特注家具・オーダー家具の株式会社森下 ~ 船堀の家具屋ブログ ~

オーダー家具・特注家具の株式会社森下 〜 社長ブログ 〜

社会の話

ペットが最後に行きつくところ・・・

今、モリカグ商品開発部ではペット家具をフレンズさんと共同開発中です。

さりげなくいろんな事を考えているのですが・・・

先日、TVを見ていたら実に興味深い内容でした。

 

それは「ペット霊園に関するトラブルについて」です。

 

最近では、ペットの家族化が進んでいますね。

一昔前なら人様と犬は一定の線引きがされていて、

ペットに服を着せたりする飼い主を珍しがってニュースに取り上げられていた事を思い出します。

江戸時代にいたっては、生類憐みの令が発令されて犬は「お犬様」と呼ばれ

人間より身分が高かった時もあったそうな。

 

家族化が進むペットと人間の関係に日本の法律が追いついていないそうです。

そのTV番組で取り上げられていた内容は、

「住宅街のど真ん中にペット火葬場が出来上がり

ペットを火葬する時に発生する悪臭が地域住民に被害を出している!」

というのです。

 

もし、ペットが死んだ時は清掃工場にある動物火葬施設があり

いろんな動物の死骸を全て一緒に焼いてしまうそうなのです。

そして焼いた灰はどうするのか・・・?というと

これまたビックリしました・・・そのTV番組の説明では

コンクリートセメントの原料に使用するらしいのです!

このペットの最終的に行きつくところが、なんと建築物なのです!

 

ちなみに、我が家の柴犬が亡くなった時

私が清掃工場の火葬場に行き、最後のお別れをしてきました。

すると、係員のおじさんが

「ここまで見送りに来る人は珍しい!もし骨が欲しいのなら明後日また来なさい

別にして分けてあげるから・・・」といって骨をもらった事があります。

通常なら、全てごちゃごちゃにして焼いてしまうのだそうですが

我が家の柴犬は骨がちゃんと拾えるように、他の動物達と骨が混ざらないように

していただいた事があります。

有り難い事です。

おかげさまで、ウチの柴犬は無事コンクリートにならずに動物用の墓地にいます

ウチの親父の墓の目の前にあります。

 

 

そんな懐かしい話はどうでもいいのですが・・・

ペットを家族として暮らしてきた人に取って、自分の家族がコンクリートになるのは

さすがに耐えられないというのです!それは当然の話です。

そんな背景があり、ペットの葬儀屋に対するニーズは最近急上昇なんだとか。

 

しかし、先程も書いたように日本の法整備が追いついていないそうなんです。

特に許可制でもなく、悪質な業者が増えているようですね。

先日もニュースになっていましたよね、埼玉県の山中にペット埋葬業者が

動物の死骸を山中に投棄していた事件!なんともひどい事をする人達です。

 

TV番組の、地域住民はペットの埋葬業者に対してどんな対抗策があるか?

今の日本の法律でどこまで対抗できるのか?

検討していたそうです。

そこで、注目したのがこの三つの法律!墓地埋葬法動物愛護法廃棄物処理法

しかし、ここでそれぞれの法律には大きな落とし穴が・・・

 

墓地埋葬法」⇒対象は人間だけ、動物には適応外

動物愛護法」⇒生きている動物が対象、死んだ動物には適応外

廃棄物処理法」⇒ペットは例外規定、ゴミと一緒にするのはちょっと・・・と厚生省が配慮したらしい

 

という具合に、今ペットの埋葬に関する決まりが何も無い状態なんだとか・・・

無法地帯です!

埋葬業者と名乗る業者はやりたい放題する連中が増えているのです!

周りの人に迷惑をかけながら、「法律上なんの問題もない!」と

開き直る業者は少々納得がいかないような事ですが。

これが現実・・・厳しい世の中です。

いまでは、この問題にようやく政治家が動き出したそうですが・・・

はたしてどうなる事やら。

 

しかし、あまり動物を家族化しすぎる事も考えものですね・・・

先日ドライブインの食堂に犬を連れている家族がいました。

あなたにしてみれば家族かもしれませんが・・・

周りへの配慮が必要だと思う訳です。

タバコの煙は嫌がるのに、動物を食堂に入れるのは平気なんですか?

