消費者庁からの情報提供がありました。(随分前に・・・)
今朝、ニュースを見ていたらなんとも悲しい記事が出ていた。
3年前、札幌市内の書店で書棚が崩れ下敷きになった少女が亡くなってしまったという記事です。
娘を持つ父親としてはなんとも悲しい事故です。
事故発生直後、消費者庁はどういう状態だと倒れやすいか公開実験をしていたらしい・・・
当時は具体的な指標が無かったので明治大学に委託して調査していたらしい・・・
そして、二年前の2010年12月28日(三つ子の誕生日)に情報が発表されました。
なにやら・・・難しい数式が出て来ています。
木製家具よりスチール家具の方が望ましい!なんてトンチンカンな事も書いてあります。
奥行き寸法を取った方が安定するとか・・・そんな事はわかっています!
しかし、実際本棚の奥行きは30センチ程度です・・・現実と合っていない。
書店等では両面使いにして奥行きをしっかり取り安定させる事も可能でしょうが
住宅ではそうはいかない!
ここで参考になるものと言えば・・・
①「収納する物に対して充分な強度を有する棚を選ぶ」
②「重いものは下に収納する」
③「床・柱・壁等に固定する」
と言う事です。
上記の三点はモリカグでも常に意識している事です。
①②は打合せの段階でお客様と打合せして対応出来る問題です。
家具のデザインする時もアルバムや辞書等の重量物は下に収納するように
常に意識してお客様にも御提案しています。
問題は③の固定方法です。
固定方法は本当に慎重に行わなければならない!
我々も家具を取付けるときは細心の注意で行っている。
しかし・・・内容を見てみると
「転倒防止器具の説明書を読んで設置する事」
「天井の強度を十分確認したうえで設置する事」
肝心なところが・・・曖昧だ。
壁や天井に強度があったとしても家具自体に強度が無い場合もある!
家具屋によって考え方は様々なので一概にこれが正しい!!と言うことも無いし
何をすれば万全と言うことは無いけれども・・・
ベストではないかもしれないがベターの方法で対応していきたいと思います。
地震対策・安全対策にはこれからもアンテナを張り情報収集しなければなりませんね~
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2012年9月19日 23:31| カテゴリー:地震対策してますか?, オーダー家具の話| コメント(0)