大型物件の悲しい現状・・・もう撤収か?
先日見積で施設什器や学校家具の見積が増えてきたというお話しをしましたが
介護施設や学校家具等はそれはそれは家具のボリュームは大変なもんです
見積するのにも時間がかかるんですよ・・・
何に時間がかかるかと言いますと・・・
家具工事は雑工事なので建具(扉)工事のように図面がちゃんと無い事がしばしば
家具図も無いのに見積しろっ!って言う方が無茶なんですが
他の家具屋が見積を出している以上、モリカグが出さない訳にもいかず・・・
膨大な量の図面を読解して見積する家具がどんな家具なのか
あっちこっちに散らばった図面を見て・比べて・確認しながらの見積になるので
かなりパンチが効いてます。
そして、さらにテンションが下がるのがそれだけのボリュームがある物件だと
各社で価格競争が始まることです。
恐ろしい事です・・・私が出した見積金額に比べて三分の二から
ひどい時は半額で他社が受注してしまうのです。
私自身・・・そんなに的外れな見積を出しているつもりはないのですが
そんな見積金額で他社が受けているところを見ると自分の見積金額に自信が無くなります。
最近・・・考えてしまうのです。
もはや、モリカグは大型物件では勝ち抜けないッ!
仮に、大型物件を受注したとしましょう・・・
せっせと家具を製作してドタバタしながら家具を納めたとして
間違いなく・・・大赤字になりそうな予感がします。
しかも一回の受注金額も大きそうなのでちょっとした変更が命取りになりそうです。
「これだけのボリュームがあるんだから安くしてよ~~っ!」って言われる事があるが
私が出した見積の半額の値段を言われると最初から勝負する気持ちも萎えてしまう。
数パーセントの赤字でも数十万になってしまう。
このご時世・・・数十万の利益を出すことがどれだけ大変なことかッ!
「勝算が五分五分なら勝負はしない」とある登山家が言ってました(誰だか忘れたが…)
「勝算が9対1になった時に初めて悩む!」とも言っていた。
五分五分で登山するのは単なる命知らずらしい・・・
私も儲かるか儲からないかわからない事はやめることにします。
あえてそんなリスクの高い物件に必死になる事は無い!
危ない橋を渡るのは止めましょう。
他にも我々が出来ることはたくさんあるのだから!
夢や希望、野心は私にもありますが・・・命は惜しいです。
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