特注家具・オーダー家具の株式会社森下 ~ 船堀の家具屋ブログ ~

オーダー家具・特注家具の株式会社森下 〜 社長ブログ 〜

めんどくさい話

『クリスタルジャパン』の紳士的なギブアップ!?

バンクーバーオリンピックが今面白い!

今日から女子フィギュアスケートもいよいよ始まる!

なかでも私が一番見ているのはカーリングだ。

『チーム青森』もいつのまにか『クリスタルジャパン』などと名前もつけられ

盛り上がってきている。

 

しかし、今日の試合をみてちょっとビックリしてしまった・・・

逆転不可能だからギブアップ』ってなんだ?

『氷上のチェス』なんて言われ方もするが将棋やチェスは何手先も読んで

『あぁ~負けた~』と思えば投了(ギブアップ)するのだろうけど。

カーリングとはスポーツなんだからネバーギブアップだろう!

と個人的に思ってしまった!

スポーツには『最後まで何が起こるか分からない』という部分がある。

最後まであきらめないところに感動があるのかなと思っています。

しかもカーリングみたいなスポーツはメンタルな部分が大きいと思うのに・・・残念だ!

 

わたしはポッチャリしているがこう見えてテニスをしている。

テニスは体力勝負みたいなスポーツだが、結構メンタルな部分が大きい!

あと一点取られたら負け』というゲームから逆転勝ちするケースもある!

最後まで諦めてはダメだ!

 

TVとかでは『相手の技術に敬意を表するギブアップ』などと意味不明なこと言っていたが

なんとも納得しない発言だ!

ゲームに参加している『チーム青森』の人達が一番悔しいのだろうが

途中でギブアップとは本当に残念な気持ちでいっぱいです。

残りの試合はギブアップしないで欲しいなぁと

カーリング素人のぼやきでした。 

 

今日も家具とは関係ない話で恐縮です。

品質VS価格

今日は日曜日で考える時間があったのでかなり長文になっています。

 

昨今の低価格競争の記事を読んでいたら面白い結果があった。

『あなたは外食産業の低価格競争を支持しますか?しませんか?』

支持する :24%

支持しない :43%

どちらでもない:32%

 えっ!?支持しないの方が多いの?

これでは牛丼低価格競争に大敗した吉野家が浮かばれない!!

 

どうしてなの?とよくよく内容を読んでみると、

『食の安全』・『衛生面』・『従業員の労働条件悪化』の三つが最も多い意見で、

中には『デフレ経済を助長する』などと高尚なご意見もあるようです。

低価格にした代償としてそれらが無視されるのは困るというのはごもっともな意見だ。

しかし安全や品質を意識している人が多くても、低価格には負けてしまうのだ

 

 

家具屋 なので 家具 の話にします・・・

 

先日ある家具展示会での出来事です。

ある展示ブースでテーブルが一台100万円という値段が付いていました。

別なブースでは似たようなデザインテーブル30万という値段が付いていました。

使用している材料は全く違うがデザインはそっくりというよりもほぼ同じ!!

はたしてお客さんはどちらを選ぶのだろうか?

牛丼理論』で考えると類似品であるならば低価格の商品が選ばれる。

要は100万のテーブル=吉野家30万のテーブル=すき屋なのだ!

 

しかし価格には根拠がある、なぜその金額なのか!

どの企業も十分計算して出しているはずだから根拠があるはず!

なぜ似たようなテーブルなのに価格差が70万も出てくるのか・・・?

 

私は聞いてみた!

なぜこのテーブルはこんなに安くできるのですか?

そして帰ってきた答えがこれだ!!

その金額が市場価格だからです

あぁ~市場価格ですか・・・

まさかの回答に正直ひっくりかえりそうになりました。

製品の価格の根拠が市場価格だと言われたのだ!

(本当はそれだけでは無いはずだとは思うが・・・)

 

企業努力という名目で低価格にするというのはその企業の特徴でもある・・・

私たちも予算重視と言われれば品質を落とさないように気を使いながら提案もする。

しかし!単純に予算に金額を合わせるということは、

原材料・会社経費・人件費等のコストカットしかない!

高い材料→安い材料

人件費が高い地域(職人)→安い地域(職人)

へと変えなければならない。

その判断基準は『安いから』という一点にだけになる。

価格』のみが判断基準になっている・・・

 

このような状況の中で我々のような企業間の競争とは

企業努力による『製品の価格競争』というよりは

予算に対応できるかどうかの『会社の耐久レース』になっている。

みんなどこまで頑張れるか・・・会社が存続するギリギリのラインを狙っている!

失敗した会社は市場から退場させられる厳しい競争です!!

 

 

私は別に価格にこだわる事が良くないと言いたいわけではない!

価格』は確かに重要な要素だと思う。しかし価格だけが重要視される事にイラッと来ている!

