特注家具・オーダー家具の株式会社森下 ~ 船堀の家具屋ブログ ~

オーダー家具・特注家具の株式会社森下 〜 社長ブログ 〜

7月2010

絶対に失敗できない仕事がそこにはある!

本日は住宅家具の制作風景にクローズアップ

実は、この家具はワールドカップが盛り上がっている頃に製作した家具なのです。

温めてきたのですが、本日解禁です!

 

さて、本日は家具を製作するにあたりどのような状況だったのかを少々お話し致します。

今回製作している家具は住宅家具TV収納棚です。

材料の突板は全て特注品

そして無垢材も貴重な?というか聞いた事のない材料を使用しています。

 

一つの物件を二社で分担して製作しています。

つまり、我々モリカグはお手伝いしている訳です。

使用する化粧板突板無垢材は特注品でしかも支給品なので

製作するのに必要なギリギリの枚数しか支給されません。

ひもじい思いをしている訳です。

 

ピッタリの材料なので失敗は許されない!

決して失敗できない仕事がそこにはある!」みたいな感じです。

 

無垢材も一本なので慎重に材料取りの計算します

 

表面は白っぽいのですが

削ると黒っぽい色になっています

 

表面は白っぽいのに、中身は黒い無垢材

樹木は面白いなぁ~と思います。

しかし、この黒っぽいのがこの後・・・予想外の出来事が起こってしまいます。

 

突板はクルミ材です。

これまた、カツカツの材料取りなので失敗は許されません!

普段は失敗なんてしない作業でも

改めて、「失敗できない!」と思うと妙にドキドキする・・・のは私だけ。

職人は淡々と製作に入ります。

 

突板をフラッシュしたもの

 

背板が無い枠を組むので、枠の後ろにはインロウ式で固定します

前回も少し紹介しましたね!

そうです、あれです!

 

インロウ式固定の加工

組み上がった枠がこれです

 

そして、次にTVを置く台の部分の製作です。

天板は革張りのシートを貼るので隙間なく納まるように計算しながら組み上げます。

 

天板を製作中

これが下の箱

 

だいぶカタチになって来ているかと思います・・・

しかし・・・突板と無垢材の色があっていない!!

これはしびれますね~

 

なんも専務から「色があわないよ!」とSOS電話の嵐です・・・

血相を変えた、なんも専務から「これ見てよ!」と送られた写真がこれです。

 

確かに、色が違います

 

塗装の時に色合わせに大変苦労いたしました・・・

このお仕事の一番の山場です!

白い色の材料ならある程度いろんな色に合わせる事は出来るのですが・・・

元の色が黒いと何やっても黒が主張してきます!

そして、黒は頑固です!

 

今回は、木目がつぶれない程度に塗装して

なんとか色を近づけて納品させてもらいました。

その時、私は工場不在でしたが・・・工場の皆様が何とかしてくれると信じておりました!

工場の皆様お疲れさまでした!

 

 

これが完成形

 

今回は、家具製作のみで現場に取付は私たちはしなかったので工場内で一度組立てます。

上の写真はその時の写真です。

なんとも大きな家具になりました。

 

この完成形にたどり着くまで大変でした・・・

巾木が急遽追加になったり、棚板が一枚追加になったり・・・それはそれはえらい騒ぎです。

なんとか納まって何よりです。

また、よろしくお願いします。

 

 

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波乱の健康診断です!

本日は、姉崎工場の健康診断を実施しました。

社員を三班に分けての健康診断です。

そして本日は最終組の三班目で私も行ってまいりました。

 

毎年行っている健康診断ですが、いつもは工場から車で5分程度の距離にある病院で

実施します。しかし、その病院は家具健保指定病院では無いので

健康診断にお金が発生するのです。

このミゾウユウの大不況経費節減です!

ちょっと離れた場所にある病院で健康診断を実施しました!

 

我々より先に健康診断を完了した先発隊からの情報によると、

若い看護婦がたくさんいるとの情報が・・・!!

第三班は総勢5名!平均年齢28.5歳という若年チームです!

鼻息が上がり、血圧も上昇しそうな感じです!

そんな話はどうでもよく・・・

 

この健康診断になると必ずやって来るのが採血です・・・

毎年、数々の看護師さんがポッチャリ系の私の血管に勝負を挑んできます!

