特注家具・オーダー家具の株式会社森下 ~ 船堀の家具屋ブログ ~

オーダー家具・特注家具の株式会社森下 〜 社長ブログ 〜

2月2012

ふらんす国酔夢9「フランス警察と名乗る男」

今回のフランスはなんとも物騒な事が頻発でございます!

今日紹介するお話はパスポートを無くして大使館に申請を出した後の出来事です。

 

ホテルからメゾンエオブジェの会場までは電車移動です。

さすがに会期中は電車は結構混雑していますが

日本でも終電間際の満員電車に乗り慣れているせいかそれほど苦痛に感じない

フランスの混雑具合。

 

地下鉄から

高速鉄道に乗り換えます

 

プレゲ・サバン駅からガル・デ・ノール駅(北駅)で乗り換えるて

高速鉄道にのりメゾン・エ・オブジェの会場があります駅に向かうのですが

その高速鉄道に乗った時に事件は起こりました。

 

それなりに混雑していた車内です。

電車は空港行きの電車なので大きな荷物を持った乗客が多い車両でした。

そんな状況の中、一人のフランス人男性が私に突然しゃべりかけてきます。

 

あまりにも突然の出来事で私はキョトンとするばかり・・・

フランス語で一生懸命私のポケットを指さしながら話しかけてきます。

なんだかめんどくさいフランス人だなぁ~と思い最初は無視してたんです。

するとその男は更に一生懸命に話しかけてきます。

 

こうゆうめんどくさいのに絡まれた時は変に対応するより日本語で言い返せばいいんです。

海外でめんどくさい事に巻き込まれそうな時はいつもそうやって対応してきました。

私は日本語で「何言ってるか分かんないよ!!日本語で言ってよ!」

と男に向かってひたすら言い続けます。

 

するとしびれを切らしたその男は誰か英語を話せる人はいないか?

的な事を周りの乗客に言っています。

空港に向かう電車なので、英語を話せる人はいたようで

乗客の一人が英語で私に何か言って来ています・・・

しかし・・・残念ですね~私の英語力は中学二年生レベル!!

英語で言われても全くわかりません。

 

何を言われても日本語でしか答えない私に向かってその男は水戸黄門もビックリするくらい

慣れた手つきで何かを差し出して来ています。

あまりに一生懸命なので一応見てあげることにしました。

その男は「ポリスッ!ポリスッ!」と言いながら私に警察バッジを見せてきたのです。

 

フランス警察と聞いて私の態度は一変します!!

先の被害届を出す際にあまりにも冷遇されたので私の態度は更に硬化するのです。

そもそもですよ・・・フランス警察のバッジを見た事が無いので私には男が出してきた物が

警察バッジなのか?警察バッジだとしても本物なのか?わからない訳です。

ただフランス語やら英語やらで語りかけてくるそのフランス人に

私は言い続けます・・・

「そんなの見せたって言っている意味がわかんね~よ!!」

 

ちょっとした大騒ぎになっております。

すると近くにいた東家工の理事長が助けに来てくれました。

理事長は英語ペラペラなのでその警察官と名乗る男に

「何があったの?」みたいなことを聞いてくれています。

 

するとその男はこんな事を言っていたらしいのです

「私はフランス警察だ!だから安心しろ!」

「さっき乗ったノール駅で私のポケットに手を入れている人がいたから

 貴重品が盗まれていないか今確認してくれ」

「今すぐ確認してくれ」

と理事長に言ってきたそうです。

 

明らかに私の怪しいセンサーが働いております。

いろんな疑問がわいてくるわけです。

私のポケットに手を入れている人を見たならなぜッ!その時に言わない?

こんな混雑しているところで貴重品を確認したら

ここに貴重品がありますってみんなに言っているようなもんです!!

それこそ電車に乗っているかもしれないスリの餌食になります。

そもそもです・・・日本の警察にいきなりポッケ見せろと言われても

ハイハイどうぞなんて言う程私はお人よしではありません!

ましてやッ!フランス警察なんかに見せてたまるもんか!!

と私は頑なに日本語で拒否!!

 

するとその警察官と名乗る男は日本語で怒っている私を見て諦めたようです・・・

何やら安っぽい無線のようなもので「ジャポネ・ジャポネ」と言って

次の駅で降りて行きました・・・一体何者なんだ??

怪しさ満点です!!

 

 

その後、こんな事がありました!と報告したら案の定・・・

ニセ警官詐欺という物があるようです。

警察と名乗り、身分証明書を確認すると称してパスポート等を渡すと

その場から逃げ去るというパターン・・・

そんな話を聞いてしまったら・・・明らかに先程の男はニセ警官です!!

怖い体験をしてしまいました・・・

 

ちなみに、貴重品等は盗まれたばかりなので厳重に保管しておりまして

もちろん盗難になんてあってません。

全くッ!人騒がせな男でした・・・

改めてフランスは物騒な国だなぁ~と実感するのであります。

 

ここでの教訓・・・

海外で外国人にからまれたら日本語で対応するべし!!

