特注家具・オーダー家具の株式会社森下 ~ 船堀の家具屋ブログ ~

オーダー家具・特注家具の株式会社森下 〜 社長ブログ 〜

10月2012

最近・・・負のオーラがまとわりついております。

先週までは製作・製作・製作と数年ぶりに徹夜する社員も出てくるくらいの

極限状態のモリカグ姉崎工場・・・

 

通常でしたらここまで忙しくなると・・・といいますか

ここまで忙しくなる前に、周りの家具屋さんに協力を要請するのですが

この時期から年末まではどこの家具屋さんも大忙し状態。

どこにもお願いできない状態・・・

仕方が無いッ!全部社内でやるしかないッ!となったらこんな有様です。

 

そんな状況になると、会社全体がミスを連発し始める・・・

出荷直前になり寸法ミスして材料を間違えてカットしてみたり

壊れやすい材料を・・・壊してみたり

仕上なければならない箇所を仕上げていなかったり

挙句の果てには・・・私が図面で記載漏れがあったり

些細なミスが・・・出荷直前になると大きなトラブルに変身しやがるッ!

 

大きなトラブルになってから大騒ぎする・・・

そんな状態になってから「どうしましょう?」って言われても・・・どうにもなりませんッ!!

「なんでもっと早くに言わないんだよッ!!!」と言いたくなりますが

まぁ~言ってしまうんですが・・・言ったところでどうにもならないッ!

 

 

久しぶりに・・・精神的にも肉体的にも追い詰められて来ている感じです。

思い起こせば・・・毎年この時期になるとこんな感じで切羽詰まって来るんだよなぁ~

負のオーラがモリカグの周囲に漂い始めました・・・

これからもっと忙しくなると言うのに・・・このままでは確実に負のスパイラル突入です・・・

それだけはなんとかせねばッ!!

 

 

なにはともあれ・・・ひとつひとつ丁寧に仕事しましょう

まずは・・・そこからです。

 

 

 

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空港の厳重なチェック

モリカグも過去、様々な現場に家具の取付に行っております。

私がモリカグに入っては初めてでしょうか?空港内の店舗什器を施工するのは?

今回は空港の管理体制の厳しさが印象的だったのでした。

 

空港に入ってから出てくるまで監視されながらの作業となります。

それもそうですよね・・・空港ですから。

 

まず、空港に入る為には事前に車両届と運転手の登録が必須です。

まぁ~この辺はちょっと大きなゼネコン下の現場ではよくある話なんですが・・・

最近なんだか負のオーラをまとっている私。

防災センターに車両確認したら「申請が出ていませんので入れません」と

いきなり・・・作業開始どころか入口で門前払いです。

 

慌てふためくモリカグとそのお客さん・・・

さぁ~朝になる前には終わらせるぞッ!と意気込んでいたのに一気にテンションが下がります。

「そんなはずないッ!ちゃんと申請している!」とお客さん

「いえ・・・ありません」と守衛さん

しばらく押し問答が続きましたでしょうか・・・

駐車スペースに待機していた意気消沈の我々の前に走り寄ってくる守衛さん。

 

「すいません・・・申請ありましたッ!」

空港の管理事務所も毎日大量の車が出入りしているのでしょう

管理が大変なのはわかります・・・そこはしっかりしてもらわないとッ!!

危うく・・・帰るところでした

ようやく思いでついに空港内に潜入成功!

 

 

誰もいなくなる深夜の空港

 

 

空港内に無事潜入した我々一同が次に驚いた事が・・・

 

道具のチェックです

 

いつも「現場には何が起こるかわからない!」と言う現場では

ある程度の事に対処できるように道具は一通り持って行くのです。

ところが・・・さすが空港ッ!

持って行った道具を一つ一つにシールを貼らされ

さらに事前に申請していた持ち込み道具一覧と照合!

確認できた道具のみ空港内に持ち込みできるという万全の管理体制なのです!