しかしながら、新人の看護師では私の血管を見つけるのには荷が重すぎるようです。

そして、今回のチャレンジャーはやはり新人の看護師でした。

 

なんとなく慣れた雰囲気で私の腕にゴムの管を巻きます。

すると新人看護師は腕をペシペシ叩きながら首をかしげています・・・

 

新人看護師:「普段はどこから採血しますか?」

 

と聞き慣れない質問をしてきます・・・

採血とは普通、腕から採るもの・・・しかもあなた今一生懸命腕を見てんじゃないんですか?

 

私:「えっ!?看護婦さん!!いつもどこから採るんですか?」

 

と素朴な疑問を投げかけてしまいました・・・

注射嫌いな私の不安をかなり煽る質問をしてくる看護師です!

 

私:「大丈夫ですか?」

 

すると新人看護師は更に腕をペシペシ叩き、アルコールでゴシゴシこすっています・・・

明らかに挙動不審です・・・

 

新人看護師:「今まで採血して気分が悪くなったり、目眩がした事はありませんか?」

私:「う~ん!たった今、目眩がしています・・・」

 

しかし・・・

そんな挙動不審新人看護師が意を決したように注射針にてを伸ばします。

これは・・・一大事です!

私の腕の血管をまだ未確認のまま針を刺そうというのです!!

明らかに見切り発車状態です!!

 

私:「失敗は許しませんよ!」

 

と一言付け加えると新人看護師はまたペシペシ・ゴシゴシ始めます・・・

しかし・・・しばらくするとその新人看護師の動きがフリーズしました。

 

新人看護師:「すいません・・・私には無理です!別の人を呼んできます!」

 

危ない所です!完璧に見切り発車で腕に針を刺そうとしていたようです・・・

ほっと一息つくと、別の看護師さんが到着!

胸の名札には「サブチーフナース」と燦然と輝いています!!

サブチーフ・・・明らかにベテラン看護師です!

 

ベテラン看護師:「おぉ~やりがいがありそうな感じですね~」

 

いきなり失礼発言です!

 

ベテラン看護師:「気分が悪くなったり、目眩がした事はありませんか?」

私:「今、気分が悪いです!」

ベテラン看護師:「うん!大丈夫そうですね!」

 

なんとも私の意見を無視する看護師!!さすがサブチーフ!!

そして血管探しを開始します!

ペシペシ・ゴシゴシ

 

ベテラン看護師:「う~ん!この辺にいるんだけどな~」

私:「いないはずはありません!探してやってください」

ベテラン看護師:「今までの看護師は腕から採血してた?」

 

また来ました・・・この質問!

意味がわかりません!

 

私:「もちろん腕ですけど」

ベテラン看護師:「手の甲から採血するやり方があるんだけど・・・そこは痛いから」

私:「痛いのは嫌です。いつも腕からでした」

ベテラン看護師:「今までの看護師さんは一回で採血してた?」

私:「はい。いつも一回でした」

 

するとサブチーフの目つきが変わりました!

看護師から職人の顔へ・・・

 

ベテラン看護師:「私も一回で決めないと!プライドが許さないわ!」

 

なんとも頼もしい発言です!

ようやく真剣になったサブチーフ改め採血職人は私にベットに横たわるように指示を出します。

言われるがままに従う私です。

ベットに横たわり、採血職人は私の腕を触りながらしばしの沈黙・・・

すると・・・

 

採血職人:「いたッ!!動かないで!!」

 

数秒後・・・チクッと腕から痛み発生!

おそるおそる採血職人の方を見る私・・・

 

採血職人:「ど~よ!一発よ!」

私:「さすがです!ありがとうございます」

 

その後、採血職人は私から抜いた血液を片手に部屋から出て行きました。

なんとも騒がしい採血でした・・・

新人看護師が見切り発車的に私の腕に針を何回も刺してきたらと思うとゾッとします。

 

採血も無事終了し、聴覚検査・レントゲン・身長体重測定・視力検査と続き

血圧測定をしました。

その病院は、自分でワンタッチで測定できる血圧測定器なので

数値が気に入らないと何回でも測定し直します。

全部で何回ぐらい測定したでしょうか・・・おそらく6回ぐらい測定し

その紙を持って、問診です。

 

医者に血圧の測定結果を6枚渡して

「調子が良さそうなのを選んでください」とお願いしました。

レントゲン写真を見ながら色々言われるわけです。

 

問診はあまり私好きではないようです。

数年前の出来事です・・・

健康診断はいつもの自分を見てもらわなければならないと

勝手に思い込み、いつもどおりに夜酒を飲んで翌日健康診断に行った事があります。

当然、二日酔いとまでは行かないまでも少々酒臭い感じはしていたと思います。

そんな調子で行った健康診断・・・当然怒られます。

 

問診の時に医者から、かなりの勢いで説教された記憶があります。

「健康診断をなめるなよ!」と一喝されました。

散々怒られた後、問診で言われた言葉が「痩せなきゃダメだね!」の一言で終了!

