩いていると三つ子達と同じ年くらいの子供を抱っこしながら歩いている人を

良く見かけますが、我が家ではそんな行動範囲は狭いもんです。

 

それでも一日中家の中にいるのはよろしくないと言うことで

妻はバギーに二人乗せて一人はおんぶしてあっちこっちに連れまわしているようで

最近では外で歩かせようと靴を履いて公園デビューを果たしたそうです。

 

そして・・・先週のある休日に私もいよいよ子供を連れて公園デビューを致しました。

普段何気なく見ている公園ですが・・・子供連れで行くとこんなに危険が沢山あるのかッ!!

と改めて気づいてしまいます。

大人では気にならない地面の段差やその辺に散らばっているゴミ・・・

さらに・・・実家のそばにある公園はそれほど広いわけではないのですが

少し離れた所で小学生くらいの少年がドッジボールをしております。

そのボールが飛んで来ないように注意をしながらあたりを警戒しております。

 

 

いよいよ子供たちを解放致します。

長男はまだ歩行が出来ないので妻の背中で日向ぼっこ状態

次女は見るものすべてに興味津々といった感じで鉄砲玉のように飛び出していきます

長女は・・・家の中では剛田たけし状態なのですが外に出るとかなりのビビりぃ~です

 

右側の次女:遠くのボール遊びに興味をそそられている

左側の長女:挙動不審で一歩も動きません

妻の背中の長男:既に寝ています

 

私を見つけると長女は走るようにやってきて・・・

もう一歩も動きません・・・ 

 

 

三者三様ですね・・・これで長男も歩きだしたらさらに危険です。

犬じゃないけどリードが必要になります。

今まで家の中ばかりでしたが、これから暖かくなってきたら外出する機会も増えてきそうですね。

小さい頃は今だけだから・・・たくさん写真を撮っておかなければいけませんね~

 

 

 

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天板に無垢材を貼っております

昨日に引き続き本日も家具屋らしいブログでも書きましょうか?

今回ご紹介するのはまたテーブル天板です。

おいおいッモリカグってテーブル天板しか作ってないの?

って思われるかもしれませんが・・・そんなわけありません。

 

今回はテーブル天板小口仕上についてでございます。

小口って何?と思われる方もいるかとは思います。

私も初めて小口って言われた時チンプンカンプンでしたね~

 

改めてご説明申し上げますと・・・コーナー部分のいわゆる~角であります。

 

無垢材を貼っております。

 

小口に無垢材を貼るというのはこれまた手間のかかる作業であります。

どんなふうに手間がかかるかと言いますと

これまた機械作業ではなく手作業で貼るからです。

そして更に難しいのが・・・誰でも出来る作業では無いという事。

 

天板の厚みに対してやや大きめの無垢材を貼ります

 

手前の無垢材はすでに仕上げた小口部分

右側がこれから仕上げる小口部分です。違いがわかりますか?

すこし、右側部分が出っ張っているのがわかります?

 

まずは目地払いという工具で平らに仕上げます

ここまでは誰でもって訳では無いですが・・・ま~出来ます。

 

問題なのはこのカンナ仕上・・・

 

このカンナ仕上に関しては、職人ならだれでも出来る作業ではありません。

モリカグでも10数名いる職人の中でこの作業が出来るのはたった2名・・・これが現実。

正確に言うと「この作業が出来る」と言うよりは「やらせられる人」と言うべきでしょうか?

この辺は職人技です。

 

 

天板裏から見た仕上りです

 

どうですか?綺麗に留めで納まっております。

後は塗装して完成を待つばかりです。

 

 

コスト重視の昨今では無垢材の仕事は最近本当に減ってきているのが現状ですが

無垢材の仕事も出来る様な職人を今後増やしていかなければ・・・

特注家具屋として差別化は出来ませんね。

 

技術・コスト・納期・・・バランスが大切だと思います。

職人の技術に関しては上を見ればそれはそれは素晴らしい技術の職人は沢山います。

モリカグの技術匠の技と言うには程遠いかもしれませんが・・・

私もそのような職人が育つような環境を作らなければいけないなぁ~と思うのであります。

不効率でも残さなければならない物は残さなければいけませんね・・・

 

職人の世界も高齢化が進んでおります!

その中でもまだモリカグの職人は30代が中心と言う歴史は古いが若い会社です!

まだまだモリカグには成長できるチャンスがあります!

今後のモリカグにこうご期待!!

 

  

 

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丸く加工するのは大変な作業なんです・・・

ここのところすっかり家具ネタがご無沙汰なので・・・

これからは少し家具屋らしく工場での製作風景や現場での取付風景を

紹介していきたいと思います。

家具屋っぽいブログになりますが・・・どうぞお付合いください。

 

 

今日ご紹介するのは、丸いテーブル天板!!

しかも・・・その数80枚ッ!!気が遠くなります・・・

 

まずは四角いテーブルを製作します

通常は四角いテーブルを製作したらこのまま小口を貼って仕上げるのですが

今回は丸いテーブルです、さらに加工を致します。

 

曲面や丸い物を製作する時に活躍するのが・・・NCです!

このNCは優れものですッ!!

職人が綺麗な円に仕上げるにはそれはそれは相当な技術と時間がかかるのです・・・

しかしッ!このNCにプログラムを入力してスタートボタンを押すだけで

機械が勝手に加工を進めてくれます。

 

NCに設置してスタートするだけで円テーブルが出来上がり

80枚をNCで加工するのも時間はそれなりにかかりますが

これを・・・職人がやったらコストも納期も合うはずがありません。

ここはひとつッ!モリカグの強みでしょうかね~

 

丸く加工したら後は小口部分を仕上げるのですが・・・

四角いテーブルなら縁貼り機でドンドン仕上げられるのですが

今回は円テーブルです・・・ここは残念ながら手作業になるのです。

これは避けては通れない製造業の宿命・・・

80枚せっせと手作業で仕上げてから出荷です。

 

曲面の家具や丸いテーブル等は通常よりコストがかかるというのは

このように工程が増えたり、手作業の部分が多くなるからなんです。

その辺をもう少しデザインする人も設計する人も考えてほしいですね・・・

 

お客:「同じテーブルなのになんでこんなに価格が違うのよ!!」

私:「それは丸天板だからですよ」

お客:「ちょっと丸くなっただけじゃない!」

私:「・・・困りましたね~~」

と言うお決まりのやり取りが日常茶飯事です。

我々もなぜコストが上がるのかをちゃんと説明する必要がありますね。

 

 

そして最後に・・・毎回このような曲面や丸天板を製作するとどうしても気になってしまう事ッ!!

それは四角く製作して丸く抜いて出てくる天板の落とし・・・いわゆるゴミです。

 

この抜かれたゴミは天板一枚に対して4枚・・・80枚×4=320個

 

どうにも使用できないゴミが大量に発生する事です。

何かいい使用方法を思いついた方がいればご連絡ください・・・

本当に悩ましい問題です。

 

 

 

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