特注家具・オーダー家具の株式会社森下 ~ 船堀の家具屋ブログ ~

オーダー家具・特注家具の株式会社森下 〜 社長ブログ 〜

2012東京国際木工機械展

IFFT/インテリアライフスタイルリビングを見に行った私。

午後の時間をゆっくりかけてみようと思ったのですが・・・予想外に時間が余る始末。

次の予定まで時間が沢山あったので同じ東京ビッグサイト

木工機械展があると言うので寄って見ました。

 

木工機械展の受付カウンター素朴な感じが素敵です

 

 

木工機械展は当日券が500円というお手頃価格だったのですが

IFFTの入場券があると無料で入場できるらしいです。

展示会の様子は・・・

 

 

  

  

こんな感じです

 

 

展示会の雰囲気そのものはIFFT程の華やかさは全くなく・・・

オシャレな感じのデザイナーや設計士・バイヤーを近づけない程の独特の雰囲気ッ!

それこそ・・・普段接客なんてしなさそうな技術者っぽい方が無愛想に立ってる感じが

私にとっては・・・なんだか落ち着く場所でした。

 

やはり製造業のモリカグですッ!

常に工場の効率UPを意識しているせいでしょうか・・・この展示会が楽しくてしょうがない!!

これは何の機械だッ!?

これは何する道具!?

エッ!こんな事も出来るの!?

感動の連続ですッ!

 

 

こちらの機械は積層合板(家具の材料)の厚みを0.00ミリ単位で測定!

 

材料の厚みを測定する機械です!我々家具屋には直接関係ない機械ですが・・・

材料メーカーや建材屋さんには是非ッ!導入して頂きたい機械です!

家具製作はミリ単位で製作しますが、材料の厚みって意外にバラバラなんですよね・・・

少しのバラツキも家具になってしまうと大きな誤差につながる・・・

  

 

 

こちらはNCという機械です

 

モリカグ姉崎工場のNCはもう何十年も前に導入した設備・・・

当時の価格で3000万くらいしたそうです。

まだまだ現役でバリバリ働いておりますが、最近機械の方が・・・そりゃ~便利ですよ!

しかもッ!価格も半分程度・・・

技術の進歩って価格に反映されるんですよね~貯金して入れ替えたい!!

 

 

 

ラメロ社のジョイントカッター作業実演中

 

ジョイントカッターはモリカグに技術革新を招いた機械であります。

この機械を開発したのはこのラメロ社らしいのですが・・・

モリカグは日本メーカーのジョイントカッターを購入しています。

・・・しかしッ!このラメロ社の方は自社製品愛たっぷりです!

「ラメロ社製こそが元祖ッ!他社は模造品だッ!」と力強く言ってましたッ!

そこまで言われると・・・欲しくなる。

 

 

 

椅子の座面を彫り込む機械

扉の加工機械

 

 

この無垢板を框組にして鏡板を削る機械なんて一台あれば

仕事の幅が一気に広がる感じがします・・・

よくオーダーキッチンなんかでも使用されていますが

わざわざ海外から輸入している会社もあるくらいですから・・・

モリカグで出来たらまた忙しくなっちゃうなぁ~と妄想を膨らませる。

 

 

 

 

技術の進歩って本当に目覚ましいッ!!

今まで職人が手作業で行わなければ出来ないような加工も操作方法を覚えれば

素人でも加工出来てしまう・・・そういう利点が家具のコストダウンにつながるんですよね~

職人の仕事ももちろん大切ですが、家具屋は産業なのですから~

それはそれッ!これはこれッ!

 

今やっている仕事に合わせて機械設備を導入するのかッ!

機械設備があるからそれに見合った仕事がやってくるのか!?

まためんどくさい事も考え始めていますが 

機械一つで仕事の幅が広がり可能性が広がると考えると・・・

メーカーにとっては非常に夢膨らむ展示会でした。

 

機械設備を導入する気持ちは十二分にある訳ですが・・・問題は資金の事だけです。

同じ展示会内では資金調達についての相談窓口は無かったようです。

・・・残念。

 

 

 

 

 

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