月の恋人・・・最終回反省会
毎週月曜日の恒例企画としてやってまいりました
月9ドラマ「月の恋人」を家具屋目線でバシッと切ってしまう反省会!
第八回目の今回はいよいよ・・・最終回です!
なかなか工場の中心で愛を叫ばなかったキムタク社長でしたが・・・
ついに・・・!
ついに・・・!
工場の中心で愛を叫んで頂きました!万歳!
(なんか工場というよりはアトリエという感じでしたが・・・)
しかし、いいですな~!キムタク社長の髪に木クズが付いているあたり!
感慨深く拝見させて頂きました!
わたし、このようなドラマを期待していたわけですよ!
やはり、この年になると恋物語は体に堪えます・・・
よくここまで頑張ってみてきたな~と思います。
それでは早速本日の内容は・・・何と言っても
「レゴリス」VS「キムタク社長」のプレゼン対決でしょ!
さりげなく見入ってしまいました。
こ~ゆうのを待ってたんです!家具屋さんとしては!
小さな町のホールの内装工事をかけた戦い!
レゴリスは・・・
「企業努力と称して金に物言わせて高級素材・高級仕上等々高級感を前面にアピール!
独創的なフォルムの椅子が見る人を引き付ける」という御提案でした。
しかし、独創的なフォルムと言いながらもかなり趣味の悪い椅子に見えてしまいました・・・
どちら様の作品でしょうか?
一方、キムタク社長は・・・
「地域の人が休憩できる空間、コミニュケーションを取れる空間の演出をアピール!
一つ一つでも立派に椅子としての存在感をだしつつも
二つ繋げても一脚、三つでも一脚というように
人と人とがつながりを見せるように椅子もつながる。」というご提案でした。
なかなか一脚でもシンプルでオシャレな感じですが連結すればするほど綺麗に見える・・・
本当に素敵な椅子だなぁ~と思える椅子でした。
さすが!キムタク社長!センス抜群です!
結果はなぜか?レゴリスの勝利でしたが・・・残念!
プレゼンの中でキムタク社長がかなり胸に来る事をいくつも言ってくれてました!
まずは・・・
「椅子って目を引くモノでは無くて、座るモノなんだ!」というセリフ!
これってすごく単純な事なんだけど
実際世間をみるとなかなか忘れられている事なんではないでしょうか?
椅子のデザインとはもうほとんど出尽くされていると思います。
どこのショールームに行ったって椅子の形はどれも似たり寄ったり。
と生意気にも見てしまう。
こんなこと言ったらデザイナーに怒られそうだけど・・・
実際に独創的なフォルムな椅子を見ても「へぇ~すごいね!」で終わってしまう・・・
おそらく私の個人的な意見です。
別に感動を覚えるというよりは、感心してしまう方の感情が出てくる!
そういう意味では、キムタク社長の椅子のように
「なぜ?その形にしたのか」というような物語みたいなコンセプトが
見えてくる椅子の方が私は好きです。
別に、独創的なフォルムが悪いと言っているのではないです。
それは作者の表現であって、芸術品としてみれば良いとは思いますが
実際に使用する椅子としては私は好きでは無い!というだけ。
私たちモリカグは芸術品ではなくて、オーダー家具を製作していますから
岡本太郎のように爆発しては困るのです!
とはいっても・・・人によって好みは分かれますからね~
「人生いろいろ!会社もいろいろ!社員もいろいろ!家具もいろいろ!」
どうです?生意気でしょ?私。
まだまだ続きます!
一番感動したセリフは!
「本当の家具作りとは、使ってくれる人の顔を思い浮かべながら作る事なんではないか!」
というセリフ!
これはまさしくモリカグが目指している事ではないですか!
ちょっと前にもそんな内容のブログを書きましたが
まったく同じ事を言いたかったのですよ!
ドンピャシャ!で少々驚きです!
しか~し!
私が言うよりもキムタク社長に言ってもらう方が
なんとも説得力があるではありませんか。
家具屋なのに・・・無念!
「使用する人の事を考えて家具を製作する」というのは
オーダー家具だけに出来る事だと思います。
断言できると思います!
あると思います!
だから、我々モリカグのような零細企業はこのミゾウユウの大不況の中でも
お客様から支持していただけるのだと思います。
そうだと思います!
キムタク社長の原点はそこにあったのですね・・・
やはり時代はオーダー家具に向きつつあるのか?
と期待してしまう!
最後に・・・月の恋人反省会がきっかけで多くの方にこのブログを見て頂いたようです。
まさかこんな反省会に・・・と正直ビックリしています!
さすがドラマパワーですね。
私がブログで何回オーダー家具の事を伝えようとしても
キムタク社長のセリフ一つの方が世間には響きまわるのですね~
私にはキムタク社長のように一発の破壊力はありませんが
繰り返しこのブログを通してそんな感じの事を伝えていければいいなぁ~と思う訳です!
これからも是非、「工場の中心で愛を叫ぶ」ようなドラマを期待したいと思います。
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