品質』も『価格』と同じぐらい注目されるようにならないものかといつも考える・・・

 

ただ品質のアピールは本当に難しい・・・

 

家具 の話から脱線します。

これは以前TVを買いに行った時の事です・・・

店に入りいろんな種類がありすぎてどれにしようか迷ってしまい困り果てた・・・

私は『家電マスター』みたいな店員にこう尋ねる。

『このTVは何が違うの?』すると家電マスターはここぞとばかりに説明してくる・・・

しかしだ!すごいマニアックな説明してきても私はポカンとするばかり・・・

『ヘイ!お兄さん!!そんなに難しい事言ってもわからんよ!僕には!』

 

お客さんと提供する側の価値観が一致しないと品質のアピールは難しい!

その点、価格は共通の価値観だからわかりやすいのかもしれない。

 

TVや雑誌などでアピールされるのはいつも『価格』だけ!

確かにインパクトはあるけど!!

最近TVCMでよく見かけるデスクセット¥39,900で販売されている・・・

正直腰が抜ける価格です。

家具の内容よりも価格の方が頭に残ってしまうくらいの衝撃価格!!

たしかに、お値段以上かもしれない。

 

『価格』 VS 『品質』

考えれば考えるほど深みにはまっていく・・・

 

『80万振り込んで・・・』

それはある日の出来事でした。

実家の電話に一本の電話が鳴りました。

それは私の弟の名前を語る不審人物・・・

そうです・・・あの振り込み詐欺だったのです。

我が家にかかって来た振り込み詐欺の電話はこれで2回目・・・

突然の事に母親は興奮状態!

 

その手口を紹介します。

 

偽弟:『大変だよ!会社のお金が入ったカバンを電車の中で置き引きにあってしまった』

母親:『何してんのよ!いくら入ってたの?』

偽弟:『80万・・・風邪引いて薬飲んだら電車で寝ちゃって・・・』

母親:『あんた馬鹿じゃないの!!どーすんのよ?』

偽弟:『すぐに弁償しなきゃいけないから今から振り込んでくれない?』

母親:『今から振り込んだって、今日中には送金できないでしょ!!』

偽弟:『大丈夫!コンビニから振り込めば今日着くから!』

母親:『送金するより、今から取りに来なさいよ!!』

偽弟:『時間がないから無理』

母親:『じゃぁどうすればいいのよ?』

偽弟:『カバンの中に携帯電話も入れっぱなしだから連絡は取れないよ』

     『今自分の携帯はつながらないから一緒にいる先輩に電話してよ』

母親:『なによそれ?』

偽弟:『大丈夫!その先輩の後ろに自分はいるからコンビニ着いたら電話して』

そしてその先輩という人間の携帯番号を控えて電話を切ることに。

 

このようなやり取りがあったと興奮気味の母は証言していました・・・

しかも、名前と生年月日まで把握している犯人!!

興奮気味の母親は『振り込み詐欺を見破った!』ぐらいのテンションで話していましたが、そこに居合わせた祖母の話によると『途中まで騙されてたんじゃないか』って言っていました。

危ないところです

『どうしよう?』と母親からの電話を取った私のもう一人の弟がキャッキャしながら私に報告してきました。

その控えた番号に電話するかどうしようか考えましたが、めんどくさいので警察に電話しなさいといい

早速警察に通報して番号を渡したそうです。

 

ちなみに我が家の方針は『自分の尻は自分で拭う』が基本です。

仮にそのような電話がきても、『自分で何とかしなさい!』といって終わったでしょう。

 

いくら家族とはいえ、電話一本で大金を振り込めとは厚かましい事この上なし!!

こんな電話がくるなんて、世の中物騒です!

量産品の素晴らしさ

私は日ごろからこのブログで量産品VS特注品の話題をしてきた・・・

だからと言って『打倒量産品』という立場かというとそういう訳ではない

正確には『特注品の地位向上』というのが私の意見です。

 

だから量産品が嫌いなわけではない。家の中には量産品がたくさんある。

『時計』・『食器』・『電化製品』など家具以外はほとんど量産品だ・・・

なぜ特注家具推奨派の私の家が量産品で溢れているのか・・・

それは、全て特注品にするととんでもなく高額で私には買えないからだ

 

そして私は最近気づいた、量産品を誤解していた事を・・・

『量産品には造り手の想いが無い!』と思っていた。しかしそれは大きな間違いだった。

その製品を開発する為に努力した人・開発された商品を量産ラインに載せる人

それぞれに想いがあるという事を・・・

 

あるカリスマ職人はこういった『量産品は全ての人を平等にした

奥が深すぎてよくわからなかったが、

例えば『時計なんかは昔みたいに一から十まで手作りしていたらとても我々庶民が持てる品物ではない』ということみたいです。

確かに腕時計に何百万もお金を出せない・・・

 

 

 

家具屋なので家具の話にします。

いまCMでよく目にするのが『デスク+ベット』が39,900円で購入できるの時代だ!

しかも成長にあわせて組合せ自由ときている!! まさにお値段以上だ!!

