特注家具・オーダー家具の株式会社森下 ~ 船堀の家具屋ブログ ~

オーダー家具・特注家具の株式会社森下 〜 社長ブログ 〜

地震対策してますか?

またしても・・・震度6弱

朝のニュースをみて驚きましたッ!

震度6弱ッ!って思いだしてしまいます18年前の大震災を・・・

そして東日本大震災をッ!

 

お客様と家具の打合せをしていても皆さん最優先されるのが安心・安全

万が一の時に身の安全を守れる環境をつくること!

安心な環境をつくる為にどのような事をしているのかを知った上で

家具を設置すると安心感も出てくると言うものです。

 

 

インテリぶったデザイナー風情ぐらいです・・・無責任な設計をして

地震が来たらこの家具どうすんのよ!?っていうような家具を考えるのは・・・

確かに・・・見栄えは良いかもしれないが

壊れるとわかっていて製作させられる家具屋も大変です・・・

 

・・・この話はまた怒られそうなので別の機会に致します。

 

 

 

最近は技術の進歩も素晴らしいです

耐震グッズもたくさん世の中に出てきております。

これからどのような商品があったり、どのような使用方法が良いのか

皆さんにも紹介して行けたらいいなぁ~と思います。

 

やり方さえ間違わなければ地震から身を守ることは出来ると思います!

やれることは事前に対処しましょう!

 

 

 

 

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消費者庁からの情報提供がありました。(随分前に・・・)

今朝、ニュースを見ていたらなんとも悲しい記事が出ていた。

3年前、札幌市内の書店で書棚が崩れ下敷きになった少女が亡くなってしまったという記事です。

娘を持つ父親としてはなんとも悲しい事故です。

 

事故発生直後、消費者庁はどういう状態だと倒れやすいか公開実験をしていたらしい・・・

当時は具体的な指標が無かったので明治大学に委託して調査していたらしい・・・

そして、二年前の2010年12月28日(三つ子の誕生日)に情報が発表されました。

 

 

 

なにやら・・・難しい数式が出て来ています。

木製家具よりスチール家具の方が望ましい!なんてトンチンカンな事も書いてあります。

奥行き寸法を取った方が安定するとか・・・そんな事はわかっています!

しかし、実際本棚の奥行きは30センチ程度です・・・現実と合っていない。

 

書店等では両面使いにして奥行きをしっかり取り安定させる事も可能でしょうが

住宅ではそうはいかない!

 

ここで参考になるものと言えば・・・

①「収納する物に対して充分な強度を有する棚を選ぶ

②「重いものは下に収納する

③「床・柱・壁等に固定する

と言う事です。

 

上記の三点はモリカグでも常に意識している事です。

①②は打合せの段階でお客様と打合せして対応出来る問題です。

家具のデザインする時もアルバムや辞書等の重量物は下に収納するように

常に意識してお客様にも御提案しています。

 

問題は③の固定方法です。

固定方法は本当に慎重に行わなければならない!

我々も家具を取付けるときは細心の注意で行っている。

 

しかし・・・内容を見てみると

転倒防止器具の説明書を読んで設置する事

天井の強度を十分確認したうえで設置する事

肝心なところが・・・曖昧だ。

 

壁や天井に強度があったとしても家具自体に強度が無い場合もある!

 

 

家具屋によって考え方は様々なので一概にこれが正しい!!と言うことも無いし

何をすれば万全と言うことは無いけれども・・・

ベストではないかもしれないがベターの方法で対応していきたいと思います。

地震対策安全対策にはこれからもアンテナを張り情報収集しなければなりませんね~

 

 

 

 

 

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オーダー家具の取付風景 番外編「耐震施工しています」

今回の施工報告は地震対策の様子であります。

 

耐震施工の基本は家具の固定です。

モリカグでは壁にしっかり固定する為に下地が入っていない壁面に

家具を固定する為の下地を入れてから固定します。

 

このように下地を先に固定します

 

我々が注文を頂いてオーダー家具を製作する場合は

固定方法を考えながら製作をするので製作する時には家具自体にも

固定用の下地を入れるのです。

 

しかし、既製品家具の場合そのほとんどが家具の背面には下地が入っていません

気になった方は家にある既製品家具の裏側を見てください

残念ながら、そのほとんどがベニヤ一枚で下地らしいものは入っていません。

それもそのはずです・・・既製品家具は固定する事を前提としていませんから。

 

そして今回施工した家具は背板が無い家具もありました

いわゆる・・・オープン棚です。

そんな場合はどうするか!答えは簡単ッ!背板を作ればいいんです。

 

新設した背板をつけた元オープン棚

 

もともと無印良品で購入されたオープン棚のシェルフを壁面に固定する為に

背板をつけたのです。

裏面に見えるのが家具の固定用の下地です。

棚板に合わせて設置しました。

 