かなり怒られた私は、ポロっと言ってしまいました・・・

「その程度の事しか言わないなら、医者じゃなくたってわかるじゃん!」と

更に言わなきゃいいのに・・・

「痩せなきゃダメなんて、誰が見たってわかるよ!問診じゃ無いじゃん!」

つい口から心の声がこぼれ出た事がありました。

若かりし頃の私は、怒り頂点の医者の部屋から逃げるように出てきました。

今となっては、いい思い出です。

 

 

イヤハヤ・・・私も若かったんだなぁ~と反省しています。

もう私もそろそろ医者の言う事に耳を傾けようと思う年頃になってきました・・・

先生!助けてください!

死にたくありません!

 

朝からドタバタでしたが、健康診断も無事終了!

お騒がせいたしましたと採血職人に挨拶して病院から撤収です。

 

 

 

 

帰り道、検査の為何も食べていない若年チーム

腹減ったという事で近くのコンビニで朝食を購入!

色々悩んだ挙句購入したものは・・・

 

 

ヘルシア緑茶です

 

病院の先生のアドバイスを聞く事にしましょうか?

これからは少々ダイエットする事にしましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし・・・お腹が減ってしまったのでサンドイッチも購入してしまいました。

 

 

 

 

しかも二つ

 

しかし、食べたのは半分。

新人のY君に半分あげました。

私は買って二つ食べた気分を味わう事にします。

はぁ~

 

朝食の風景

 

健康第一ですね。

もう若くないから注意するとしましょう。

 

 

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久々に姉崎工場に行ってきました

最近めっきり姉崎工場に寄りつかなくなった家具屋の社長です。

いろいろやる事もありまして・・・

なかなか行けなくて・・・

現場百回とたびたび刑事ドラマに出てくるベテラン刑事も口にしています・・・

工場に2週間も顔を出さないとは・・・

全くダメな社長であります。

 

ということで、心を入れ替えて行ってきました姉崎工場

といっても翌日に健康診断もあったので姉崎に泊る予定にしただけなのです・・・

健康診断についてはまた明日報告いたします

 

さて、久しぶりに行った工場では・・・私とは対照的に忙しそうです。

社長は元気で留守が良い」と聞こえてきそうなくらいです・・・んッ!?

 

現在工場は、店舗什器介護施設用家具の製作で忙しいのであります。

私が担当する住宅家具に関してはサッパリのご様子・・・もう少し頑張らなければ。

本日の夜に現場に納品する店舗用のレジ台スクリーンなどの製作で工場はドタバタ状態!

 

スクリーンの仕上作業中

レジ台の掃除中

 

まぁ~社員の皆様も手際よく作業を進めていらっしゃいます。

製作スピードも上がっている様子で、最近目立った作業ミスの報告もなく

安心しているのであります。

 

これは飾り棚の製作途中

 

この半円状の物は飾り棚の棚板です。

完成したら制作風景を紹介します。

 

カウンターの塗装前

 

これは塗装待ち状態のカウンター天板です。

天板のTOPはメラミン化粧板で仕上げてありますがカウンターの小口部分

つまり、写真のカウンターの白い部分は手で当っても痛くないように

無垢材で仕上げて丸める加工をしています。

こうすれば、転んでカウンターの角にぶつけても怪我をするリスクが下がるんだそうです。

これに関しては、科学的データも出ているようですあります。

この件に関しても後日紹介いたします。

 

塗装場も混雑中です!

 

そしてこちらは塗装場です。

先月までは暇だ!暇だ!と言っていたのに・・・忙しそうじゃないですか!

この塗装場は、モリカグ製家具のみならず

千葉県の家具屋さんが塗装してほしいと持ちこんでくるのです

それだけ塗装の腕前は良いのであります!

この日も新しい家具屋さんが訪ねて来ていました。

 

家具屋さんの塗装事情もなかなか大変です。

自社で塗装場を持っていないと、外注に依頼しないといけません。

その為、製作した家具を塗装場まで運んだりします。

それだけで経費がかかってしまうのです。

しかも、千葉県には家具の塗装屋さんはほとんどいない為

東京の塗装屋に持っていくのです・・・しかも運搬費等を考えると高額になってしまう!