動物を嫌いな人もいるわけだから、その辺のルールはしっかり守って頂きたいものです。

 

ペットと人間の関係とは本当に難しい・・・

「動物と飼い主という関係」と「動物とその周辺にいる人間との関係」

も考えないといけないですね。

自分だけが良しとする企業・人はちょっと考えものですね・・・

自分たちがする事周りの人が不幸になるような事はしたくないなぁ~と思うのです。

 

これからペット家具を製作しようと考えているモリカグが社会の闇を考えてみました。

 

 

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中国人民元切り上げ

私、こうみえて大学では経済学部でした。

何かと経済にはうるさい方なのです。

・・・?

・・・??

・・・!?んッ!

 

 

 

ウソです!

経済学部だったのは本当です。

しかし、経済の事についてはさっぱりわかりません・・・

こんな経済学部に通い甲斐が無い私にも昨日のニュースは興味深いものでした。

そのニュースとは!中国人民元についてです。

 

以下ニュース記事

 2010.6.21上海外国為替市場の人民元相場対ドルで急伸

 2005.7の切り上げ以降最高値で終わった。

 

はて?さて?何のことなのか?さっぱりわからないと

今までの私ならスルーしているニュースであることは間違いありません!!

このニュースを聞いた時、一瞬めまいがしてしまいました。

しかし、これからの私は違います!

と言いたいところですが・・・

是非、池上彰に解説してもらいたい内容であることは間違いありません。

 

しかし、私でも何となく理解できたのは

人民元の価値が上がると日本の景気が良くなるのでは?

ということです。

ま~なんとも楽観的な考え方・・・

 

人民元の貨幣価値が上昇すれば

日本から中国への輸出も増加するかもしれません

また、中国人の観光客が世界中を飛び回ることでしょう。

デフレと騒いでいる日本にも中国製品の価格が上昇すれば

全体的に物価が上昇するかもしれない・・・

(しかし、今の状況で価格だけが上昇しても生活が苦しくなるだけだが・・・)

 

中国製品の価格が上昇すればどうなるか?

モノづくり日本の復活も近い!ということでしょうか?

日本のあらゆる業種で耳にする「安い中国製」という言葉。

安い製品が日本に入ってきて日本のモノづくり

衰退してしまったという話しをよく聞きます(要は競争に勝てなかった訳ですが)

ということは・・・

 

家具業界の中で考えると

量産品などの既製品は、ほとんどが中国製品!

価格が安いからです!

ホテル家具マンション家具といった同じ形の家具は中国を中心とした

安い価格で生産できる地域で大量生産して日本に入って来るのです!

私の仕事も中国に取られてしまった事もあります・・・

 

日本のメーカーが量産品や既製品などで中国と価格で勝負したら連戦連敗です!

日本の量産メーカーではとても勝負にならないでしょう・・・

しかし、今回の人民元柔軟化策によって人民元の貨幣価値が上がれば

そんな日本企業にも明るい未来が待っているかもしれません!

 

と明るい未来日本をイメージしてしまっている私ですが・・・

結局、また同じことが繰り返されるのでしょう。

中国製品が日本に大量に入って来るのは「安いから」という理由です。

そこへ中国製品の価格が上昇したらどうなる事か?

中国に代わる国=安い価格で生産できる地域をバイヤーは探し求める事になるでしょうね・・・

やはり、日本の量産メーカーの未来は暗いのか?

 

そんな、日本の量産メーカーの心配をしている場合ではない!

価格で勝負できなくなった中国が次にとる行動とは?

もしかしたら、品質勝負になって来るかも知れない・・・

そうなれば、今度は我々オーダー家具メーカーにとって脅威となるかもしれない・・・

 

いままでは「中国で日本向けのオーダー家具なんて出来る訳が無い!」と

訳のわからない自信みたいなものがあったのだけれども・・・

世の中に出来ないことは無い・・・という人もいる。

中国の家具工場日本のオーダー家具を製作する仕組みづくりを構築すれば

簡単に中国へ日本のオーダー家具の仕事が流失してしまう・・・

 

さらに、中国製品の品質はそもそも悪くない!

日本人バイヤー安い製品を求めて中国へいくから

中国製品は安いというイメージになってしまうらしい・・・

よくよく考えてみれば、高級ブランドと言われるカバンや財布などは実は中国製だ!

品質が悪い中国製品

という発想自体が浅はかな考え方なのかもしれない。

 

どっちに転んだって、中国とは底しれぬ可能性を感じてしまう・・・

いろいろ考えた結果、今までとあまり変わらない?

いや!むしろ厳しくなるのではないだろうか?

 

中国を生産拠点としているメーカーは何かしら対策が必要となるでしょう!

ユニクロはどうなるのか?

今後の日本経済から目が離せません!!

 

今日は工場に来ている私・・・

千葉県の片隅で世界のことを考えるグローバルな家具屋森下です。

 

 

 

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さらば!分業の時代!

