特注家具・オーダー家具の株式会社森下 ~ 船堀の家具屋ブログ ~

オーダー家具・特注家具の株式会社森下 〜 社長ブログ 〜

アカデミー賞・長編ドキュメンタリー部門

今日はアカデミー賞の発表があったそうで。

注目が『アバター』VS『ハート・ロッカー』の対決!しかも監督同士が元夫婦だとか・・・

結果は元妻の勝利!やはりどこへ行っても女性は強いんですね・・・

 

ま~年に1度か2度しか映画を見ない私にとってはあまり興味がない事ですが。

その中でもちょっと気になる映画が・・・

長編ドキュメンタリー部門にノミネートされた『ザ・コーヴ』という映画です。

わたしはその映画を見た事がないので内容はよく知りませんが・・・

和歌山県太地町イルカの追い込み漁に潜入撮影したドキュメンタリーだという。

メスのイルカが世界中の水族館に高値で販売されている事や食用として殺害されている

という事を世界の人に見せたいのだそうだ!

その監督はイルカ漁をやめさせてイルカが解放される事を望むらしい・・・

しかも笑ってしまうのは、潜入撮影した人リック・オリバーという人間

その昔イルカショーを世界に広めた調教師だという・・・

イルカをビックビジネスにしてしまった事に対して自戒の意味で保護活動をしているらしい・・・

 

・・・はぁ~!?

今まで自分はイルカを食いものにして散々金稼いだのに他の人がやり始めたら

保護活動家に転向するその図々しさ!!

いやっ!図々しいというよりたくましい!

もっといえば商売上手だ!

見習いたいものです・・・(これはイヤミです)

 

私、この手のニュースをいつも見るたびにイライラする!

和歌山県は昔からイルカ漁・クジラ漁は伝統的に行われてきている

その土地の人にとっては生活文化でもあり食文化である。

 

その日本古来の文化を否定する意味がわからない!

ステーキをたらふく食べるアメリカ人オージービーフで有名なオーストラリア人

牛や豚は平気で殺すのに、イルカやクジラはダメらしい・・・

その理由が実にくだらない!

オーストラリア人やアメリカ人にとってイルカクジラ頭が良いから特別だそうです。

他にも理由があるなら知りたい!

 

牛や豚は平気で殺すオーストラリア人はクジラ保護の為

に日本の船に侵入したり、薬品を投げつけたり、船をぶつけてくる!

クジラの為に人に危害を加える事を平気でする人が多いらしい・・・

 

クジラやイルカと牛は何が違うのか?

私は日本人なのでオーストラリアやアメリカの人の考えはわからない・・・

何考えているんだろう?

 

アメリカでいえばその昔、日本に開国を迫ってきた理由は捕鯨する為にはるかアメリカから

やってきた捕鯨船燃料や食料や水の補給をさせる為にペリーはやってきたんだ!

それなのに今さらクジラやイルカは保護しなければとは・・・

クジラやイルカは保護するくせに、

中東やイラクにはミサイルを放ち人間を殺しても何とも思わないらしい。

 

 

攘夷ぜよ!このままでは日本の文化は踏みにじられる!

クジラやイルカのおかげで日本人が今オーストラリアのエコテロリストに狙われている!

国としての対応はどうなっているのか!

鳩よ親から餌ばかりもらっていないでなんとかしなさい!

日本の文化を消してはならない!

 

シーシェパードはエコテロリストと呼ばれているらしい・・・オブ・ジョイトイみたい

 

 

私、このような個人的な意見や思想的な事はブログには書かないようにしようと

決めていたのですが・・・

クジラやイルカの問題文化の問題だと考えています!

島国日本の食文化生活文化そして伝統!!

決して日本の文化を海外の意味不明な理由で消してはならない!!

 

 

自分勝手な一方的な論理を他国に強要するのは争いの原因になるからやめてください!

お互い尊重しましょう!