そんな背景もあってか、千葉県の家具屋さんは

「近くにいい塗装屋さんないかね?」と材料屋さんに聞いているそうです。

すると材料屋さんは森下の事を紹介してくれるらしいのです。

有り難い事です。

 

というように、姉崎工場は私以外の皆様はお忙しそうにしています。

イヤイヤ・・・私も忙しいですよ!

なかなか仕事に結びつかないだけです・・・困ったもんです。

 

 

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事故は取調室で起きているんじゃない!現場で起きているんだ!

昨日の午前中は先日遭遇いたしました交通事故の調書を作成する為

市川警察署に行って参りました。

 

警察署内に入りウロウロする私・・・

どこに行けばいいかわからない状態。

とりあえず制服を着ている警察官に「どこに行けばいいんですか?」

と尋ねてみる。

「その扉から入ってまっすぐ行ってください!」といわれるままに進む訳です。

 

交通課に行き担当者を呼び出す。

すると、廊下に並んでいる即席取調室へ移動します。

カーテンで仕切られた机に座り、いろいろ話を聞かれます。

 

警察官:「事故の状況は?」

私:「気が付いたらひかれました。」

警察官:「自分の不注意はありますか?」

私:「不注意とは!?どういう意味ですか?」

警察官:「イヤッ歩行中の事故だからあなたに不注意は無いと思いますけど・・・」

私:「じゃ~ありません!」

警察官:「事故の原因はなんだと思いますか?」

私:「素人が運転してたんじゃないですか?」

警察官:「不注意という事ですね?」

私:「どういう意味ですか?」

 

全く会話がかみ合わないとはこのことです。

被害者からの調書はほとんど必要ないのでしょうか?

「車」対「人」の事故なので、状況は明らかに車が悪い!

だからなのでしょうか?

形式的な質問が続いていました。

その程度の内容なら、わざわざこんなところまで呼ばないでくれ!

と思ってしまうぐらい・・・

 

ところが、次の質問にはちょっと参った!

自分の人間としての底の浅さを垣間見てしまったような気持ちになります。

 

警察官:「最後ですが、相手の運転手には刑罰を望みますか?」

 

一瞬、質問の意図がわかりませんでした・・・

なにを聞いてんだ?これも決まり文句なのか?

 

私:「どうしてそんなことを私に聞くのですか?」

警察官:「・・・」

私:「私が望むといえばその人は処罰されて、望まないといえば助かるのですか?」

警察官:「そういう意味ではありません!あくまであなたの心情を聞かせてください!」

 

被害者としての心情を聞いているのだそうです・・・心情って!

今さら、被害者の心情を聞いてどうなるものか?

「事故に遭い悔しくて・・・悔しくて・・・」と涙ながらに訴えれば何か変わるのだろうか?

なんとも意味不明な質問だ!

 

しかし、この質問・・・なんだか人間性を試されているようです。

こちらとしては、事故の保障さえしてくれれば、

別に相手がどうなろうが構わない!怪我しているわけではないのだから!

ただ、あえてこんな質問されるとちょっと迷ってしまう。

 

事故当時の事を思い出すと。運転手には怒りを覚えていました!

しかし、そのあと搬送された愛の無い病院の方にも怒りを覚えていました!

ここで、相手の処罰を望みますといえば自分の価値が下がるような・・・

「罪を憎んで人を憎まず」という言葉もあります。

しかし、人ひいておいて何も無いというのもなんだかなぁ~と思う訳です。

 

とりあえず、相手の保険屋との交渉を進めている最中なので

「ちゃんと相手が対処してくれるなら相手には処罰を望みません!」と言っておきました。

しかし、警察官の調書には「望まない」としか記載されていませんでした。

「ちゃんと対処してくれるなら」という条件は無視です!

まぁ~仕方が無い・・・

公務員のする事にいちいち文句言っても仕方が無いと思い

警察官からの最後の質問の答えは「望みません!」ということにしておきました。

なんとも自分の事を心の大きな人間に感じられた小さい心の私でした。

 

最後に診断書を渡して、調書に印鑑を押し撤収です!

時間にしてわずか10分程度・・・

何と言う事もないやりとりでした。

調書取るなんて言うから・・・ドキドキして行ったのに!

 

これから、私の通院ライフが始まります。

事故直後に比べると、あっちこっち痛くなってきました。

手首やら腰やら・・・意外とダメージ受けてるんですね・・・

あのヤブ医者はもう信用しません!

別の病院に行く事にします。

しかし、事故に遭うのはもう結構です!