先日の国立新美術館で開催された「森から始まるリレートーク」という講演会で

武蔵野美術大学の教授でいらっしゃる島崎信さんのお話です。

 

そもそも私・・・教授という肩書が付いている方の話を聞くだけで睡魔が襲ってくる

という特異体質だったんです(学生時代には大変苦労いたしました・・・)

人間とは不思議な物で自分が興味ある事になると必死に聞いてしまうのです!

睡魔が襲ってくる特異体質も改善の兆しが見えてきました!

 

また、こんなくだらない事言っているから話がめんどくさくなってしまう・・・

早速本題です!

 

約40分程度の講演だったのですが、非常に面白い事を話してくれました!

その中で印象的だったのが「分業の時代は終わった!」という内容でした。

 

少し、めんどくさい話ではありますが・・・

木製の家具が消費者に届くまではいろんな業種が関わっています

大きく分けると「デザイン」・「技術」・「販売

 

これまでの産業構造ではこの業種が全てバラバラに活動していたそうなのです

しかしこれからの時代は「全ての事に理解をしていないといけない!」

と言ってました・・・

簡単にいうと「デザインから販売までをトータルで考える仕組み作り

が必要だと言う事です。

言われてみれば納得です・・・

 

さらにもう一つ・・・

デザイン」・「技術」・「販売」をトータルに考える仕組みに加えて

材料である材木について、もっと言えば木が育つ環境であるについても

思いを巡らす事の重要性についてもお話しにありました。

 

全てをトータルで考える仕組み!」とはなんぞや?

森の中で仕事する人は森の事だけを考えればいいという話でもない!

デザイナーにしても、家具職人にしても、販売する人にしても同じ事である!

そして、消費者(家具を使用する人)も例外では無い!

から始まり、家具を使用する人まで全てにおいて

今は意識の変革が必要なんだそうです。

 

「はぁ~!消費者は関係ないじゃん!」と思うかもしれませんが・・・

(私はそう思っていました)

買う人がいるから売る人がいるのです!

売る人がいるから作る人がいるので!

(これを聞いたら納得してしまいました・・・)

 

使わなくなったから捨てる」とか「新しい家具を買ったから捨てる」という行為は

何百年という歳月をかけて成長した木に対して失礼であり!

簡単に木材を捨てる行為は、森林が再生するスピード以上に速いのです!

木を大切のしない行為は、人間に帰ってきます!

しかも自分たちの子孫の代にまで影響する事です!

(まるで、日本の借金のようですね!)

 

それぞれの分野の人がその分野の事しか考えないような仕組みではもう古い!

と言う事です。

自分が良ければそれで良しというのはなんともワガママな話です。

  

それぞれの分野の人が違う分野の人の事を考えると

何かが変わってくるような気になりませんか?

 

相手の事を考えて行動する・・・いつも弊社の頑固ジジィこと会長は常々そう口にしています。

しかし、それは裏を返せば回りまわって自分に帰ってくるという事なんです。

「情けは人の為ならず・・・」という諺がありますね~

この後に続く言葉は、自分に帰ってくるという意味です。

木の無駄遣いは自分に帰ってきます!

恐ろしい話です!

 

木材を生業として商売する我々家具屋にとって「森から考えるトータルなものづくりの仕組み

とはとても大切な考え方だな~と思いました。

自分たちで出来る事をすこし考え始めている家具屋でした。

(まだ考え始めたばかりです・・・)

 

 

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使い捨て家具は罪だ!!

先日の国立新美術館で開催された「森から始まるリレートーク」という講演会で

速水林業の社長:速水亨さんのお話。

 

この速水亨さんという方は、林業を経営している方です

私もそのうち出演するであろう「カンブリア宮殿」にも先に出演されていて

様々な方面で活躍されています。

今では、あの蓮舫先生必殺仕分け人をしています!

 

私が知っている(カンブリア宮殿情報)速水亨さん情報を少し・・・

林業の効率化と機械化を進める努力をしている人です

 

 ①機械搬入の為に林道整備する

 ②機械整備が出来る職人育成(山中で機械を組み立てる為)

 ③樹齢30年で選別作業(良質な木材を育てる為、間引く⇒間伐材になる)

 ④間伐材の有効利用(輸入材木に価格で勝負する)

 ⑤東京ドーム400個分の土地を14名で管理(内事務3人)

 

というように、それまで手作業中心の林業でしたが積極的に機械導入を進め

輸入材木との差別化をするため管理を徹底させているようにテレビでは見えました。

 

そして、ここからが本題です!

