オーダー家具の打合せ 東京都 世田谷区 (2010.9~10)
本日はモリカグホームページが御縁で御問合せ頂いたお客様のご自宅に
オーダー家具の打合せに行ってきた時のお話です。
場所は甲州街道沿いの高層マンションでございます。
しかも・・・13階!見晴らしは最高な場所でした。
今回はホームページをご覧いただき、直接モリカグに電話をいただいたのです。
ありがたいことです!
住所と地図を片手にお客様の待つご自宅へ!
しかし・・・なんとも裏道の裏道ばかりを私のポンコツナビが案内してくれまして
「えっ!そこ道なの!?」と目を疑うような道を車幅スレスレで向かいました!
ようやく到着した~と思ったら・・・マンションの裏側です。
ありえません!
表側は甲州街道!大きな道です!
そこに行けばよかったんじゃないの?と久々にナビを壊したい衝動になりました。
いよいよマンションに入ります。
オートロック玄関が主流の最近のマンション
入り口のエントランスでお客様の部屋番号を押すのです・・・
毎回この時が緊張いたします。
やっとの思いでご自宅の玄関に到着!
「はじめまして、株式会社森下の~」なんて自己紹介するんです。
こうしてようやくお客様の下へたどり着きました。
リビングにはまだ小さな赤ちゃんがグッスリ眠りについています。
静かに部屋に入り、打合せ開始です。
どうやら・・・お客様はご自身で家具のイメージ図を作成されています。
しかもかなりしっかりとした図面です・・・
いろいろ仕上げ材も調べられていて、アイカのショールームにも足を運ばれたとか。
メラミンのサンプルまでご用意されていました。
今回製作するのは、リビング壁面収納です。
中央にはTVを設置しますが、基本的に主な目的は書類の収納スペース確保です。
書類や本棚はまとまると結構な重量です。
家具の耐久性や使い勝手(扉の高さ位置)やデザインなどを打合せいたしました。
しかし、お客様のイメージはかなりまとまっていらっしゃいます。
あとは施工的に問題がないか?耐久的に問題がないか?など
技術面でのご提案をさせていただきました。
途中で娘さんが登場!
赤ちゃんを抱っこしながら打合せに参加されました。
いろいろ打合せに参加していただきました。
男性目線と女性目線で家具の見方って変わるんだなぁ~といつも思います。
たとえば、扉の手掛けの位置にしてもそうです。
男性と女性の身長差によって男性にはちょうどよくても女性には少し高いということがよくあります。
男性目線と女性目線の戦いはよく起こります!しかも大体が女性目線の勝利です!
我が家も例外ではありませんでした・・・妻の意見がいつの間にか最終決定になっている。
・・・しかも、自分では言いづらいことは私に言わせる。
すごいでしょ?
今回も、お父さんの意見より娘さんの意見がやや優勢・・・赤ちゃんはおとなしく観戦しています。
そんな事いったら怒られるかしら?
家族のために作るオーダー家具っていう方もいらっしゃいます。
家族の意見を第一に考えるんです!
ということで今回のお客様のご要望は以下の5点
①収納は書類や本が中心だから耐久性を持たせる
②TVカウンターの下収納は一部ガラスを使用する
③ハンドル等のデッパリはNGです
④扉の小口はメラミン材だけど角を丸めたい、ポストフォームにしようかな?
⑤電気の配線は現在ついているところからコードを伸ばす方向で検討する
ということです。
今回の打合せしたことをもとに、図面と見積を作成していきます。
引越しをされたばかりなので、家具の設置も急いでやらなくては・・・部屋が片付きません。
超特急で進めなくては・・・
しかし・・・ど~しても気になる!
お客様から頂いた家具図の完成度の高さ!
最初は、他の業者に見積依頼をして作図もしてもらったのか?とも思ったんですが・・・
お客様が使用しているペンがど~も作図用のシャーペン・・・
しかも、専門用語がポンポン出てくる出てくる・・・
勇気をだして聞いてみました
私:「あの~失礼ですけどご職業は?」
御主人:「いや~ちょっと建築関係で・・・」
私:「・・・やっぱり。なんか使用されているペンがそうだと思いました・・・」
奥さま:「イヤぁ~ね~それらしいペンなんか使っちゃって!」
私:「イヤッ!図面頂いた時からなんだか様子がおかしいなぁ~とは思ったんです」
御主人:「だけど!家具に関しては全くわからないんだよ!」
家具の事がわからないはずがございません・・・あれだけの図面が出来ているんです!
今回のお客様は建築のプロです・・・
いつも以上い気合いを入れていきたいと思います。
納品予定日は11月中旬です。
お手柔らかにお願いします・・・
んッ!こんな弱気ではいけない!
プロも唸るような家具をご覧に入れましょう~!
といって自分を奮い立たせる!のであった・・・
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