 

次は宝くじにでも当たりたいな~と思う家具屋でした。

宝くじなんて買った事無いけど・・・

 

 

 

 

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ペットが最後に行きつくところ・・・

今、モリカグ商品開発部ではペット家具をフレンズさんと共同開発中です。

さりげなくいろんな事を考えているのですが・・・

先日、TVを見ていたら実に興味深い内容でした。

 

それは「ペット霊園に関するトラブルについて」です。

 

最近では、ペットの家族化が進んでいますね。

一昔前なら人様と犬は一定の線引きがされていて、

ペットに服を着せたりする飼い主を珍しがってニュースに取り上げられていた事を思い出します。

江戸時代にいたっては、生類憐みの令が発令されて犬は「お犬様」と呼ばれ

人間より身分が高かった時もあったそうな。

 

家族化が進むペットと人間の関係に日本の法律が追いついていないそうです。

そのTV番組で取り上げられていた内容は、

「住宅街のど真ん中にペット火葬場が出来上がり

ペットを火葬する時に発生する悪臭が地域住民に被害を出している!」

というのです。

 

もし、ペットが死んだ時は清掃工場にある動物火葬施設があり

いろんな動物の死骸を全て一緒に焼いてしまうそうなのです。

そして焼いた灰はどうするのか・・・?というと

これまたビックリしました・・・そのTV番組の説明では

コンクリートセメントの原料に使用するらしいのです!

このペットの最終的に行きつくところが、なんと建築物なのです!

 

ちなみに、我が家の柴犬が亡くなった時

私が清掃工場の火葬場に行き、最後のお別れをしてきました。

すると、係員のおじさんが

「ここまで見送りに来る人は珍しい!もし骨が欲しいのなら明後日また来なさい

別にして分けてあげるから・・・」といって骨をもらった事があります。

通常なら、全てごちゃごちゃにして焼いてしまうのだそうですが

我が家の柴犬は骨がちゃんと拾えるように、他の動物達と骨が混ざらないように

していただいた事があります。

有り難い事です。

おかげさまで、ウチの柴犬は無事コンクリートにならずに動物用の墓地にいます

ウチの親父の墓の目の前にあります。

 

 

そんな懐かしい話はどうでもいいのですが・・・

ペットを家族として暮らしてきた人に取って、自分の家族がコンクリートになるのは

さすがに耐えられないというのです!それは当然の話です。

そんな背景があり、ペットの葬儀屋に対するニーズは最近急上昇なんだとか。

 

しかし、先程も書いたように日本の法整備が追いついていないそうなんです。

特に許可制でもなく、悪質な業者が増えているようですね。

先日もニュースになっていましたよね、埼玉県の山中にペット埋葬業者が

動物の死骸を山中に投棄していた事件!なんともひどい事をする人達です。

 

TV番組の、地域住民はペットの埋葬業者に対してどんな対抗策があるか?

今の日本の法律でどこまで対抗できるのか?

検討していたそうです。

そこで、注目したのがこの三つの法律!墓地埋葬法動物愛護法廃棄物処理法

しかし、ここでそれぞれの法律には大きな落とし穴が・・・

 

墓地埋葬法」⇒対象は人間だけ、動物には適応外

動物愛護法」⇒生きている動物が対象、死んだ動物には適応外

廃棄物処理法」⇒ペットは例外規定、ゴミと一緒にするのはちょっと・・・と厚生省が配慮したらしい

 

という具合に、今ペットの埋葬に関する決まりが何も無い状態なんだとか・・・

無法地帯です!

埋葬業者と名乗る業者はやりたい放題する連中が増えているのです!

周りの人に迷惑をかけながら、「法律上なんの問題もない!」と

開き直る業者は少々納得がいかないような事ですが。

これが現実・・・厳しい世の中です。

いまでは、この問題にようやく政治家が動き出したそうですが・・・

はたしてどうなる事やら。

 

しかし、あまり動物を家族化しすぎる事も考えものですね・・・

先日ドライブインの食堂に犬を連れている家族がいました。

あなたにしてみれば家族かもしれませんが・・・

周りへの配慮が必要だと思う訳です。

タバコの煙は嫌がるのに、動物を食堂に入れるのは平気なんですか?

動物を嫌いな人もいるわけだから、その辺のルールはしっかり守って頂きたいものです。

 

ペットと人間の関係とは本当に難しい・・・

「動物と飼い主という関係」と「動物とその周辺にいる人間との関係」

も考えないといけないですね。

自分だけが良しとする企業・人はちょっと考えものですね・・・

自分たちがする事周りの人が不幸になるような事はしたくないなぁ~と思うのです。

 

これからペット家具を製作しようと考えているモリカグが社会の闇を考えてみました。

 

 

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