講演で速水さんが話してくれた事とは・・・

日本人の罪悪感の希薄」についてです。

簡単にいうと・・・

日本人が木材を使い捨てる生活をすると、

ある地域の女性が病にかかったり少女売春につながるという話です。

 

どういうことか・・・

そもそも、世界中で伐採されている材木のほとんどは日本に輸出されているという。

(そのことを世界的に、危機感が広がっているという)

そして、日本に入ってくる木材の20%程度が・・・なんとっ!

違法伐採された材木なのです!!

 

出ました!本日一つ目のチェックポイント!

それは、「無関心な日本人

果たして、このことを知っている日本人はどのくらい居るでしょうか?

 

速水さん曰く・・・

「日本人は、輸入食品などには敏感なのに木材に関してどれだけの人が知っているのか?」

いわゆる「無関心な我々日本人はいかがなものか?」と言っていた。

 

そして、これが衝撃的内容でした!

木材の使用需要の約55%が燃料として使用されるそうです。

さらに、森は水を循環させる機能があり森林管理水を守る事につながるそうなのです。

まずはこの事を頭に入れておいて下さい!

 

そして、ある地域で今問題になっている事があるそうです。

それは、突然外国人がその地域にやってきて

もともと貧困だった森林がある周辺の人たちに目先の金をばらまき

森林の木を根こそぎ伐採して持って行ってしまったそうです。

 

森林を目先の金で失ってしまった周辺住民はどうするか・・・

少し離れた所へ燃料用の薪を拾いに出かけるそうです。

薪は相当重いですよ・・・!! 

また、森林を失った周辺の井戸は水の循環機能を失った訳ですから

当然枯れてしまったり、汚れてしまうそうなのです。

水を失った周辺の人々はどうするか・・・

水が汲める所までバケツをもち長い時間をかけて出かけるそうなのです。

水は相当重いですよ・・・!!

 

薪拾い」・「水汲み」は主に女性の仕事なのだそうですが・・・

毎日毎日、それはそれは重い薪や水を求めて遠く離れた場所に行くそうです

そんな重労働すれば当然体に異変が出てくる!

ヘルニア子宮に異常が出てくるというのです。

さらには、少女売春にもつながっているというのです!!

 

延々と書いてしまいましたが・・・

つまり、森林をなくすということは周辺住民の人権を侵しているということなのです

 

そんな問題になっているなんて・・・知っていましたか?

恥ずかしながら私は、今回の速水さんの講演会ではじめて知りました・・・

無知は罪です!

 

さらに、こんなことも言っていました!

木の寿命は最も古いもので9550年ぐらいだそうです・・・もうすぐ1億年!

そんなに長生きする木を伐採して人間が使用する期間なんて本当に一瞬でしかない!

本当に木材を大切に使用しなければならない!!

一本の樹木が成木になるまで50年~150年かかるそうです。

林業で今現在植樹している木は、孫の孫の代に使用する木材を植えているという感覚です!

そうやって考えると

日本人は森や木に思いをめぐらせ、意識を高める必要がある!

 

今では、世界中の意識が高まりつつあり

木製品や紙製品には「森林認証制度FSC認証)」が導入されているそうです

そして、材木のトレーサビリティーも明確にしていくことが大切だと話していました。

 

 

それまで使い捨て家具というものに違和感を感じていたものの

こんな話を聞いてしまった私・・・

「安いから」というような理由で世の中に大量に流通させてはいけない!!

「すぐに壊れてしまうような家具を造る」=「人権侵害

「すぐに壊れてしまうような家具を売る」=「人権侵害

という考え方に変ってしまう。

さらに・・・

「すぐに壊れてしまうような家具を買う」=「人権侵害

当然、買う消費者がいるから売る人や製造する人が出てくるのです。

消費者の側から意識を変えなければならない!!

 

ゴミのような家具を造る為に、少女が売買されていると考えると

こんな罪深い話は無い!!

大量に生産されて使い捨てられる家具を製造するメーカーです!

またそれを販売する会社です!

そして、その大量生産で使い捨て家具を使用する人です!

 

なんとも衝撃的なお話でした・・・

とても深く考えさせられる内容です。

木材を扱う人間として、家具屋として何ができるのか?

と自分なりに考えてみる・・・

 

まずは、永年使用できる家具製作をすること!

そして、材料は無駄にせず大切に使用する事!

を心がけることとしよう!

 

皆さんも、木材についての意識を高めませんか?

想像してみてください

逆の立場だったらどうするか?

 

 

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群馬県伊勢崎市役所のヒゲ禁止令!