皆さんも実践してみてください。

おそらく・・・本物の警察官なら連行されると思いますが・・・

 

 

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船堀のビッグダディ!・・・「二泊三日妻不在」

いつの事でしたでしょうか・・・妻が友人の結婚式に参加して

ビンゴ大会一等賞をゲットしたらしくその景品がなんとッ!「台北旅行二泊三日」であります。

本人はまさか海外旅行とは思わず、レストラン台北のお食事券だと思い込んでいた

なんとなく残念な妻・・・

 

子供を妊娠してから今までそれはそれは色々な事を我慢してきた妻なので

今回はここぞとばかりに台北旅行を計画しておりました。

当然のことながら妻不在中は・・・三つ子の面倒を私が見ることに相成りました。

そして・・・妻は二泊三日の台北旅行へ旅立って行ったのであります・・・

 

 

さて・・・残された三つ子と私。

どうやって生きていくかが大きな問題です。

しかしッ!さすがです・・・

私の性格を熟知している妻は素晴らしい程の準備万端状態でございました。

 

A4サイズの紙に2枚に子供の世話をする完全マニュアルが作成されておりました。

一日のタイムスケジュールからご飯のあげ方その他・・・

台北旅行に掛ける妻の意気込みがうかがえます。

さらに、私の性格を熟知している妻はそれだけでは足らない事も十分承知しているようです。

家のあちらこちらにメモ書きが貼り付けられております。

 

シンクの上にはこんなメモ紙が・・・

お茶やコーヒーの場所にはこんなメモ・・・

キッチン回りはメモだらけ・・・

三日分の食事を全て分けて置いてあります

 

 

張り紙だらけの我が家をみると渡辺謙主演映画「明日の記憶」を彷彿させます・・・

 

若年認知症の渡辺謙が主役です

 

こうしてみると・・・私、家に何があるのか全く分かっていない状況です。

サラリーマン時代にはしばらく一人暮らししていたなんて信じられないくらい

今では家の事は全くと言っていいほどわかりません・・・ 情けない話です。

 

 

そんな妻不在の二泊三日間は私は在宅勤務と言う形で

自宅でお仕事をしながら三つ子の世話をする事になります。

二日目と三日目の日中は叔母が助っ人として面倒を見てくれましたので非常に助かりました。

 

しかしながら・・・本当に三つ子の面倒は激しいもんです。

食事の時間は三人同時にあげるのですがまるでツバメの餌やり状態

一人にあげると他の二人はギャーギャー騒いでおります。

お風呂も4人一緒に入りましたが・・・長男が脱衣所で爆弾を発射する始末!

なかなかハードな三日間でございました。

とりあえずッ!水分と食事だけ絶やさずにあげれば

この三日間はなんとかしのげるだろう!!と思いそれだけは忠実に守る私。

 

 

しかしッ!三つ子の準備は万端でしたが・・・

私の餌に関しては「大人なんだから自分でなんとかしてください」という言葉と

一万円が手渡されました・・・

「えぇ~~たった一万円ですか~~~」と言ったら

我が家では一万円がどれだけ大金なのかをコンコンと説明され・・・

全部使ってはダメという厳しい注文がついて参りました・・・

挙句の果てには、私の給料が安いからやっていけないという話になり・・・

余計なひと言を言ってしまったと後悔するのであります。

 

結局その一万円はほとんどがビールに代わってしまった事は妻は知りません。

  

 

たまにはいいもんですね・・・三つ子と一日一緒にいるのも。

なんだか気が付いたらどんどん大きくなってしまって子供の成長は早いもんです

仕事ばかりではなくちゃんと子供の事も見なければ・・・と少しだけ思う今日この頃であります。

 

 

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関東地方から消える職人・・・

最近本当に良く耳にするのは、現場の職人が全く足りていないという事・・・

大小の現場に関わらず、本当に現場が進まないと現場監督が嘆いております。

 

話を聞くと・・・今まで東北地方からやって来ていた職人が正月に帰省したまんま

関東地方に戻ってこないという会社もあるらしい。

 

東北地方の職人は、「むこう10年の仕事があるから東京には戻らない!」と

東京のある残念な会社に言って来たそうだ・・・

普通に聞くと「戻って来ないってどういう事?」と聞きたくなるが

今までの職人に対する待遇がどれだけ酷いものだったのかが容易に想像がつく!!

 

おかげで現場の職人は外国人が多いようだ・・・そんな状況で当然現場は混乱状態。

しかしながら・・・それは致し方が無い。

自分たちでまいた種なのだから・・・

今までの職人に対する評価が低すぎるのだろう!

困った時だけ、職人が引っ張りだこになっても困る。

 

小さい子供たちの将来なりたい職業ランキングに職人と堂々と上位に上がるような

地位を確立しなければ今後どんどん職人は消えていくんではないでしょうか?

職人に対する正当な評価!

末端企業に対する正当な評価!

今後見直されることを祈るばかりであります。

 

頑張れ家具屋!負けるなモリカグ!!

モリカグは職人を応援いたします

 

 

 

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