特注家具の現場打合せ・・・横浜編
昨日は横浜にあるそれはそれは由緒ある学校に行ってきました。
校門の前の守衛さんにまずはあいさつ・・・
一瞬不審者扱いされそうになりましたが、事情を説明し中へ入る事に。
学校外観:とても綺麗な造りでした
学校校舎も昭和初期に建てたものらしいのですが、内装にビックリ!!
中には礼拝堂なるものまで存在して廊下の照明や建具など、とても雰囲気が出ていました。
さらにビックリした事が廊下に暖房がついていた事・・・さすが!
私の卒業した高校は皇居のそばにあり、排気ガスがすごいという事で
冷暖房が一応は設置されていましたがそのスイッチを入れるまでに
先生との格闘が繰り広げられていた事を思い出します。
話がそれますが・・・
私が在籍していた頃は男子校だった我が母校も最近になり共学制になったとか・・・
私の高校ライフも共学ならばもっとバラ色だったと確信しています。
もう少し遅く生まれていれば・・・なんともやりきれない気持ちでいっぱいです!!
そしていよいよ工事する場所へ・・・
校舎を移動してしばらく進み理科室らしき所へ案内されていざ打合せ!
今ある家具を撤去し、顕微鏡を収納するオープン箱を製作するのです。
顕微鏡の箱が意外に重量があり、一枚の棚板になんと6台も収納するのです!
耐久性と表面材の色合わせそして寸法はどうするか等を先生と打合せしました。
そのご要望の節々に生徒の事を考えられているなぁと実感するのであります。
特注家具の打合せをする場合は製品カタログみたいなものがないので苦労します。
我々はこれから製作する家具をイメージしながら話を進めていきます。
一方で、実際に使用するお客様は、家具そのものをイメージするのではなく
その家具を使用している生活をイメージされているんです。
このギャップがいいのかもしれませんね。よりよいものが生まれそうな気がします。
この話はまためんどくさいので後日ゆっくりと・・・
この扉が付いている家具が撤去する家具
このオープン箱には耐震金物を付けた扉を取付ます
今回の打合せでのご要望は
①既存の家具に色をあわせること
②頻繁に使用する為、強度と耐久性が必要な事
③耐震の事を十分に考慮すること
④生徒達に負担のかからない使いやすい家具にすること
以上の事をふまえてまずは図面を作図します。
家具を納品するのは来月の中旬頃
まだ時間があると思いきや実はそんなに時間が無い状況・・・
急いで図面を上げて承認をいただきたいと思います。
そして本日は見積の山と格闘中・・・
明日は休めるといいなぁ