特注家具・オーダー家具の株式会社森下 ~ 船堀の家具屋ブログ ~

オーダー家具・特注家具の株式会社森下 〜 社長ブログ 〜

オーダー家具の話

オーダー家具の打合せ 東京都 新宿区 2012.4

今回はオーダー家具の打合せの内容についてのお話し。

 

モリカグでは大きな家具から家庭用の小さな収納まで幅広く御注文頂いております。

今回お客様が検討されているのはキッチンに置き家具(可動式)を二台です。

 

一台はキッチンカウンターTOPに設置する扉式の収納棚。

もう一台は床に設置する可動式の収納棚。

どちらもサイズ的には小ぶりなのですが・・・キッチンとはお客様のこだわりが詰まるところです!!

今まで数々の既製品をカタログやネットで探したそうなのですが

どうも・・・かゆい所に手が届かないッ!!商品ばかりッ!

キッチンに使用するから丈夫で汚れが付きにくい物!!使い勝手が良い物が良い!

と言う事でモリカグに白羽の矢がたったのであります!

 

 

 

お客様が気にされている点は2点!!

 

まずは、家具のデザインの問題!!

キッチンの使い方によってお客様が欲しい収納も十人十色ともいうべきでしょうか?

毎日使用されるキッチンの収納棚なので、どこに何が収納されていると便利ッ!!

と言う事が打合せの時にお客様自身で明確になっております。

「ここには調理器具の長い物」・「ここには短くて小さい物を入れます」等など

具体的に収納したいものが明確なのでとてもスムーズに打合せさせて頂きました。

あとは、私が限られたスペースの中で割り振りしてデザインの原案を考えます。

 

次に、素材の問題。

お客様のご希望は「汚れの付きにくい素材」とのことでしたが・・・

フライパンでは無いので付きにくい素材と言う物はあまり見かけません。

と言う事で、今回私がお勧めしたのは「汚れが付いても落としやすい素材」

そして、キッチンの作業台に置くものなので「ぶつけてもキズが付きにくい素材」

という形で少しご要望とはずれてしまいましたが・・・近い内容での御提案をさせていただきました。

 

 

 

このような流れで進めさせて頂きました打合せ。

今回はお客様が事前に様々な家具を調べていらっしゃいましたので

家具のデザインイメージもすぐに決まり、合計2回の打合せと電話でのやり取りで

製作開始であります。

 

 

そして完成した製品が・・・こちらッ!

 

カウンター上に設置した収納棚

可動式にした床上収納棚

 

 

家具のデザイン・・・というほどのものではないかもしれませんが

扉の高さ・棚板の位置・引出の内寸法等々全て考え出された逸品です!

どれも既製品では存在しない寸法と仕様です。

オーダー家具の真髄ここに見つけたりッ!!という気分にさせていただいたお仕事でした。

 

 

キッチンの家具を納めさせて頂きまして数日後・・・「リビングも同じような感じで」と言う事で

追加発注も頂いてしまいました。

その様子はまた明日紹介します。

 

 

 

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モリカグ製品発見!!

駿河湾沼津SAをウロウロしていたら突然ッ!

なんも専務が一言「そこの店のその什器ウチのだよ!」

 

なに~~~ッ!っていう反応です!私だけが知らなかった事実!?

まぁ~数多くの物件に関わらせていただいておりますが

店舗什器は主に雷ボーイY君の担当なので私だけが知らなかった・・・

 

 

ウロウロするなんも専務

 

フランスに引き続き、思いもよらぬところでモリカグ製品と出会いました!

大勢の人に使用されているモリカグ製品を見るとなんだかシミジミしてきます。

 

 

なんてことの無い作業が回りまわりまわりまわって~今僕の目の前の人の笑い顔をつくっている」 

という歌詞の歌があります。私の大好きな歌です。

店舗什器は納期が本当に厳しい中で製作します。

日々の連続する単純作業の中で忘れがちになります!仕事に対する想い!!

自分たちが製作した家具が使用されている姿をもっとモリカグ社員にも見せてあげたいですね。

単純な作業の連続でも自分のやった仕事がどのような効果がもたらされているか!!

 

 

 

使用する人の顔を思い浮かべながら家具を製作することは

非常に大切だと私は考えています!

 

店舗什器の場合は不特定多数の人が使用する家具で~

しかも・・・納期に追われてひたすら製作する家具の場合では

日々の作業の中で仕事に対するプライド的な物?が埋没しかねません・・・

 

そうならない為にもッ!こうしてモリカグ製品が使用されている風景

自分たちの目で確認することは非常に大切だと私は思う訳です。

モチベーションが上がって来るはずです。

モチベーションが上がって来なければこの仕事向いていないと思います。

 

 

今・・・自分でいい事言ったな~ってさりげなく思っています。

普段はコストッ!コストッ!とお金の話ばかりが出てくるビジネス社会!!

確かにッ!お金の話は大切な話です・・・がッ!

仕事に対する想いというのもまた同じくらい大切!

滅多にこんな事言わない私ですが・・・心の奥ではそう思ってこの仕事しています。

ワイルドだろ~~ッ!

