気がつけば９月も既に三分の一が終わってしまいました。

財布の中身を見てみると・・・既に月末くらいの金額しか残っておりません

これは・・・ピンチですッ！

　

最近またしても家具のお話をしていないような感じなので

そろそろ来週あたりから家具のネタ織り交ぜていきます。

家具屋が家具の話をします・・・楽しいですか？

　

さてッ！最近工場の様子を紹介しておりませんでしたのサラっと紹介しておきます。

「雷を呼ぶ男Y君」のブログにも書いてありましたが

有難い事にモリカグだけでは追い付かない程パッツンパッツン状態です・・・

ここ数ヶ月間モリカグネットワークもフル稼働！

周りの家具屋さんにも助けて頂きながら納期に追われてアップアップしてます。

　

　

工場に入る度に、所狭しと家具が置かれております・・・なんともすごい状態。

店舗什器の一部

住宅家具のキッチン

介護施設の家具

オフィス家具の一部

　

　

こんな感じで工場は今日もフル稼働しております・・・

今後はこんな状態が続くだろうなぁ～と見越して今月は４人も採用したのですが

時すでに遅し・・・決断するのが遅かったようです。

もう１１月までの仕事がある程度決まっております

こんなに先が見える仕事では無かったはずなのに・・・有難いことです。

　

一方で・・・家具は一切製作しない私の方はと言いますと

これがまた、地味に忙しいんです。

見積する時間もないくらい・・・何にそんなに忙しいんだ？と疑問になるくらい

地味に忙しいんです。

おそらく・・・時間の使い方が下手なんでしょう。

もうちょっと効率的に時間を使えるようになれたらいいなぁ～と思っております。

 

　

　

　

 

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先日行われたジャパンブランドtobiのカタログ撮影！

何もかもが初体験の連続であります。

その中でも滅多に触れる事が出来ないものの一つが・・・

　

カメラマンが使用するカメラです

　

 やはりプロが使用する道具は私のような素人からみると何一つ取って見ても新鮮であります。

一つの写真を撮るのに実に様々な道具を駆使しています。

フラッシュの光源を調整したり！

カメラの位置を上下したり！

本当にちょっとした違いで全く見え方が変わるのであります。

　

何度も何度もカメラから覗き込むカメラマンの姿をみて

カメラマンは一体どんな視線で見えているのか・・・気になってしまいました

　

ネストテーブルを撮影している風景

何度も角度を確認しています

一体・・・どんな視線で見ているのか？

覗いてみましたッ！

　

 プロ仕様の超高級カメラに私のデジカメを押し当てて撮影した貴重な画像です！

カメラマンはこんな風にして被写体を確認ッ！しているんだそうです。

　

興味津々な私にカメラマンの方はとても気さくな方でして

「写真とってもいいですよ！」と声をかけて頂きました

デジカメしか使用した事のない私・・・あまりにも恐れ多いとは思いましたが

調子に乗ってシャッターを一枚切らして頂きまいた！

　

カメラマンの許可を得て

T総帥も戦場カメラマン気分を堪能しております

　

シャッターを切る瞬間の感覚はなんとも言えない感じです

T総帥も戦場カメラマンの気持ちになってカメラから覗き込んでおります。

今までと違う視線で見る世界はなんとも独特な世界でした！

　

　

　

　

　

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ジャパンブランドtobiが助成金事業として活動するのは

今年が最終年度になります。

今年の活動の中でも最も重要なものの一つがこのカタログ撮影！

一年目・二年目に製作したアイテムに加えて今年度製作するアイテムも掲載するのです。

 本日はそのカタログ撮影をしている風景を紹介します。

　

特設会場を設営してのカタログ撮影です。

ロックストーンの服部さんの指示のもと撮影は始まります。

tobiの集大成ともいえるカタログを作るわけですから皆様気合十分です！

私もそのつもりでいたんですが・・・私、カタログ撮影をなめてました・・・

ただ出来ている商品を並べてバシバシ撮影していくんだろうと簡単に考えておりました。

　

服部氏の頭の中に既に出来あがっているイメージあるようです

実に細かい指示が飛びます！

　

時計回りに動かして～

行き過ぎ！行き過ぎ！

　

 実に指示が細かい・・・細かすぎる！

「ちょっと時計回りに動かして」という指示が飛びますが「ちょっと」が本当にちょっとなんです！

その感覚が難しい！

「時計回りに５分ッ！」と実に細かすぎる移動の指示ッ！

最終的には「時計回りに３秒ッ！」って指示も出てました・・・

　

枕の位置も気になります

チョットした違いに気づきますか？

　

ハッキリ言って・・・出来上がりの写真を見るまでは

私にはその微妙な違いがわからなかったです。

正直言いますと・・・内心では「も～勘弁してくれよ～」と泣きそうでした。

　

しかし、その微妙な移動で本当に製品の写り方が全く違う！

ライトの微妙な調整でも見え方が変わります・・・不思議な世界だッ！

その違いを目の当たりにすると私も心を入れ替えて

カタログ撮影に参加するのであります。

　

　

入念な打合せが続きます・・・

　

服部氏の頭の中のイメージをカメラマンと共有中です・・・

これまた、実に長い時間かけて入念に一つ一つ時間をかけて進んでいきます。

一枚取るまでに相当な時間がかかります・・・

驚くぐらい・・・時間がかかります。

　

