特注家具・オーダー家具の株式会社森下 ~ 船堀の家具屋ブログ ~

オーダー家具・特注家具の株式会社森下 〜 社長ブログ 〜

若者の〇〇離れ!

「昨今の若者は物に対する執着心が欠乏している」という話題が目につく

 

しかし、いつの時代の若者今の若者を比べているのだろう?

今現在、大人と言われる人たちはバブルを経験している人が多いが

今の若者はバブルがはじけた後に成長しているのだからしょうがないだろう

物に執着したくても、出来るだけの条件がそろっていないのだから

かろうじて若者の私は思います

 

若者の〇〇離れ」とは色々あるらしい

車・高級ブランド・百貨店・旅行・CD・読書・活字・お酒・パチンコ・恋愛・マイホーム・冠婚葬祭・寺・墓

などなど・・・

若者にしてみれば「もともとくっついてもいないんだから離れと言われても・・・」と感じる事だろう

しかしなんとも納得出来ない物がいくつかある

」・「恋愛」・「冠婚葬祭」・「」である!

 

」をなぜ飲まないのだろう?

人類が開発した品物のなかで最高峰に位置する一品の一つである!

飲まない人から見れば「どうしてあの人はいつも酒ばかり飲むのだろう?」と言われるかもしれない

ちなみにそれは私です・・・妻にいつも言われています

古いかもしれないが、お酒はコミュニケーションをはかる上で最高の道具である!

そんな話をしたら、「お酒でしかコミュニケーションがはかれないなんて寂しいですね」といわれた・・・

「表に出ろ!!」と言いたくなったが負けず嫌いな私はこう切り返す!

「イヤイヤ・・・お酒が入ると本音が出るまでに時間がかからないでしょ?」

すると若者は「お酒が無くたって本音で話せます」という・・・

何も返す言葉が無くなってくる私、負けず嫌いなもう一人の私がこう返す!

「お酒には酒税という税金がかかっています、私は国の財政の為にお酒を飲むのです」と

苦し紛れになってきた私は辺りに酒がないかと探してしまう・・・

こんな屁理屈ばかり言う若者はもうほっときます。

 

恋愛」はどうしてしないのですか?

若者はこういう「めんどくさいから」・・・

そうですか、もう結構です

年取ってから後悔しても知らないぞ!!

 

」と「恋愛」は百歩譲って離れましょう・・・この際

だけど「冠婚葬祭」と「」だけは離れちゃいかんでしょ!!

離れるという意味がわからない!

「なんだ!これもめんどくさいのか?」

 

人と人は必ずつながっています

人間一人では生きていけないでしょう!

冠婚葬祭は自分の人生の節目に周りのお世話になった人達へ感謝する機会です

派手な結婚式」や「豪勢な葬式」等をしなさいと言っているのでないのだよ!

それをしないというのは、人とのつながりを無視しているように見える!

そんな事を言うと若者に言われそう・・・

「別に冠婚葬祭がなくたってつながってますけど!」

なんだ!ネット社会か!ネットについていけない私の方がつながってないのか?!

・・・それも一理ある。

しかし若者よ!もう屁理屈ではないのだよ!

 

お墓」もそう!

千の風になって」という歌に「お墓にいません~♪」・「眠ってなんかいません~♪」

なんてもんがあるけれども・・・

そんなことは死んだ人が言っている訳じゃないんだから鵜呑みにしちゃダメ!

人間が死んだって風にはなりません。あれは物の例えです。

 

お墓の中にいるであろうご先祖様に感謝の気持ちでお墓に行くのです。

今の自分はご先祖から流れて来ているのは間違いないのだから・・・

と今お墓の中にいるであろう私の父親はそう言ってました。

 

人間から生まれてこない人は私の知っている中では桃太郎だけです

あいつは「モモ」から生まれましたから・・・

はそのうち自分が入るみたいなもんだと自分は思います。

自分がはいるところから離れてしまった人達はいづれどこにいくのだろう?

(といいながら、先日お墓参りにしばらくいかなかったら富士の兄様に怒られた私・・・)

 

かろうじて若者の私はこう思います

人はつながって生きている

つながりを無視して自分の事だけを考えている人は

そのうち誰からも相手にされなくなる

相手にされない人ほどつまらない人生は無い

愛情の反対は無視である!

