俺にNCなんていらね~ぜ!
先日出荷した巨大アナコンダですがその時に上に設置する天板の製作方法が
いつもと様子が違ったのでご紹介いたします。
これがその巨大アナコンダ!
R曲面の壁面なので、当然カウンター天板もR形状をしたカタチになります。
R形状は最近ではどこの家具屋にも増えてきましたがNCルーターという画期的な機械で加工するのです。
これがモリカグのNCルーター
モリカグのNCルーターは二代目です!
しかも、現在使用しているNCもかなり年季が入り始めております。
この機械があるとR形状に材料をカットするのがとても楽になるのです!
しかし、このNCルーターにもそれなりに欠点があります。
それは・・・コンピューターの操作が必要なところであります。
どこの会社にもいますよね・・・
「パソコンの操作は若いもんに任せていますから
私ですか?無理ですよ~今さらパソコンなんて覚えられませんよ~」
って言っている人たち・・・
モリカグの工場長もその一人ですかね~?
しかし、NCを使わずにR形状に天板を加工している光景だったので思わず
写真に収めておきました。
それがコチラです
コンパスで円を書くように中心の軸を固定します
軸を固定したら回すようにハンドルーターを進めていきます
スタート!
それはまるで・・・
ハイハイするかのように進みます
ギリギリのラインを狙っています!
更に進めていきます
終了!
そうするとこのようにR形状に材料が加工できます
切り抜かれた端材・・・R形状はエコでは無いです!
R形状はエコでないばかりか、すごい手間です・・・
R形状の天板加工をするのに職人が数時間かけてようやく抜く作業に入れるのです。
職人が数時間もかかる作業です・・・それだけですごい手間がかかりますね
ところが・・・
これがNCルーターだとど~なるか?
職人じゃなくても、コンピューターが使用できる人がいれば1時間もしないで加工してしまいそうです!
これが・・・文明の利器ですか・・・!
コスト計算したら雲泥の差であります!
職人が数時間かけて加工するのと
素人でもNCにプログラムが入力出来れば一時間もかからないで加工出来てしまう!
やはり、コスト面を考えると機械化にする方が明らかにメリットは大きいのです!
「NCが無くたって加工できる」と言い何時間もかけられても困ります!
だけど・・・NCが無くてもこのようにRが抜ける様な技術は工場に残しておかなくてはいけません・・・
先日、宮本大先生もおっしゃっていましたが
経済性と匠の技が今の時代は両立しない!と嘆いておられました・・・
匠の技術を取るか!経済性を取るか!
・・・欲張りな私は両方欲しくなります。
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