まぁ~それまで壊れずもちこたえられればの話だが・・・

これがオーダーメイドで1セットが十数万円もするようだったらどうなるだろうか・・・

小学校に入学したから机買いましょう』なんて軽々しく言えない。

 

家具から少し離れるが・・・

ランドセルだって今じゃ10,000円しない金額で手に入る。しかもカラフルだし。

これならば、ピカピカの1年生ボロボロのランドセルを持つ事もないだろう。

「お兄ちゃん」や「お姉ちゃん」からのお下がりランドセルとはおさらば出来る。

これは次男・次女にとっては朗報だ!

量産品だからこそ実現できたことである。

幸せになった人はたくさんいるはずだ・・・お値段以上に幸せがやってくる。

 

なので、本日の結論は・・・

量産品が無ければ我々は生活が不便で仕方がない!

だから量産品やメイドインチャイナを侮ってはいけない!

ということになる。

 

 

しかし、私は特注家具推奨派なのでアピールしなければならない。

 

そのカリスマ職人はこうも言っている

『しかし量産品は日本人の心を壊している』

ここまで言えるからカリスマ職人なんだ!これこそ奥が深すぎて訳分からないが・・・

どうやら物を大切にする心というのが日本人の心らしい。

そういえば、昔の人はなんでも修理して使用していたらしい、

江戸時代には割れた茶碗まで直していたらしい。

 

壊れた製品を修理して使用するより、新しく購入した方が安いという場合がほとんどだ!

だから大量生産大量消費につながってしまうのだ!!

今じゃ少し壊れたとなれば『すぐに買い換えよう』という発想になってしまうのではないか!!

それはあんまりにも短絡的だ! 

自分の思い通りにならなければ交換してしまえ!という危険な発想・・・

 

昔の人も良く言ったもんだ・・・

壊れたら、捨ててしまえホトトギス

壊れたら、直して使おうホトトギス

壊れたら、直るまで待とうホトトギス

 

物は壊れたら待ってても直らないので、直して使用しましょう・・・ 

結局、最終的には 量 産 品 < 特 注 品 という意見になっていまう。

しょうがないです、特注家具専門で商売しているんですから!

亀田三兄弟with史郎

今日は別の話を書く予定でしたが、昨日の亀田戦が印象的だったんで

ちょっと家具とは関係ない話をします。

 

亀田親子については賛否いろいろあるが別にそんなことはどっちだってかまわない。

嫌いなら見なければいいし、好きなら見ればいいだけの話。

 

 昨日の大毅の試合には正直驚いた!!

内藤戦から約2年・・・1年間の出場停止後の世界戦。

前回負けた相手に、たった4カ月後の再試合で勝ってしまう所がスゴイ!

本人も相当なプレッシャーがあっただろうに、悲願の世界王者

前回の世界戦は内藤戦の反動からか、大毅の試合はずいぶん単調に見えた

上から目線ですが私ボクシングはシロウトです。

しかし今回の大毅はなんか違った!動きも違うしあのノーモーションパンチが当たる当たる!

勝利の瞬間感動して涙が出そうになった!

試合後のインタビューがグダグダだったけど必死だったのだろう。

その必死さがたまらなく感動する

 

ある意味、内藤戦で王者にならなくてよかったんじゃないか?

当時は、いい意味でも悪い意味でも調子に乗ってたから・・・

応援してくれる人のありがたさを感じれたのではないか?

 

 

亀田家を語るうえで忘れてはいけないのが父・史郎である!

あの反則騒動以来すっかりTVには出てこないが客席にいる史郎の姿をよく見かける!

史郎の存在感には一度、尻尾を巻いたことがある・・・

 

それは去年の5月、私はラッキーな事に亀田和毅の試合を見る機会があった。

亀田戦までの前座試合でたくさん選手が出てきたが、

それまでの選手がかすむぐらい亀田和毅はが違った!

リングから近い席だったので、試合終了後すぐ退場する亀田親子に向かって走り出し

握手してもらおうとした・・・しかし私は少し遠い所にいた為、握手は出来なかったが

一緒に行った『なんも専務』は背の高さを利用して亀田3兄弟と握手していた。

『なんも専務』曰く・・・『あいつらいい奴だったよ!わざわざ握手してくれたから!』

と少し興奮気味に私に説明してきました。うっとうしい奴だ!

そしてこうも言ってました『だけど史郎は無理だった!あいつマジでヤバイ!』と

史郎にタッチしようと試みたなんも専務史郎の殺気にやられたらしくビビったそうです。

確かに私も史郎を目の前で見ましたが、スルーしました。あのおじさんは無理です。

史郎の殺気は本物でした・・・別格

 

なんだかんだと言っても有言実行する亀田ファミリー

まだ若いのに、カリスマ性を感じてしまう。別な意味で史郎にも・・・

興毅・大毅と兄弟二人が世界王者になって、これから和毅にすごいプレッシャーがかかるでしょう

まぁ~和毅なら王者になれるでしょう・・・たぶん。

 

 

最近、家具についての話が少ない感じがする・・・そろそろ家具の話再開しなければ!!