tobiフランス展示会特別企画・・・ 『職人としての立場』③
最後に、宮本さんは強く私に言った!
「今の世の中、職人に対する評価は不当な物になっている」
「職人という立場の人間がこんなにも虐げられるのよろしくない!」
「まずは、職人・モノ作りをする人はプライドみたいなものを強く持たなくてはならない」
「デザイナーと職人は常に対等でなければならない!」
納得です。
設計士やデザイナーは「先生」といわれる立場になっている、
しかし職人はデザイナーや設計士と対等な関係で家具を使用する人に対して
純粋に良い物を作りましょうという気持ちが大切なのだと思う。
「図面をそのまま作る事を押しつけてくる人」
「家具屋はお前だけじゃないんだよ!言う事聞きなさい!と威圧してくる人」
「なにか不具合が発生した時は職人に押しつけるような人」
世の中には様々な人がいます。
楽しい思いもあれば、つらい思い・悔しい気持ち・腹の立つ事いろんな気持ちになる!
宮本さんが私に言った事は
その中でも、「職人」としてのプライドはしっかり持ちなさい!
職人は幸せを作る事が出来る仕事なんだから・・・
こんな話を聞けるなんて・・・感激いたしました。
なんだか本当にすごい人に出会えたなぁと思いました。
と言うことで、宮本茂紀さんから伺った「職人についてのお話三部作」
いかがだったでしょうか?
世の職人たちに夢と希望と感動を与える程の深い良い話!
本当に素晴らしいお話を聞かせて頂きました。
宮本茂紀さんに感謝!