人の事を無視している人は誰からも愛されない

そんな人生は私はいやだ

 

もう若者には押しつけません・・・勝手にして下さい。

 

 

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なんだかなぁ~こんなんでいいのかなぁ~

先週はなんだかんだといって工場に顔を出さなかった私・・・

本日は工場にて打合せをする必要があったので姉崎工場来ています。

今週・来週と立て続けに住宅家具と店舗什器の物件が入っているので

私も工場もドタバタし始める感じが出てきました・・・

 

 

そして本日のお話は・・・なんともやりきれない想いをしているというお話です

ブルーな気持ちになるような内容でどうしようと思いましたが

書き出したら止まらなくなってきたので書いちゃいます。

 

我々が住宅家具を製作する時は自分たちで図面を作図し、

本来ならば、「エンドユーザーといわれるお客様」あるいは

、「エンドユーザー打合せを重ねた設計士やデザイナー」と

我々が直に話しをして家具を製作するのです。

しかし、中には図面屋さんが家具図を作図して

我々は製作して取付けるだけという物件もあります。

納期の関係上、打合せらしい打合せもろくにせず

あれよあれよという間に現場取付なんてことになってしまう!

図面だけでは不明な場所は多すぎるのでこれは本当に危険な事です!

その状態で承認図だから製作OKなんて言われても・・・と困惑してしまうこともある。

 

承認図を見ても、「ここはどうやって使用するんだろう?」・「ここは技術的できないでしょ?」など

「実際にこの家具を使用する人は不便だろうなぁ~」と思いながら承認図を見る。

我々に図面が到着するころはもう既に決定事項が多すぎて

変更はほぼ不可能という場合もある・・・

 

誰の為の家具なのか?

 

この設計をした人は何をみて図面の承認したのだろうか?

こういう設計士を我々の仲間の間では絵描屋と呼んでいる・・・

誰が図面を描いたのかは不明だが、この図面を描いた人も無責任な図面を描くもんだ!

このような場合、デザイナーや設計士は出来上がった家具をみてこう言う!

 

「なんかイメージと違う!」

 

イメージと違うって言われても・・・はっきり言って困ります。

そんな事いわれた家具は概ね墓場行きの家具となってしまう!

最終的に尻拭いするのは末端の現場の人間・・・つまり我々家具屋なのです

 

良いデザイナーというのは自分のイメージを人に伝える力が優れている

デザインの思想・イメージを伝える事に優れている人

だと五反田の巨匠・宮本茂紀さんは言ってました

 

良く聞いておけ!デザイナー風の絵描屋さん!

 

そしてもっとも最悪なケースがある!

それはデザイナーや設計士がデザインした特注家具

実際に使用する人が出来あがった家具を見てこういう!

 

「なんかイメージと違う!」

 

イメージと違うって言われても・・・はっきり言って困ります。

そんな事いわれた家具は確実に墓場行きの家具となってしまう!

最終的に尻拭いするのは末端の現場の人間・・・つまり我々家具屋なのです

 

良いデザイナーというのは自分のイメージを人に伝える力が優れている

デザインの思想・イメージを伝える事に優れている人

だと五反田の巨匠・宮本茂紀さんは言ってました

 

生活空間を考える上で家具の要素は非常に重要な役割を果たすと思う!

だから家具はおろそかに考えてはいけない!

「形だけ決めて構造は家具屋が考えろ!」

というような無責任なデザイナーはもはやデザイナーではない絵描屋だ!

 

家具には物語が無くてはならない!

そして特注家具には使用する人の想い製作する人の想いがあるはずだ!

その想いが物語を作っていく!

しかし、いい加減な図面やデザインでは製作する側の想いは入らない・・・

特注家具屋なのに既製品を製作しているようだ!

 

イチゴ園のように「出来が悪ければ販売しない」という訳にはいかない・・・

なんともやりきれない想いをすることもあるもんだ

 

家具のデザインをする時・図面を作図する時すこし考えるだけなのに・・・

「自分が使う家具だったらどうする?」ということを少し想像するだけでわかると思うんだけど

「自分だったらこうするのになぁ~」って思いながら製作する家具ってどうなんどろう?

 

しかし注意しなければならないのは

「自分だったらこうするのに?」という考えも間違っている可能性があるから難しい・・・

「他の人から見ればそんなこと考えているのはお前だけだよ!」といわれてしまうかもね!