私はオージービーフもアメリカ牛も否定しません!

だから、クジラやイルカも否定しないでください!

 

 

アカデミー賞で思い出す。

私が妻と初めてデートで見に行った映画・・・

半落ち

渋すぎる・・・

今でも妻は不服のようです。寺尾聡の名演技は妻の心に届かなかったようです。

特注家具の打合せに行ってきました

本日は日曜日です。

いつもなら9:00から『ドラゴンボール』を見て自分の少年時代を思い出し

9:30からは『ワンピース』を見て自分の青春時代を思い出すことが日課の私ですが

このホームページがきっかけでご連絡を頂きましたお客様と特注家具の打合せに行ってきました。

  

ホームページを公開してまだ3カ月足らずなのに我々の会社を探し当ててくださり

わざわざ電話でご連絡いただき、おとといからテンションは上りっぱなしでした。

どれだけ今日という日を待ちわびていた事か・・・

私の毎週日曜日の日課など忘れてしまうぐらいの勢いで打合せ場所に行って来ました。

 

待ち合わせ時間は『9:30~10:00の間に来てください』とお約束しましたが

ハイテンションの私は9:00にはもう到着し9:30までのあいだ

車の中でチラッと『ドラゴンボール』を見ながら・・・30分間をかみしめて待機していました。

 

 いよいよフリーザとの対決で悟空伝説の超サイヤ人になりました!

『オラの理性が残っているうちにさっさと逃げろ!!』名シーンです!

・・・日曜日の日課を忘れたんじゃないのか!と言われそうですが車の中で思い出したので

チラッとだけ見ていたのです・・・(別にいいじゃない!)

 

そんな話はどうでもよく本日の本題!

千葉県の某市にあります新築マンションが本日の舞台。

(ナメック星ではありません)

外観がとてもオシャレな感じの造りで、エントランスも雰囲気が良かったです。

 

お客様は来週には引っ越しされてお住まいになる予定との事です。

今回はキッチンカウンターの上部に取付ける吊戸棚を検討されていらっしゃいました。

ソファー・テーブル・TVボードウォールナット無垢材を使用した家具で

ご自身で九州の家具屋オーダーだれたそうで、それはそれは素敵な家具でした

家具屋である私よその家具屋が製作した家具を褒めるのはちょっと微妙ですが・・・

なんとも目を引く品物でして、素直にすごいなぁと思える品物でした。

これはお客様の許可が頂けたらブログで紹介させていただきます。

見えない所へのこだわりを垣間見えてました!

 

そんな家具に若干のプレッシャーを感じながら負けず嫌いの性格が見え隠れ!

部屋の雰囲気を壊さないようなイメージにしなければと考えながら打合せは進み・・・

 

今回のお客様のご要望は・・・

①ナチュラルな感じの吊戸棚(建具に色合わせする)

②開き扉ではなく引戸タイプにすること

③ガラスの引戸にして圧迫感を出さないようにすること

 

そのほかにもいくつか確認させていただきました。

しかし本日改めて実感します。

お客様との打合せする時間』はこの仕事をしていて楽しい瞬間のひとつであります。

もうひとつ楽しい瞬間とは・・・やはり家具が実際に着いた瞬間を見る事でしょ!!

 

帰り際、『なにが森下を知るきっかけになったんですか?』と聞いてみたら

なっなんと!!このブログを見ていて下さったそうで、それがきっかけだったと!!

帰りの車の中では来る時以上にハイテンションで帰宅。

この長々としたブログを見てくれている人がいたなんて・・・感激です!

 

これからの励みになる一日でした。

ジャパンブランド『tobi』合同会議

昨日はジャパンブランドの『tobi』の合同会議でした。  

合同会議はいつも東京商工会議所で行われます。  

  

この皇居を見るといつも思い出す・・・  

高校時代に真冬体育の授業で皇居一周マラソン地獄!  