 

もっと驚いたことは・・・その道具管理チェックをした警備の人が

工事中ず~っと現場の前で仁王立ちしている事・・・

我々の作業をチェックしているのでしょうか・・・

途中意識が完全に飛んでいたようにも見えますが・・・そこは御愛嬌。

 

帰りには持ち込んだ道具と持ち帰る道具のチェックも行われます。

入りの管理と出の管理ですね・・・

さすがにここまでするのかぁ~と正直驚きましたが

ここまでして空港は安全を守っているのですね~感心しました。

 

 

 

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久々に夜の現場に行きました。

今月は目まぐるしいほど忙しいモリカグ姉崎工場

今週からは現場ラッシュが始まります。

 

出荷直前まで製作をしなければならないキツキツの製作工程なので

私も現場要員として出陣要請がありました。私に現場要請が来るのは久しぶりの事です・・・

そのくらい工場は切羽詰まった状況であります。

 

何年ぶりでしょうか・・・なんも専務と二人っきりで夜中の現場に行くなんて・・・

基本的に簡単な作業と荷物を持つことぐらいしか出来ない私は

現場が始まるとなんも専務の支配下に置かれるのであります。

 

どんな作業をしたのかと言いますと・・・

レジ台の改造と商品陳列棚什器の改造でございます。

もともとは二日間で行う予定だったのですが、諸般の事情により

1日で強行する事になりました。

 

今回は既存の家具に合わせて新規の家具を設置すると言うやや難しい工事です。

何が難しいかと言いますと・・・既存什器合わせになるので現場の状況に合わせて

新規什器を加工したり調整したりとするんですが

あれはできないッ!これは出来ないッ!と色々な条件が付いて回るのであります。

 

 

実際はどんな工事内容だったかと言いますと~

 

これが今回製作した新規レジカウンター

既存のコノ字型カウンターに継ぎ足すように設置していきます

レジの電気工事も絡むので一緒に作業します

急遽配線口をあける事に・・・

 

 

通常であれば新規カウンターを並べて連結して水平を見て設置完了ッ!

っていう簡単そうな流れで出来るのですが

今回は既に配線されている電気のコードを切ったり・つなげたり・伸ばしたりと

電気屋さんも一緒に参加しながらの作業になります。

既存家具に合わせて新規家具を製作する必要があるので現場対応で対処することが

ほとんどであります・・・

 

 

コチラの家具は・・・

あの手この手で小さくしました

 

レジ台が大きくなる分前に出てしまうので商品陳列棚は小さくなります・・・

既存家具に水平を合せながら固定するのがまぁ~大変ッ!

また、什器にタイルが貼ってありますので重さも満点ッ!

既存家具を動かす時は大人6人がかりで徐々に動かしていく程の重量なのであります。

動かすのも・・・一苦労です。

 

 

モリカグで製作した家具をモリカグが改造・リフォームする事は非常に簡単なのですが

他社で製作した家具を切ったり貼ったりするのは無駄に緊張感が高まります。

その点も工事が難しくなる要因かもしれないですね~

 

とはいえ・・・制限時間よりも大幅に時間短縮で工事は完了!

物量が少なかった割には・・・時間がかかってしまいましたけど

まぁ~無事に納まってホッとしてます。

 

 

久々に夜中の現場でしたが・・・正直しんどかった。

現場慣れしているなんも専務でさえ少々お疲れ気味・・・

精神的に疲れたと申しております。

 

「数年前までは二人でよく夜中の現場行ってたなぁ~」なんて懐かしくなりながら

早朝の松屋でかなり遅めの夕食を取り無事帰宅。

家について妻からの第一声は・・・

「また飲んできたのッ!?外泊ですかッ!?朝帰りとは何事かッ!!」と

耳を疑うような出迎えの言葉を頂きました。

 

私の日頃の行いが悪いんですかね?

 

 

 

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2012東京国際木工機械展

IFFT/インテリアライフスタイルリビングを見に行った私。

午後の時間をゆっくりかけてみようと思ったのですが・・・予想外に時間が余る始末。

次の予定まで時間が沢山あったので同じ東京ビッグサイト

木工機械展があると言うので寄って見ました。

 

木工機械展の受付カウンター素朴な感じが素敵です

 

 

木工機械展は当日券が500円というお手頃価格だったのですが

IFFTの入場券があると無料で入場できるらしいです。

展示会の様子は・・・

 

 

  

  

こんな感じです

 

 

展示会の雰囲気そのものはIFFT程の華やかさは全くなく・・・

オシャレな感じのデザイナーや設計士・バイヤーを近づけない程の独特の雰囲気ッ!

それこそ・・・普段接客なんてしなさそうな技術者っぽい方が無愛想に立ってる感じが

私にとっては・・・なんだか落ち着く場所でした。

 

やはり製造業のモリカグですッ!

常に工場の効率UPを意識しているせいでしょうか・・・この展示会が楽しくてしょうがない!!

これは何の機械だッ!?

これは何する道具!?

エッ!こんな事も出来るの!?

感動の連続ですッ!

