事故は取調室で起きているんじゃない!現場で起きているんだ!
昨日の午前中は先日遭遇いたしました交通事故の調書を作成する為
市川警察署に行って参りました。
警察署内に入りウロウロする私・・・
どこに行けばいいかわからない状態。
とりあえず制服を着ている警察官に「どこに行けばいいんですか?」
と尋ねてみる。
「その扉から入ってまっすぐ行ってください!」といわれるままに進む訳です。
交通課に行き担当者を呼び出す。
すると、廊下に並んでいる即席取調室へ移動します。
カーテンで仕切られた机に座り、いろいろ話を聞かれます。
警察官:「事故の状況は?」
私:「気が付いたらひかれました。」
警察官:「自分の不注意はありますか?」
私:「不注意とは!?どういう意味ですか?」
警察官:「イヤッ歩行中の事故だからあなたに不注意は無いと思いますけど・・・」
私:「じゃ~ありません!」
警察官:「事故の原因はなんだと思いますか?」
私:「素人が運転してたんじゃないですか?」
警察官:「不注意という事ですね?」
私:「どういう意味ですか?」
全く会話がかみ合わないとはこのことです。
被害者からの調書はほとんど必要ないのでしょうか?
「車」対「人」の事故なので、状況は明らかに車が悪い!
だからなのでしょうか?
形式的な質問が続いていました。
その程度の内容なら、わざわざこんなところまで呼ばないでくれ!
と思ってしまうぐらい・・・
ところが、次の質問にはちょっと参った!
自分の人間としての底の浅さを垣間見てしまったような気持ちになります。
警察官:「最後ですが、相手の運転手には刑罰を望みますか?」
一瞬、質問の意図がわかりませんでした・・・
なにを聞いてんだ?これも決まり文句なのか?
私:「どうしてそんなことを私に聞くのですか?」
警察官:「・・・」
私:「私が望むといえばその人は処罰されて、望まないといえば助かるのですか?」
警察官:「そういう意味ではありません!あくまであなたの心情を聞かせてください!」
被害者としての心情を聞いているのだそうです・・・心情って!
今さら、被害者の心情を聞いてどうなるものか?
「事故に遭い悔しくて・・・悔しくて・・・」と涙ながらに訴えれば何か変わるのだろうか?
なんとも意味不明な質問だ!
しかし、この質問・・・なんだか人間性を試されているようです。
こちらとしては、事故の保障さえしてくれれば、
別に相手がどうなろうが構わない!怪我しているわけではないのだから!
ただ、あえてこんな質問されるとちょっと迷ってしまう。
事故当時の事を思い出すと。運転手には怒りを覚えていました!
しかし、そのあと搬送された愛の無い病院の方にも怒りを覚えていました!
ここで、相手の処罰を望みますといえば自分の価値が下がるような・・・
「罪を憎んで人を憎まず」という言葉もあります。
しかし、人ひいておいて何も無いというのもなんだかなぁ~と思う訳です。
とりあえず、相手の保険屋との交渉を進めている最中なので
「ちゃんと相手が対処してくれるなら相手には処罰を望みません!」と言っておきました。
しかし、警察官の調書には「望まない」としか記載されていませんでした。
「ちゃんと対処してくれるなら」という条件は無視です!
まぁ~仕方が無い・・・
公務員のする事にいちいち文句言っても仕方が無いと思い
警察官からの最後の質問の答えは「望みません!」ということにしておきました。
なんとも自分の事を心の大きな人間に感じられた小さい心の私でした。
最後に診断書を渡して、調書に印鑑を押し撤収です!
時間にしてわずか10分程度・・・
何と言う事もないやりとりでした。
調書取るなんて言うから・・・ドキドキして行ったのに!
これから、私の通院ライフが始まります。
事故直後に比べると、あっちこっち痛くなってきました。
手首やら腰やら・・・意外とダメージ受けてるんですね・・・
あのヤブ医者はもう信用しません!
別の病院に行く事にします。
しかし、事故に遭うのはもう結構です!
次は宝くじにでも当たりたいな~と思う家具屋でした。
宝くじなんて買った事無いけど・・・
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