特注家具・オーダー家具の株式会社森下 ~ 船堀の家具屋ブログ ~

オーダー家具・特注家具の株式会社森下 〜 社長ブログ 〜

オーダー家具の話

なんも専務の無言のプレッシャー・・・

先日の工場の風景。

 

新人(入社2年目)が什器を製作している目の前を通過するときのなんも専務。

 

 

 

2013-06-07 016 (1024x768)

新人:什器製作中

なんも専務:通過前

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なんも専務:通りかかる

新人:2秒停止

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なんも専務:5秒凝視

新人:3秒動くも4秒停止

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なんも専務:半歩前に進む

新人:什器製作開始

2013-06-07 020 (1024x768)

なんも専務:半歩進も10秒停止

新人:ゆっくりになりながらも什器製作継続中

 

 

 

 

 

 

ただ見ているだけのなんも専務・・・

見られていることに気づきながら作業をする新人・・・

妙な緊張感がありました。

ほんの一分少々の間になんも専務と新人の微妙なやり取りが伺えます

しかも・・・無言で。

 

 

 

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ガラス一枚で廃棄される家具

先日ホームページよりお問合せいただきましたお客様がいらっしゃいました。

 

 

問合せ内容は・・・

某有名高級家具店で6~7万で購入したTV台の天板部分がガラスで割れてしまったそうです。

そのTV台はお客様もお気に入りの家具だったので

天板部分だけ交換して使い続けようッ!ということで購入元の某高級家具屋に問合せしたそうです。

 

しかしながら・・・そのTV台は製造中止になり

天板だけの交換は不可能だということらしい・・・

 

残念なお話です。

 

 

 

そして巡り巡ってモリカグにお問合せが来たのですが・・・

もちろんッ!ガラス天板なんて特注でいくらでも製作は可能です

二つ返事で「問題ありませんよ!」と答える私。

ガラスも特注加工でさまざまな形状にこれまで対応してきました。

 

 

 

ただ・・・問題は価格なんですよね~

既製品のように一つ一つのパーツに対して大量生産ではなく

一枚一枚手作業で加工していきますのでコストに歴然と差がでます。

 

結局・・・今回もガラス天板を再製作する価格と、TV台を購入した価格がほとんど同じ

ということになってしまい・・・ガラス天板再生の件は破談になりました。

 

 

 

しかし、物を大事にしようという気運が徐々に高まってきている気がします。

これからは「いくらで購入したから修理する」という発想より

お気に入りだから修理する」という考え方にシフトしていけば

個人のお客様がオーダー家具を選択する機会も増えるかもしれないですね・・・

 

 

まだまだ価格だけで比較されることが多いですが負けずにッ!精進していきましょう!!

 

 

 

 

 

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また値上げの通知がやってきました・・・

私の机の上に建材業者からFAXが二枚到着いたしました。

 

 

 

 

円高の時は原油価格高騰で値上げをし・・・

円安になれば円安の影響で値上げをし・・・

値上げをする理由なんてなんでもいいのでしょう・・・困ったもんです。

 

 

今回値上げの通知が来たのがカウンター商品というやつであります。

さまざまなタイプのカウンターがあるのですが弊社が一番利用しているのは

ポストフォームというものであります。

 

カウンターとして使用することはもちろんですが

トビラの材料としても多用している商品なのであります。

 

そんな商品が・・・

原材料の価格上昇、ガス・電気料金の上昇・・・等々

さまざまな経費削減・原価低減・生産性向上に努力をされていらっしゃったそうですが

この度、その限界を超えてやむなく値上げさせていただくことになったそうです

 

 

問題は・・・我々家具屋がこの値上げをどうやってお客さんに納得して

頂くかッ!ということになりますね・・・

通知一枚出して「ハイッ!値上げッ!」ってわけにもいかないし・・・

 

 

 

 

 

愛のないFAXであります。

 

 

 

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家電収納棚の考え方が変わりそうです

オーダー家具でよく製作する種類の中で多い物の一つが

食器棚家電収納棚等々・・・キッチン周りのオーダー家具です。

キッチン周りの家具は毎日使用する家具なので

お客様の使用方法や使い勝手を十分ヒアリングして製作します。

 

 

今回紹介したいのは家電収納棚ッ!