 

 

こちらの機械は積層合板(家具の材料)の厚みを0.00ミリ単位で測定!

 

材料の厚みを測定する機械です!我々家具屋には直接関係ない機械ですが・・・

材料メーカーや建材屋さんには是非ッ!導入して頂きたい機械です!

家具製作はミリ単位で製作しますが、材料の厚みって意外にバラバラなんですよね・・・

少しのバラツキも家具になってしまうと大きな誤差につながる・・・

  

 

 

こちらはNCという機械です

 

モリカグ姉崎工場のNCはもう何十年も前に導入した設備・・・

当時の価格で3000万くらいしたそうです。

まだまだ現役でバリバリ働いておりますが、最近機械の方が・・・そりゃ~便利ですよ!

しかもッ!価格も半分程度・・・

技術の進歩って価格に反映されるんですよね~貯金して入れ替えたい!!

 

 

 

ラメロ社のジョイントカッター作業実演中

 

ジョイントカッターはモリカグに技術革新を招いた機械であります。

この機械を開発したのはこのラメロ社らしいのですが・・・

モリカグは日本メーカーのジョイントカッターを購入しています。

・・・しかしッ!このラメロ社の方は自社製品愛たっぷりです!

「ラメロ社製こそが元祖ッ!他社は模造品だッ!」と力強く言ってましたッ!

そこまで言われると・・・欲しくなる。

 

 

 

椅子の座面を彫り込む機械

扉の加工機械

 

 

この無垢板を框組にして鏡板を削る機械なんて一台あれば

仕事の幅が一気に広がる感じがします・・・

よくオーダーキッチンなんかでも使用されていますが

わざわざ海外から輸入している会社もあるくらいですから・・・

モリカグで出来たらまた忙しくなっちゃうなぁ~と妄想を膨らませる。

 

 

 

 

技術の進歩って本当に目覚ましいッ!!

今まで職人が手作業で行わなければ出来ないような加工も操作方法を覚えれば

素人でも加工出来てしまう・・・そういう利点が家具のコストダウンにつながるんですよね~

職人の仕事ももちろん大切ですが、家具屋は産業なのですから~

それはそれッ!これはこれッ!

 

今やっている仕事に合わせて機械設備を導入するのかッ!

機械設備があるからそれに見合った仕事がやってくるのか!?

まためんどくさい事も考え始めていますが 

機械一つで仕事の幅が広がり可能性が広がると考えると・・・

メーカーにとっては非常に夢膨らむ展示会でした。

 

機械設備を導入する気持ちは十二分にある訳ですが・・・問題は資金の事だけです。

同じ展示会内では資金調達についての相談窓口は無かったようです。

・・・残念。

 

 

 

 

 

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IFFT/インテリア ライフスタイル リビング

先週東京ビッグサイトで開催されておりました

IFFTインテリアライフスタイルリビングという展示会を見学してきました

簡単に言うと国際家具見本市です。

 

 

 

最終日なのに人の出入りは他の展示会と比べて多い!

さすが国内最大級・・・!?

 

 

思い起こせば今から3年前・・・日本の家具展示会と言えばIFFTだぁ!と言う事で

ジャパンブランドtobiが世の中に発表されたのはこの展示会でした。

日頃・・・このような晴れ舞台に立つことの無かった中小企業の木工所が

表舞台に立ち、様々な国の人と出会った事を思い出します。

 

時がたつのは早いもんですね~

 

 

  

  

内部は基本的に撮影禁止なので通路を撮っている振りしてとった画像です

 

  

感想は・・・正直に言うと「なんだかなぁ~」と言う微妙な感じです。

開催ホールも2ホールだけ。アレっ?国内最大級では無かったのか??

と首をかしげたくなる。道幅もやけに広く感じた・・・

今までは少し広すぎて見て回るのも大変って言うイメージでしたが

3時間程度で全部見て回れると言うコンパクトサイズでした。

 

あっちこっちで顔見知りな人に出会う感じが驚きです。

本当に家具業界・インテリア業界は狭いんだなぁ~と実感します。

会場が狭くなったから遭遇率も上がったのかもしれないけど・・・

 

やっぱり世の中不景気なんですかね?

海外出展者もあからさまに前回より少ないイメージでしたね~

様々な影響があるのかもしれないけど・・・

もう・・・日本には魅力が無いのでしょうか?

この展示会も何か策を打たないと・・・このままドンドンしぼんでいくような気がします。

 

 

負けんなッ!日本ッ!!

 

 

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