 

なんだか長々と愚痴をこぼしてしまいました・・・

 

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テーブルを製作しています

本日は我々が製作している店舗用のテーブルについてのお話し

テーブルと言ってもいろんなパターンがあります。

小口の仕上についても何種類かあります『メラミン仕上』・『パネフリ仕上』など

(パネフリとは・・・樹脂で出来た厚さ2~3ミリ程度のテープみたいなもの)

今回は無垢材を貼って仕上げる工程をお見せします。

 

まずは天板の板を製作します(ここは省略)

そして小口に無垢材を貼りつけて(ここも省略)仕上作業に入ります

  

天板より少し大きめに無垢材を貼ります

 

これが天板の無垢材を削る機械

 

そしてこれが天板の小口を加工する機械

 

まずは目地払で天板と無垢材を平らに削ります

 

そしてトリマーで小口の形状を加工していきます

 

小口加工したら仕上作業カンナで削ります

 

ペーパーで削り最終仕上げ

 

仕上りはこんな感じです

 

こんな感じの仕上方もあります

  

丸い天板は四角天板と違い無垢材も丸く加工しなければなりません

その分無垢材のロスも出てしまい加工も全て手作業となるため

一日に出来る数にも限度があります

このように円形に無垢材を削り出します

 

無垢材を手で削りながら仕上げていきます

 

仕上げた天板はこの後塗装段階へ突入しますが

本日は塗装場に建具の先客が入っているため明日の仕上りです。

墨田区の建具屋さんが持込んできた建具

 

わざわざ千葉の市原まで持ってきて塗っています。

うちの塗装屋さんはそれほど腕が良いんです!

 

小口を無垢材で仕上るだけでも相当な時間が必要となります

これがメラミン仕上やパネフリ仕上なら機械で貼れるため短時間で作業が可能ですが

テーブルの小口は人の体が触れやすいところです

角にあたっても痛くないようにという事なのでしょう。

お店の人の配慮がうかがえます。

 

 

  

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拝啓!情熱大陸様! 「家族5人で心を込めて作りました」

本日は昨日家具を納品に伺った際、お客様に頂いたイチゴのお話!

 

地元千葉のイチゴ農園で販売しているという

 

はっきり言って今まで野菜果物なんてどれでも一緒だと勘違いしていました・・・

このイチゴを食べるまでは・・・

 

お客様からイチゴを頂いた時からこのパックとかぶさっている紙の隙間から

イチゴの香りが凄まじい!!

「んっ!すげーいいにおいがする!ちょっとこれに匂いかいでみて!」と

なんも専務の鼻に近づけると「うおっ!何これ!イチゴの匂いがすごい!」

と興奮気味でした・・・帰りのエレベーターの中はイチゴの香りで充満するほど・・・

こんなイチゴがあったんだと驚く

 

そしてあまりにもおいしそうな香りを放つこのイチゴ!!

水洗いせず、そのままお召し上がりください」というフレーズに

「つまみ食いしようか」という誘惑に誘われましたが親の躾が良かったんでしょう

「家に帰るまでは封を開けてはいけません」と無意識に思い込み

我慢する事30分!

香りからしてただ物ではないこのイチゴ

我々だけで食すのは申し訳ないと思い納品した家具の製作に関わった

Y君にも食べさせてあげようと思い家に持ち帰ることに

ところが、本人は不在の為、お祖父さんとお婆さんが食す事に・・・

 

そしていよいよイチゴとのご対面!!

カバーを開けた瞬間からイチゴ達が踊っているではありませんか!

お婆さんもイチゴの匂いに感動した様子!

どうしたのこのイチゴ!」としつこく聞いてくるお婆さん・・・

あまりにもいい香りにお婆さんまで若干興奮気味でした。

 

まるでイチゴの宝石箱やぁ~(彦麻呂風)

 

お客様から聞いた情報!その名も「小金谷イチゴ園

・地元ではかなり有名なイチゴ園!

・イチゴの出来が悪いと販売はしていないというこだわり!

・直売命の為、電話番号も公表しないという徹底ぶり!

・このイチゴを食べると他のイチゴは食べれなくしてしまう魔法のイチゴ!

・水洗いしないでそのまま食べる事を勧める自信の品質!

・冷蔵庫には入れない事を勧める最高のイチゴ!

 

・・・聞いただけでもこだわり満点イチゴ農園ではないですか!!

出来が悪いと販売しないというイチゴ園そのこだわりはまるで陶芸家の域に達している!