これまでモリカグでもいくつも製作をさせていただきました。

製作事例をご覧ください・・・☞コチラッ

 

家電収納はポット・電子レンジ・トースター・炊飯器といった電気製品を収納するのですが

悩ましい問題が炊飯器やポットから発生する水蒸気ッ!なんです!

水蒸気は家具の中にこもってしまい水滴になってしまいます。

 

 

当然のことながら木製で製作する家具なので湿気はよろしくありません・・・

これまで家具の内部に水滴が溜まらないように色々な手段が取られてきました・・・

 

・スライド棚で家具の前に出してみたり

・家電収納周りをメラミン材で製作しコーキング処理したり

・蒸気排出ユニットという機械で蒸気を排出してみたり

 

 

対応策も色々と考えられております。

しかし・・・この考え方はもうっ!古いかもしれません。

炊飯器が水蒸気を出してご飯を炊くという固定概念がある商品の存在で見事に崩れ去りました!

その画期的な商品がコチラですッ!

 

 

 

MITSUBISHIから発売されております蒸気レスIH炊飯器ッ!!

 

 

 

色は・・・衝撃のでございますが他にも白と黒があります。

今までは蒸気カットという商品は存在しておりましたが完全にカット出来る訳ではなく

蒸気レスと言う商品はありませんでした・・・

 

 

炊飯器が蒸気レスになるのならばポットも蒸気レスになるのは時間の問題でしょう・・・

そうなれば蒸気排出ユニットの存在意義がなくなってしまいます。

蒸気が出ない家電になれば置き場所も自由ですッ!

 

家具の形状にも制約が無くなってきそうな予感が致します・・・

一番の問題はこの炊飯器のコストの高さッ!!

気になるこの炊飯器の価格ですが定価で10万円程度です・・・正直高いです。

炊飯器に10万円ッ!!

そんな金額払えるかッ!!と言いたくなりますがあくまでも上代価格です。

販売店と交渉すればそれなりの価格でゲット出来ます。

それよりなにより・・・

 

 

蒸気排出ユニットを付ける事を考えたらどっちが安いの?って話になります。

家具の加工も少なくなればその分コストも落ちるはずです。

そのうえ、美味しくご飯が炊けるとあれば・・・

トータルで考えて上代10万円の炊飯器が高いのか?安いのか?

検討の余地ありです。

 

 

 

ちなみに・・・我が家ではこの蒸気レス炊飯器

交渉に交渉を重ねて6万円でゲット致しました。

今使用している炊飯器は妻が独身時代から使用している3合炊きの年代物です・・・

これから子供たちがモリモリご飯を食べるので新しく買ってみました。

このくらい・・・贅沢したってッ!罰当たりません。

 

 

 

 

 

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いよいよ・・・来月から材料価格が跳ね上がります!!

以前から材料屋さんから来るわッ!来るわッ!値上げの話・・・

円高の時はうんともすんとも言わない建材メーカーですが

円安になり諸々の価格が上がりはじめて

価格が上げやすい時期になると決まってやってきます

 

 

電力・ガス等の燃料費値上がり原木の供給不足、新興国の旺盛な需要が続き

原価低減・経費節減・生産性向上など努力してきましたが限界を超えて

やむなく価格改定することになる・・・

値上げをするいつものパターンです。

 

 

 

6月より価格が一斉に上がるので取引業者の皆様から価格表が出てきましたが

今回は恐ろしいほど価格が上がりました・・・いつもの比ではないです。

それが・・・世の中の流れなのなら仕方が無いですかね??

 

 

 

我々中小企業の間ではまだまだデフレ感が漂っているのに

物の価格だけがどんどん上がっていく・・・

盆と正月がいっぺんに来たみたいだッ!なんて耳にしますが

今の状況はまさにッ!!

「デフレとインフレが一度に来たみたいだッ!」って感覚であります。

 

それでも・・・やっていくしかないんですけどね~

 

 

 

 

 

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