 

 

 

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ちょっとやりすぎじゃない?オプション家具!!

ホームページからお問合せ頂くお客様の住宅は7割がなんとっ!

マンションにお住まいの方なんです。

 

マンションにお住まいのお客様が最初にオーダー家具を検討されるのが

マンションのオプション家具だそうです・・・

そ~言えばッ!何回か見積を見せて頂きましたが・・・すごい金額になってます。

こんな小さな箱が・・・エッ!!10万円もするの??

と驚くようなとてつもなく価格だけはハイグレードな家具になっております

 

ある業者さんに聞きました・・・工場の出荷価格が約20万だったそうです

最終的にエンドユーザーが購入した価格は約60万ッ!

中間マージンにしたって・・・40万はやり過ぎでしょうッ!!!

恐ろしい世界です。

 

 

最近のオプション家具は何ともやり方がセコイッ!というか・・・

マンションで使用している建具や家具の化粧板をオリジナル商品にして

そのマンション関連の企業でないと取り扱えが出来ない仕組みになっている訳です。

いわゆる・・・トメ柄と言う奴です。

 

マンション標準装備の家具や建具と化粧板を合わせたいのなら・・・

オプション家具で製作しなければ出来ないッ!!という事になります。

統一感を出したいと思ったら超高額家具を購入しなければならないと言う

なんとも商売上手なやり方です。

 

しかし・・・別に全く同じ化粧板にしなくたって統一感は出せるはずッ!!

やり方は色々あると思いますよ~~

私が知人や親戚に家具の事を相談されたら・・・どうしよう??

とりあえず「オプション家具はやめた方がいいよ!」ってアドバイスすると思います。

皆さんも注意してみてください

 

 

 

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化粧板の新しいカタログが届きました!

昨日に引き続きまたカタログのお話。今回は家具の化粧板カタログが新しくなりました!

 

 

化粧板のメーカーも数社ありますが、圧倒的に多いのがこのアイカ工業の化粧板です。

家具屋はアイカ工業の化粧板を使用することが多いのですが

なぜだかわかりませんが・・・建具屋はアルプスというメーカーの化粧板を

使用することが多いみたいです。

 

 

こちらが新カタログです!!

 

化粧板もドンドン進化しております。

最近一番人気は指紋が付いても目立たない「セルサス」という種類の化粧板です。

指紋が目立たない化粧板・・・かゆいところに手が届く商品ですね。

 

 

 

今回、アイカのカタログをみたら今までのカタログとちょっと雰囲気が違ったので紹介します。

これまでも単色や木目柄・石目柄以外にも抽象柄みたいな化粧板はあったのですが

今回のカタログは今まで以上にすごい柄が混ざっています・・・

 

 

今までに無い柄も登場してきております・・・

 

和風な柄も出てきております・・・

 

正直・・・私もお客様と打合せして化粧板をご提案することもありますが

これらの化粧板を一体どういうタイミングで??どういう場所で??進めたらいいのでしょうか??

と悩んでしまう柄があります。

おそらく・・・店舗什器やオフィス家具などに使用するのでしょうか?

そんな風に使い道を悩みながらカタログを見ていたら・・・こんなページがありました。

 

 

コーディネートに関するページです

 

 

今までのカタログはサンプルの切れ端がのっかているだけのシンプルなものでしたが

最近のカタログはサンプルの横に「この化粧板の使い道」的な短い説明文が盛り込まれております。

 

「匠の技・・・職人の手仕事の風合いを表現」

「日本の木・・・おちつきのある和風木目」

「小紋・・・麻葉模様をアクセントに」

「ハンドメイド感のある二種のストライプ柄」

 

等など・・・その他にも「ラグジュアリー」「リラックス」などの使い道の提案をしております。

建材屋もそこまで考えるようになったんですね~

ただカタログを作っただけでは売れない時代です。

色々考えて作ってんだなぁ~と思いました。

 

 

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金物のカタログが届きました。

家具製作の中で欠かせないものが家具金物ッ!

代表的なものはスライド丁番や取手(ハンドル・ツマミ)などなど・・・

数え上げたらきりがありません。

 

金物メーカーも同じです。

代表的な金物メーカーもいくつかありますが今回紹介するのは

数ある金物メーカーの中でも特に代表的なメーカーでありますスガツネの

カタログが新しく改定されました。                                                                                                                                                                                                                                                               

 

最新の金物カタログ

 

 

スガツネは家具金物メーカーでも特に使用頻度が高い金物です。

大体の金物はこのスガツネで揃います。

ただ・・・意匠的な問題や構造上の問題でお客様のイメージに合わない事もあります。

そんな時は他の金物メーカーで選んだりするのです。

 

そして、特注家具の場合は既製品の金物では施工できない場合などは

特注で金物まで製作する事もあります。

しかし・・・特注金物はやはりコストが高い事が悩みの種!

 

 

家具金物はドンドン進化してきております。

今まで無かったものが突然発売されたり・・・

私の知らない金物はまだまだ沢山存在しております。

金物のカタログは常に目を通しておかなければならないですね。

 

 

 

 

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