そんなに貴重なイチゴを我々の為に・・・

本当にありがたいことです。

この説明文からもこだわりが伝わってきます

 

実際に食べてみると本当にうまい!

これは食べた人でないとわからない!

グルメレポーターの彦麻呂なら「イチゴの宝石箱やぁ~」と間違いなく言うでしょう!

そんなイチゴと出会ってしまった私・・・もう他のイチゴはちょっと・・・

 

イチゴ」と「家具」・・・製作しているものは違うが、同じモノづくりの携わる人間として

このイチゴ農園は放ってはおけない・・・

「家族5人で心をこめて作りました」という文章に心魅かれ色々調べてみました。

この素晴らしいイチゴを育て、販売している農園・・・その名も

小金谷イチゴ園」 (なんて読むんだろう?)

 

最高の状態でイチゴを食べてもらいたいという作り手の想い

それはまず絶対的な品質!そしてその品質を維持する管理から注目する!

 

なんでもイチゴは水に弱いらしく、水につけると味が落ちてしまうらしい

しかしながら、農薬を気にして洗う人がいる為

農薬を気にしなくて良いように、この農園では低農薬にこだわるという!

しかも、外部から農薬病気を持ち込まないように

ハウスに入る前は着替えをするという徹底ぶり

そして冷蔵庫に入れると水滴がイチゴについてしまう為

お客さんにも冷蔵庫には入れないようにとお願いする!

 

またその徹底ぶりは、凄まじい!

収穫時期にイチゴが病気にかかってしまった年があったという

しかし、農薬を使いたくないとうことでその年のイチゴ直売を中止してしまったという!

なんともイチゴに対する執念といいますか・・・すごい!

(その日収穫されたイチゴの状況でも直売所を閉めてしまうこともあるらしい)

 

 

品質に対する徹底ぶりもさることながら

このイチゴ園の販売に対する考え方にも驚いてしまう!

 

このイチゴ口コミで広がり現在では日本全国から注文が来るという

何ともうらやましい話だが、何がすごいのかっていうと

ここのイチゴ園ときたら

一番大切したいのは直売所に来て下さるお客さんに

                  気持ち良くイチゴを買って帰ってもらう事

という想いから、直売所にきたお客の対応がおろそかにならないようにと

電話番号をあえて公表しないというのだ!

職人魂を感じる!

 

そこまでこだわったイチゴ!

私の口に入るまでに様々な物語を感じてしまう!

こんな素晴らしいイチゴ園がまさか我家の近くに存在するなんて・・・

今度は自分で買いに行こう!

 

家族5人で心を込めて作りました

この文章にイチゴ園の想いが表れていると感じる。

お客様に最高のイチゴを食べてもらいたいという情熱!

品質に対するこだわり・徹底!

何を大切にしたいのかというイチゴ園の想い!

そのすべてが尊敬してしまう・・・

 

我々も特注家具を広く世の中に認知してもらいたいという気持ちがある中で

HPを通していろんなお客様との接点が確実に多くなっている!

しかしながら、今までお世話になっているお客様への対応はおろそかにしてはいけない!

というかそんな事に今さら気づいてしまった・・・

これからも、このイチゴ園のように「お客様への想い」というものを大切にし無ければと

改めて考える・・・

この「お客様への想い」というものが企業の姿勢に出てくるのだから・・・

頑張ろう!

 

おいしいイチゴ食べてここまで考えてしまう私・・・

なんかおかしいのかな?と自分を疑ってみる。

 

 

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本日はお客様に家具を納品!

本日は千葉県鎌ケ谷市までご注文いただきました家具を納品いたしました。

先月から打合せさせて頂き永いようで短かった期間でした・・・

お客様にはお待たせしてしまい申し訳なく・・・

あれやこれやと進めてようやく本日の納品という感じです!

 

それでは本日の取付作業をババッと紹介!

 

やってきましたなんも専務

元宮大工の経験をいかし取付作業はバッチリな腕前です!

 

ここに吊戸棚を付けます

 

この黄色いテープはなんだろう?

これはこの建物を建てた大工さんが「ここに家具を固定する下地(コンパネ)が入ってます」

という家具屋へのメッセージなんです。

吊戸棚とはしっかり固定しないと落っこちてくるので危険なのです!!

そこを安易に考えている大工さんは毎回後で後悔しています・・・

なぜなら我々が家具取付を拒否するからです。(あまりにひどい場合ですが・・・)

落ちて怪我してからでは遅いですから・・・結局ボードをはがし下地を入れ直してもらいます!