私の母校は皇居より徒歩10分程度のところにある雑居ビルのような学校でした。  

無駄な話はここまでにして・・・  

  

  

  

ここが東京のど真ん中!目の前には皇居があります  

  

そしてここが本日の舞台!東京商工会議所  

  

定刻になり、いよいよ会議スタート!  

本日の議題は来年度事業継続に向けた国に対する事業継続の話合いです。  

  

  

開会のあいさつをして  

  

商工会議所の偉い方が本日は出席  

  

今年度はtobiというブランドの立ち上げが主な事業でしたが  

来年度はそのブランドのPR新たなアイテム製作が主な事業になりそうです。  

そして、今年度の事業の振り返りをしながら事業報告書を確認しました。  

『tobi』を発表してからまだ3ケ月足らずで各方面からの問い合わせがあり  

ブランド立上早々にしては珍しい事らしいです。  

もうすでに、『家庭画報』や『エル・デコ』という著名な雑誌に掲載され  

その知名度は徐々に上がって来ています。  

  

そして東京商工会議所にもtobiの作品を展示しようということになり 

その会場というよりロビーですけどどんな所なのかを確認中  

  

このスペースにおける家具をみんなで見ながら  

  

私が写真を撮っていたらクルクル目の前で回り出すN社のZ間さん  

  

Z間さん邪魔です・・・ 

   

来年度はいよいよいろんな場所での展示が計画されています  

家具はカタログや雑誌で見るのもいいですが、やはり実際に見ると全然イメージが変わります。  

製作している側から見てもそう感じるもんです。  

来年度は本当にいろんな方にこのtobiを見てもらいたいと思います。  

海外出展も計画にありますので楽しみであります。  

  

  

そして休憩タイム!  

  

左側の方が副理事長・右側の方がT総帥  

  

左側の方がtobiのデザイナー岩倉榮利さん・右側の方が間中木工所の専務  

  

昨日はT総帥に体調が万全ではなかったので反省会は中止という事になりました。  

残念です・・・  

   

来週も皆様と顔合わせいたしますので反省会はその時にということで・・・  

来週はtobiの椅子を製作されましたミネルバの工場見学に行ってきます。  

なんでも今普通じゃ見れないものが工場にあるらしく  

ミネルバの社長の御好意で見学させていただくことになりました。  

我々はなんも専務を連れて伺わせていただきます。  

来週は楽しみだなぁ~。  

そろそろ作業着も辞めようかな・・・

私、大学卒業後はしばらくサラリーマンをしていましてずーっとスーツを着ていました。

そして、この仕事を始めてからは作業着のみを着ています。

 

この作業服というのは実に便利でして

ポッケがたくさん付いているんです。ペン・携帯・財布・鍵等々すべて収納できるのです!

しかも多少汚れても気にしなくてOKというすぐれもの!

 

たまにはスーツを着る事もありますが、サラリーマンの時よりお腹がだいぶ出てきたので

今までのスーツが着れず、新しいスーツの購入許可が妻から降りないのです。

私:『新しいスーツ買ってよ!』

妻:『たくさん持っているでしょ!痩せれば着れるんだから買いません!』

という会話を結婚してからず~っとしています!!

 

そのくせ自分の化粧品やら服はバンバン買うくせに・・・

おぉ~!!会社のブログなのについ個人的な愚痴をこぼしてしまいました。

 

工場や現場に行く時は当然作業着なのですが、

打合せに行く時はやはり作業着じゃない方がいいかなぁと思い始めた今日この頃・・・

作業着はなんとなく汚いイメージが付いてしまいがちです。

実際に作業していれば当然汚れてくるものですから・・・

お客さんに会いに行くのにそんな格好では失礼かと考える。

 

私も家の手直しをハウスメーカーに依頼した時

はっきり言って汚く見える職人には警戒してしまう。

腕の良い悪いは別問題!

見た目の印象が大事ですね。

人間見た目じゃない!』と言い訳していた私・・・

これからは心入れ替えて小綺麗な格好を目指そう!

