田中と青木の話
先日のtobiの打合せの帰りの電車で面白い話をしている2人がいた・・・
私はJR新宿駅から本八幡駅まで座席に座りながら
今お気に入りの「ホッピー三代目社長」の本を読んでいた!
すると、どの駅から乗って来たかわからないが私が座っている座席の上で
2人のサラリーマンがほろ酔い気分で大きな声でお話ししていました。
その内容がかなり興味深かった!
登場人物は31歳の田中と26歳の青木だ!
なんでそこまでわかるのか?と言いますと・・・それだけ話を詳しく聞いていたからです
というよりも、頭上で大きな声で話されればイヤでも耳に入ってきました・・・
おそらく、同じ会社の先輩後輩何だろう。
田中が青木をなだめている感じだった!
田中:「仕事なんて我慢の連続なんだよ、自分を殺して生きていくんだ」
青木:「俺は自分を認めてもらいたいんです!」
熱い青木だ!
こっちは色々あって凹んでいるのに!
熱すぎて、青木の声がうっとうしくなってきました。
すると先輩社員の田中がこう言います
田中:「俺もお前の年のころはそうだった!わかるよ!」
オイオイ!31歳と26歳じゃたいして年齢変わらないだろう!
と思いながら同年代の田中を心の中で応援する私!
青木:「俺は自分の思った事を言うし!正しいと思った事を進めますよ!」
なんとも勇ましい青木だ!
本当に熱すぎてうっとうしい感じです・・・
田中もかなり熱すぎる青木の扱いに少々困り気味だ。
田中:「俺も昔はそうやってお前みたいに日経新聞読んでたよ
そこに書いてある事は全て本当の事ですか~?」
青木:「ここに書いてある事が全てじゃないですよ!
何が本当か何が嘘かなんて読めばわかりますよ!」
おぉ~青木!
日経新聞に書いてある事が何がホントで何がウソか判断できるのか?
すげ~な!と思いながら
田中は続ける!
田中:「そ~やって自分のフィルターを通して見ているんだよ!」
青木:「自分は、情報収集の一つとして読んでいるんです!日経新聞なんか信じてない!」
ま~日経新聞のくだりは電車に乗る前に2人の間に伏線があったのだろう・・・
はっきり言って、意味不明な会話でした。
しかし田中はほろ酔い気分ながら、さらに続ける!
田中:「日経新聞を読んで、お前は何か変わるのか?
人生なんて楽しくない事ばっかりなんだよ!」
なんだ!田中はもう人生に疲れているのか?
頑張れ田中!とさらに応援する私・・・
すると、近づくだけで火傷しそうな青木が喰ってかかる!
青木:「つまらない人生なんて僕は送りたくありません!
人生楽しく過ごしたい!
だから、思った事は言うし!やりたい事はやります!」
熱いです!車内も熱いのに・・・青木熱すぎです!
どうしても、田中の言う事に納得できない青木!
何が原因でこんなめんどくさい会話を車内で楽しんでいるのでしょうか?
そこが気になる!!
そして、田中がうなだれながらこう言いました・・・
田中:「お前は若いな!
人生なんて9割はつまらない事ばっかりだよ!
残りの1割しか無い出来事をどうやって楽しむかが人生だろ!」
確かにそうだな~と妙に納得してしまう。
仕事をしていても、理不尽な事や納得のいかない事ってすごく多いです。
自分の力ではどうする事も出来ないような事が多い!
だけど、「楽しい事」や「うれしい事」も少ないかもしれないがやっぱりある。
その1割のプラスの出来事をどうやって楽しむか!
また、自分の考え方一つでつまらない事も楽しく感じられるかもしれない・・・
常にアンテナを伸ばしていないと、楽しい事があっても気がつかないかもしれない!
楽しみ方を知らないのは本当に不幸だなぁ~と思いました。
思わぬ所で妙に納得してしまいました・・・
関係のない私が田中の言うこと感心しているのですが
青木の方はと言いますと・・・田中の気持ちは通じなかったようです。
青木:「そんな人生嫌だ!俺は9割楽しむ人生が良い!」
それもまた人生の考え方!
頑張れ青木!
そんなサラリーマン2人組は、この後はどこに行きます?
と話した後、「おね~ちゃんがいる店」が良いと
話がまとまりどこかの駅で降りて行きました・・・
たくましい日本のサラリーマンである!
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