ようやく一枚撮ったなッ！と思ったらパソコンで確認！

その都度、服部さんがイメージをカメラマンに伝えてるのです。

無理難題を注文されたカメラマンがあの手この手と苦戦しながらもう一枚撮影ッ！

一枚取ってはパソコンで確認！

また一枚取ってはパソコンで確認・・・延々と続きます。

　

一つのアイテムを撮影するのにおよそ30～４０分程度

二日間の撮影時間しかなかったので二日目は終電も過ぎてしまい

家に到着したのが午前３時ころ・・・

どれだけこだわったか・・・伝わりますか？

　

　

　

チェストも気品が漂います

　

　

それにしても・・・服部さんとカメラマンさんの根気に感服いたします。

おかげ様で、全てのアイテムを撮影する事が出来ました！

どんなカタログが出来上がるか楽しみです！

乞うご期待！

　

　

　

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またまた面接についてのお話です。

今回面接したのは１０数人！短時間ではありましたが中身の濃い時間でありました。

　

面接をしていると色々話をしていくわけです。

その人のそれまでの人生と言うのを少しだけ垣間見るわけです。

人生いろいろ！会社もいろいろ！経歴もいろいろ！

　

　

私も色々聞くわけです…

基本的に面接の時には家族構成は聞いてはいけないという厚生労働省からご指導があります。

しかし…履歴書の中には配偶者の有無、扶養家族の有無なる記載があります

当然、書いてくる人もいれば書いてこない人もいます。

それはそれで構いません。

　

面接でお互いに話をしていると、自然とその人の後ろに

その人が背負っている家族がチラチラ見えてきます・・・

その人を採用するという事は、その人だけで無く後ろに見え隠れする家族の責任も私が持つ！

というとてつもない責任感が急に出てくるわけです・・・

はっきり言って・・・押しつぶされそうなとてつもない責任感です！

それなのに…家族構成を聞いてはいけないという厚生労働省はいかがなんでしょうかね？

　

誰か代りに面接してくれないか？と逃げ出したい気持ちになるのが正直な気持ちです。

特に今回の面接では、強く感じました・・・

途中で面接を中断しようかとも思うくらい・・・ヘビーな採用面接になりました。

しかし・・・これが社長の責任感なのかとも実感しております。

実感はするんですが・・・やはり責任が重すぎる。

改めて、会社を運営するという事は生半可な気持ちでしてはいけないと思いました。

　

　

　

　

　

「袖すり合うも他生の縁」と昔から言います。

今回であった人ともきっと何か縁があるでしょうから

その出会いを大切にしたいものです。

 

　

 

 

　

　

　

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面接をするというのは・・・本当にエネルギーが必要だなとつくづく思います。

いままで一体何人の人と面接であってきただろうか？

世の中には本当に色々な人がいるなぁ～と実感する。

　

家具職人と言うのは一年や二年でなれる職業では無いと思います。

ましてや、特注家具なのでライン作業はありません。

単純作業の連続とはいえ、日々作業は変っていきます簡単な作業ではありませんッ！

「ものづくりが好きだから」という理由で応募される方が結構います

しかしながら・・・想いと現実とはやはり違うものです。

面接を繰り返しているとつくづくそう思います。

　

当然・・・未経験で入社した場合、給与はそれに見合った給与であります。

遠回しに言いましたが・・・要は安い！と言うことです。

当然と言えば当然ッ！家具を造って納品して初めて我々はお客様からお金を頂ける訳です。

　

１０代・２０代であれば「給与が安くても自分が好きな仕事がしたい！」と考える人もいるでしょう

しかしながら、最近は３０代・４０代の方の応募もかなり多くなってきています。

家具製作の経験者であれば、試用期間を終えればそれなりの待遇で迎える訳ですが

全くの未経験者ではいくら年齢が４０代でも最初の給与は１０～２０代の小僧と同じ水準になるわけです

他社は知りませんが、モリカグではそういう事にしています。

　

私が面接では色々な話もしますが、先程も言いましたが家具職人は１～２年でなれる

仕事ではございません！必然的に長く勤められる人を優先的に考えてしまいます。

そういう面では、年齢が高い人ほど「今回は転職するのが最後のチャンス！」とばかりに

その覚悟がこちらにも伝わってくるほどです。

逆に若い人ほど正直・・・大丈夫か？と思ってしまう人が多い。

これはあくまでも私の個人的な感想ですが・・・

それでいいんですッ！誰を採用するかは私のさじ加減一つですから！

　

しかしながら、３０～４０代という人にはそれまでの生活の基盤と言うものがあるわけです。

心機一転！営業職から製造業へ！とかSEから家具職人へ！というのは

なかなか難しい問題も多く含んでおります。

「家具職人になりたい！」という理想と

「家族を養って生活しなければならない！」という現実・・・

理想の部分が強いほど現実とのバランスの間で常に葛藤があるわけです。

理想だけでは飯が食っていけ無い！

　

私は面接の時、必ず未経験の方には給与という現実の問題を包み隠さずお話しします。

それがお互いの為！中には早い段階で教えてくれてありがとう！って人もいます。

そう言ってもらえるとなんだかホッとする。

入社してから「こんなはずじゃなかった…」と言われるのは互いに不幸になりますから…

　

　

人の人生を変えてしまいかねない採用面接・・・

色々な想いをもって面接に来てくれる訳ですから

我々も誠意ある対応をしなければと常に心がけております。

　

　

　

 

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