そして壁面に固定します

 

両サイドにある家具も既製品の家具です。

こちらは背板がついていましたが、やはり家具に固定用の下地がついていないので

裏面に我々が取付けて壁面に固定いたしました。

 

こちらの家具も背板がないオープン棚です。

 

こちらの家具も

このように背板を付けて壁面に固定します

 

 

ホームセンターで販売されているような突っ張り棒は付けないよりはマシですが

私からみると非常に不十分な対策に感じてしまいます。

実際、こちらのお客様のご自宅に家具は突っ張り棒していたにも関わらず

去年の大地震の際には転倒してしまったそうです。

しっかり壁に固定して、万が一の時に備える事は非常に大切です。

 

皆さんのご自宅にある家具・・・一度確認してみた方がよろしいのでは?

最近また地震が増えてきております。

あの大地震の教訓を忘れずに、安全第一で行きたいものです。 

 

 

 

ちなみに・・・

モリカグでは地震が発生する前から意識的に耐震施工を実施して来ました。

そのせいか・・・去年の3.11の大地震で家具が壊れたとか崩れたという報告はゼロ件です!

常に安全第一でいきたいものです。

 

 

 

 

 

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オーダー家具の打合せ・・・神奈川県横浜市 (2011.4)

今回は防音室に設置するオーダー家具の打合せの様子です。

 

元々が普通の部屋であったのを、防音工事を後施工した空間になります。

後工事なので基本的に他の部屋よりスペースが限られた状況で

既製品家具を組み合わせて設置しようとしても限界があります。

また、置き家具だと連結方法が不十分だと地震の時に崩れる危険性もあります。

地震対策も万全に対応する為に今回はオーダー家具にしようとされたそうです。

  

空間の有効活用地震対策の二本柱で打合せは進めていきました。

 

製作するのは窓下に設置するカウンター式収納棚と

本棚と衣類を収納する壁面収納棚の二種類です。

今回は完成品を先に見て頂きます。

 

 

本+衣類収納棚

壁の梁にも合わせています

衣類を収納する為に内部は仕切りを入れてあります

 

今まで既製品のタンスを置いていたのですが、昨年の地震で転倒ッ!破損ッ!

と言うことで今回は耐震施工も重要な課題です。

衣類収納部は引出にして内部に仕切り板を入れて効率よく収納出来るように

衣類は折りたたんで立てて入れられます。

開き戸部には書類や書籍関係を収納するスペースとなっています。

また、本を少しでも多く収納する工夫もしております。

 

 

 

そして次は・・・

 

窓下カウンター収納

もちろんこちらも梁の処理は万全です

 

こちらのオーダー家具も大変なこだわりです。

圧迫感も出さず、梁に合わせて家具を設置して最大限の収納を確保しました。

また、右側のトールタイプの収納は元々オープン棚では無く全て扉がつく予定だった

のですが、すぐ目の前にあるピアノに干渉しないように打合せの中で変更していきました。

 

耐震ラッチも付けているので地震の時、収納内部の物が

飛び出して来ないようになっています。

もちろん固定は下地をしっかり固定してから家具取付をしております。

もう崩れる心配はありません

耐震の面でも考慮して取付いたしました。

 

 

 

 

 

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オーダー家具の取付風景 神奈川県横浜市(2011.7)

昨日の打合せの様子を紹介しましたが今回は取付の様子をご紹介いたします。

 

写真で振り返る取付の風景です

 

家具を取付ける前の壁面

 

両サイドに梁があり、正面の壁が10センチ程出っ張っているのが確認できますでしょうか?

その部分にも収納を作る事によって最大限の収納量が確保できるのです。

 

耐震用の下地パネルを固定していきます

固定された様子

 

耐震施工の大きなポイントはしっかり固定すると言うことです。

しかしながら、通常の壁面は柱が何本か経っているだけで後は石膏ボードだけ

という家具の耐震性からみると非常にもろい壁なのです。

そこで我々では下地パネルを壁の柱に固定して家具を下地パネルに固定する

という二段階固定を行います。

画像の青いテープが確認できますでしょうか?その印が柱の位置です。

 

下地パネルを取付けたら家具を組立てていきます

徐々に形になっていきます

電気工事も入ります

 

今回はLED照明を設置するというご要望でした。

LED照明は配線を結線する必要があります、その為電気工事の資格を持った職人でなければ

施工できない事になっております。青い服を着た人が電気工事職人です。

 

配線が完了したら再度組立てます

下から順番に組立てて

最後の箱の取付完了です。

 

最終形態がこちらッ!

 

 

搬入から開始して取付完了までに約二日間です。

今回は家具のボリュームが多かった事と電気工事が絡んだため

取付に時間がかかってしまいました。

お客様にも大変喜んでいただけて我々もテンションが上がる逸品です。

 

 

 

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