人間見た目も大切です』・・・家具の見た目も重要です!

(中身が伴っていなければ意味ないが)

 

『おいおいこんな汚い奴と打合せして大丈夫かよ~』と思われたらそれだけで損しますからね。

私は汚いですが、家具は綺麗なんです』と言ったって信じてもらえるわけがない・・・

私も汚いといわれないようにオシャレさんになります。

スーツだとちょっと堅苦しいので、すこし変化をつけてみようと思います。

 

いよいよ国際派家具屋としての自覚が出てきたのでしょうか?

そして本日は『tobi』の合同会議!!

気合い入れて頑張ってきます!

『なんということでしょ~』

毎週日曜日は『大改造!劇的ビフォーアフター』という番組を暇つぶし程度に見ている。

一番気に入っているのは『なんということでしょ~』というあのナレーションがたまらない!

完成後の我が家を初めてみる時の依頼人の表情・・・

涙を流して喜んでいる姿はとても印象深い。

 

あの番組に出てくる住宅の機能や家具は

本当にそこに住む人の事を考えて造られたものだからだと思う。

そしてお客さんも自分達家族の為だけに造られた空間を見て

そこで生活する自分たちの姿を想像できるからあそこまで感動するのだと思う。

 

そこに住まない私にとってはその空間だけ見せられても

『ふ~ん、すごいね』で終わってしまう。

それでは渡辺篤史には悪いが『建もの探訪』になってしまう・・・

驚きはあるが感動はあまり感じられない(個人的意見です) 

 

番組に出てくる匠には賛否色々あるみたいだけど・・・

中には『なにそれ?』というものも確かにある!

それはさておき。

そこに住む人が感動し喜んでいればオ~ルOK!だと個人的に思う。

良いか悪いかは他人が決める事ではなく使用する人が決める事だから!

 

 

家族には色々な物語歴史がある。

だから家具のカタチやデザインにはその物語や歴史が表れてくる。 

私のように『なにそれ?』と思ってしまうのはその物語や歴史を理解していないから だろう。

 

私は、生活空間とはそこで生活する人の性格や感情にとても影響を与えると考えます。

不自由を感じながらの生活ではどうしてもそこで生活する人の表情が暗くなりやすくなり、 

快適な空間で生活している人は、表情が明るく なっていると思う。

実際番組をみてもそう感じる・・・(番組製作側の思うツボかもしれないが)

 

前回も軽く書いたが業者同士で特注家具の打合せをする場合は

図面や寸法をもとにして、これから製作する家具そのものをイメージしながら話を進める。

しかし、実際に使用する人はこれから製作する家具というよりも

その家具を利用している生活風景をイメージしながら話を進めていく。

 

そして、業者同士の話し合いだけだと『どのようにしてその家具を使用するか

という物語歴史が製作するに職人には伝わりづらい。

職人は図面をみて図面通りの家具を造ればいいんだよ』という人もいるかもしれません

確かにその通りです。

ただ、職人も色々経験しているので、『どのように使用するのか』という事を

知っているのか知らないのかでは微妙に違ってきます。

どこが違うかって?

それは本当に細かい所です。

『ここが角ばっていたら子供がぶつかった時に怪我をするから丸めよう』とか

『ここは手をつく場所だから・・・』とかいろいろあります。

しかし本当に細かい所なんです。

 

 

そこに住む『家族構成』や『どのような環境で使用するのか』という

物語歴史知らないより知っている方がいいんです。

知って製作する家具知らないで製作する家具より使いやすいからです。

細かい所の違いですが、細かいところが積み重なるといづれ大きな差になります。

 

そういう細かいところの気づかいは使用している人には

伝わっていると思います。

たぶん伝わっていると思います。

伝わらないなら伝えますが・・・

 

そうすると私の心の中では『なんということでしょう~』というナレーションが聞こえてくる