先日面白いニュースを耳にした。

群馬県伊勢崎市役所でクールビズ通達と共に「ひげ禁止令」が発令されたそうだ!

 

市役所の見解としては

「市民は民間企業のように役所を選択することはできない、

  公務員らしい身だしなみを心掛けてほしい」

ということだ。

つまり、お客様である市民が、市役所の職員を不快に感じても

別の役所に行くわけにはいかないということなのだろう・・・

ごもっともな事だと思う。

 

しかし、一方で郵便事業会社の職員がひげを理由に減給処分になり

裁判沙汰になった事があるらしい。

結果は、郵便事業会社の負け!

裁判所の見解は・・・

「身だしなみは個人の自由であり、郵便窓口の利用者は

  特別な身なりを整えての応対は期待していない」

ということらしい。

 

皆さんはこのひげ禁止令をどう思いますか?

ちなみに・・・ネットリサーチでは「ひげ禁止令

 賛成!・・・58.2%

 反対!・・・41.8%

う~ん!微妙!

 

ちなみに、巨人軍も「ひげ禁止」である!

あの小笠原も巨人に入団する時に、

トレードマークともいえるひげをさっぱりと剃っていた事を思い出す。

「巨人軍は紳士でなければならない」らしいのです・・・

しかし、金にモノ言わせて選手を補強するあたりはとても紳士には見えないが・・・。

ちなみに、私はそんな巨人が好きです。

 

こんな事が問題になると必ずと言っていいほどトンチンカンな意見が出てくる!

「ヒゲがはえているからとか!茶髪だからとか!外見で判断しないでほしい!」

と学生みたいな事を言い出す奴等だ・・・

身だしなみは個人の自由である事は確かに間違いない事だけれども・・・

 

話を「ひげ禁止令」に戻します・・・

ここからは、私の個人的な考え!

ひげ・茶髪が個人の自由だと主張する人がいるならば、

その主張が許される世界で頑張ればいい!

ひげ・茶髪は好ましく無い!とか禁止!などと言われている世界にしがみついて

個人の自由だ!と主張してもそれはワガママにしか見えません。

ワガママ言う人間社会人失格だと考えています。

 

ちなみに・・・

私がサラリーマンの時は「ひげ」と「坊主」が禁止でした!

ひげ」は不快感を与えるからという理由で

坊主」は威圧感を与える可能性があるからだという事でした。

 

もうひとつ・・・

私の周りには

「ヒゲが気持ち悪い!」という意見はよく耳にするが

「ヒゲが無くて気持ち悪い!」と言う人は聞いた事が無い・・・

まぁ~・・・中にはそうゆう人もいるのだろうけど。

ごく少数意見のはずだ!だって聞いた事ないから。

 

 

サービスを提供する側の人が自分の考えを相手に押しつけることは良くない!

・・・と考える

民間企業が自分のスタイルを貫く事は良い事だと思います

消費者が企業を選べばいいんだから、合わないと思ったら他の企業に変えれば済む。

しかし、公務員や役所関係はそうはいかないだろう、

不快に感じた人はその不快感をず~っと我慢しなければならない!

そう考えると、伊勢崎市役所の見解は正しいのではないかと個人的には考える。

 

自分自身も、普段は作業着スタイルで会社にいる事が多い

しかし、最近心を入れ替えて外出する時や個人のお客様のご自宅に行く時は

脱作業着で行くことにしている!

(しかし妻からはあまり変わらないといわれるが・・・検討の余地あり!)

人間の評価は見た目で無いという意見もよくわかります。

(以前の自分がそうでしたから)

しかし、「ヒゲが汚い」とか「茶髪は不愉快だ!」という思いは周りが抱く感情です。

本人がどう思うかなんて関係ない!

相手がいる事なのだから、相手を不愉快にさせる可能性があるならば

一つ一つ解決していかなければならない。

 

ちなみに、ウチの会社では私は身だしなみに厳しくありません!

「コイツ!汚いな!」と思ったら外には連れて行きません!

それだけの事です。

外に連れて行かないということは、現場に行けないということです。

現場に行けないということは、仕事が出来ないということです。

仕事が出来ないということは、個人評価が低いということです。

シンプル!

おぉ~裁判になったら負けてしまうのですか?

最近、ウチの職人にも良く言います

「お客さんの家に行くんだから、綺麗な作業着で来なさい!」

そんな事を言わなければならないなんてどんだけ汚いのか?

と思われますが・・・

作業着とはやはり汚く見えてしまうのです!

伊勢崎市に見習って我々も身だしなみ強化することにしよう! 

 

 

 

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