我々も吊戸棚に関してはかなり取付に慎重になります。

 

壁の状況を確認!

 

そして今度は壁の曲がり具合を調べています。

基本的に建築物と言うのは壁・床・天井が微妙に曲がっている場合が多いのです

極端に曲がっている場合はもちろん取付は出来ませんが

1・2ミリの曲がりはどこの建築物でもつきものです。

そこに家具を取付けると家具と壁・天井の間に隙間が出てしまいます・・・

その隙間を極力なくすのが家具屋の仕事

 

この出っ張りがクセものなんです!

 

そしてこの天井からの出っ張りがあります

家具と天井の間には支輪(シリン)という部材を入れます。

この支輪を入れないとどうなるのか・・・「別に要らないじゃん」と思われるのですが

特に今回ような天井形状の場合に支輪を付けないと

家具をこの出っ張りに合わせて変形させて製作しなければなりません

それでは箱の内部は使いづらいし製作も大変です!

また、その出っ張り分下げて取付けたとすると天井と家具の間にホコリがたまってしまいます。

というような細かい内容ですが支輪を取付けるのです。

要は後工事になる家具と建築物の調整材という役割でしょうか

 

天井と家具に入れる支輪(シリン)をカット

 

天井からの出っ張りもちゃんと収めます

 

このように支輪を加工して天井・壁と家具の隙間をなくします。

あんな高いところにホコリがたまったら掃除も大変ですから・・・

  

そしてもう一つの注意点!

壁に固定するビスの位置を決める為の墨だし

ビスで固定する位置を墨だししています

 

どういう事?と言われる事が多いのでここで解説!

ビスで固定する場所には「ビスキャップ」という物を付けます

ビスがそのまま見えるより化粧キャップで隠した方が見栄えが良いので!

ただ化粧キャップといってもやはり目につきますので

その化粧キャップが付いている場所があっち付いてたりこっちに付いていたりだとどうですか?

見た目も汚くいい加減な仕事だと思いませんか?

だからビスで固定する場所は家具の端になるべく目立たないところに

しかもしっかり固定できるところ!に限ります!

(ただし壁の下地材がある場所にしかビスは固定できないので注意が必要です) 

  

そしていよいよ家具を壁に固定します!

吊戸棚を取付ける場合、最低でも2人の作業員が必要なのです

家具を持ち上げる人」+「家具を取付ける人

そして今回は私が「家具を持ち上げる人」担当・・・ひたすら下で持ち上げるのです!

吊戸棚の取付で一番の醍醐味である部分の写真がありません・・・残念!

 

吊戸棚を持ち上げて取付

 

この取付も重要で家具はあくまで水平・垂直を維持しなければなりません!

特に今回は引戸なのでもし水平でなかったら引戸が締まらないと言う事も!

万が一壁や天井が曲がっていても家具を垂直に付ける為に

先程の支輪という調整材が必要なのです!

支輪以外にも台輪(ダイワ)・フィラーなどいろいろあります。

知らない人が見ると「なんだこれ!」と怒る人もいるので・・・

 

家具が壁に取付ばもう完成間近!

最後に引戸を付ければもう完成!

内部を掃除して扉を取付

そして完成!!

 

ただ「家具を取付ける」といってもいろんなところで気を使っているのです!

なにも考えずに付ける事も出来ますがそれでは職人が取付ける意味が無い!

家具がしっかり出来ていても取付ける人がいい加減だと全てが台無し!!

家具は機能性も重要ですが見た目も大切!

家具の見た目が汚くてはその生活空間がすべて汚く見えてしまう!!

せっかく特注家具を選んでいただいたので気持ちよく使用していただきたいと思います。

 

取付をしたなんも専務が一言

「壁も下がり天井もまっすぐだったから綺麗についたでしょ?」

・・・イヤイヤあなた何自慢ですか?

   

今回の家具の詳細については製作事例で紹介しますので見てください!

最後にお客様からお土産にイチゴを頂いてしまいました。

しかもそこらへんで手に入るような物ではありません・・・

これは明日のブログで紹介します!

 

なんだか淡々としたブログになってしまい

見ている人はつまらないかも・・・

イヤイヤこれが家具屋の仕事!という感じだということで・・・

 

I水様

お気遣いいただきありがとうございました。

イチゴとても美味しく頂きました。