皆様お待たせしております今回でフランス探訪も9回目でございます！

　

今回はメゾン・エ・オブジェの会期中での出来事でございます。

ホテルからメゾン会場までは電車で30～40分程度

日本で言えば、東京駅から幕張駅までの距離でしょうか？

　

メゾン会場は結構高額な入場料を支払って入らなければならないのであります。

そして各会場には入場券をチェックするそれはそれは綺麗なパリジェンヌがいるのであります！

しかし、このパリジェンヌ！自分の仕事によほどのプライドがあるのでしょうか？

自分の仕事に一切の手抜きをしません！

鉄壁のガードでメゾン会場入口を守っています・・・

そして、tobiメンバーもこの鉄壁のガードにブロックされました！

　

それは、メゾン初日の出来事です！

エトワールで使用したディスプレイを当日段ボールで梱包し手荷物で入ろうとしたところ

なんとっ！鉄壁の美女よりストップ！が入りました・・・

　

「ボンジュ～ル・ムッシュ！」

　

ボンジュ～ル・ムッシュ！までは理解できたのですが・・・それ以外は何言っているのか

一切意味不明！

とにかく！大きな荷物を持って中に入ってはいけない！と言うようなニュアンスだったと思います！

それか、段ボールなんか持ち歩いてんじゃね～よ！ぐらいの感じでしょうか？

ここが日本であれば「そんな事どこにも書いてないじゃね～かよ！」と美女を一蹴する所ですが

ここはフランス・・・オドオドするばかり！

あれや・これやと理由を話してなんとかディスプレイをもって入場致しましたが

鉄壁の美女はどうもご機嫌斜めな様子・・・

一体どうして駄目だったんだろう？

　

そして・・・翌日も鉄壁の美女は健在でした！

私とＭ中社長の二人でメゾン会場に入場しようとした時のこと。

Ｍ中社長は手荷物にキャリーケースを持っていたのですが

どうもそのキャリーケースも鉄壁の美女には気に入らないようで・・・

「入れません！」とジェスチャーでブロックされる！

途方に暮れる家具屋二人・・・

私とＭ中社長は「隙をついて入ってしまおう！作戦」を決行したのですが

そこはさすがの鉄壁の美女！

遠くも方から「ムッシュッ！ムッシュッ！」と大きな声で止められてしまいました・・・

仕方が無く、キャリーケースは手荷物預かり場所に預けて入場です！

　

Ｍ中社長がクロークに預けている間私は入り口付近でふと横を見てみると・・・

　

こちらの男性もブロックされていました・・・

　

しかしこのピンク色の男性・・・かなりの粘りを見せておりました！

男性はおそらくですよ・・・私が推測するにこんな会話があったんだと思います。

　

鉄壁の美女：「スイマセン！会場にはキャリーケースは持ち込めないのですよ～」

ピンクマン：「え～っ！なんでだよ～！そんなこと書いて無いじゃん！」

鉄壁の美女：「申し訳ございませんが、キャリーケースはダメなんです！」

ピンクマン：「これは荷物なんだよ！なんでリュックやカバンは良くてキャリーケースはダメなんだよ！」

鉄壁の美女：「申し訳ございませんが・・・キャリーケースは・・・クロークへお願いします！」

ピンクマン：「よ～しッ！わかった！これは今からキャリーケース改め大きめのカバンだ！」

　

というようなやり取りはあったかどうか不明ですが・・・

このピンクマンはおもむろに手掛けをしまい始めてバックを持って手荷物である事を

猛烈にアピール！！

　

これ見てくれよ！今から手荷物になるから！

　

さすがの鉄壁の美女も手荷物にはうるさく言えないようで・・・渋々入場を許可してました！

その光景を一部始終見ていた私はフランス語を話せない自分に歯がゆい思いを致しました

「ダメだ！」と言われてもへこたれない気持ち！

とても大切だと思いました！

その後ピンクマンは顔を真っ赤にしながらカバンを持っていました・・・

その国に行ってその国の言葉をしゃべれないのは本当に不便ですね。

少しぐらい話せるようになりたいわ～

　

　

　

　

　

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