特注家具・オーダー家具の株式会社森下 ~ 船堀の家具屋ブログ ~

オーダー家具・特注家具の株式会社森下 〜 社長ブログ 〜

意識高い系

拝啓!情熱大陸様 『巨匠・宮本茂紀さん』・・・若者の為に

本日は、久々にミネルバの宮本茂紀さんのお話!

 

今回は宮本さんが想うこれからの若者に向けた言葉でもある!

宮本さんは常々こう語る

若者が挑戦しなくては未来が無い!」

 

現在進行中のジャパンブランド「tobi」も実をいうと私一度脱退を表明し出戻りの人間でして・・・

当初それほど魅力を感じていなかったのであります。

ところが、宮本さんがZ間さんに「若い人主導のプロジェクトにしなければならない」と一喝

そしてZ間さんT総帥が我々脱退組を締め上げ今日に至るわけです・・・

我々が参加するきっかけを作ったのは宮本さんなのだと私は思っています。

 

そして例のホルモン屋で話す機会に私にこう言った

残された職人としての時間をtobiを通して皆と過ごしたい」と・・・

これはちょっと感動する言葉です。

 

今まで職人の第一線で活躍してきた宮本さん、今なお現役バリバリであります

そんな宮本さんが50代の頃ふと気付いたそうです

「今まで自分が職人としてやってきて、ふと振り返ると後進指導をおろそかにしていた・・・」

だからこのtobiは若い世代が中心になってやってもらいたかったと・・・

しみじみ語っていらっしゃった事が今でも印象的であります。

 

そして先日お邪魔した時も繰り返しこう言っていた

「若者は冒険者でなくてはならない!」

「目先の損得勘定だけで動いてはいかん!チャレンジする意欲を持たなくては!」

これは宮本さんが言うから説得力がありすぎる!

 

いまだに自分は冒険者だという宮本さん!

そんな宮本さんから見える我々若者はまだ物足りないのだろう・・・

目先の損得勘定で動いてはダメだ!という言葉・・・身にしみます

目先のお金に躊躇して、チャレンジしないのはもったいない・・・

目先の見返りばかり期待して動くのでは、何も始まらない・・・

tobi途中で脱退した私がまさにそれだったのだろう。

 

 

 

そしてこれは宮本さんが活動している植林活動の風景

自分がいなくなっても、自分の想いが何十年・何百年先に育つ樹木に残す

という気持ちで活動しているという

次世代へ希望を託す

なかなか言える言葉ではない・・・

 

植林活動中

 

ジャパンブランド「tobi」を通して我々もすこし冒険者にならなくてはいけない!

希望を託してもらえるような存在になりたいと思う今日この頃です。

 

 

  

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拝啓!情熱大陸様 『巨匠・宮本茂紀さん』・・・本物の仕事とは何か!?

今回も先日お邪魔したミネルバの宮本さんのお話です。

  

バーズアイメープル無垢材で出来た車のハンドルと宮本さん

 

宮本さん曰く、「自分の仕事に枠を作ってはいけない

そして、「家具にこだわっていない、出来る事は何でもやる!」と・・・

相変わらず重みのある一撃です!

 

世間では一般的にこのように言われている・・・

「無垢材を使用しなければ本物の家具ではない!」

「塗装は漆塗りが本物だよ!」

「自然の素材を使用してないのは、偽物だ!」

このような概念が大勢だという。

 

しかし、宮本さんはそのような考え方違和感を覚えていたという。

「突板を使用しているから偽物なのか?」

「化学繊維を使用したら偽物なのか?」

「金属製品は自然の物ではないから偽物なのか?」

 

この世の中は自然から出来ているのもで溢れている!

人間が作り出した素材でも、原料は地球から採れる物なのだ!

だから、「天然素材を使用した物が本物だ!」という発想は意味が無い!

そして、「何よりもそのような発想では新たな素材との出会いの機会を失ってしまう」

と教えられました・・・

 

邪道も一度通ってしまえば正道になる

さらに衝撃のお言葉であります!

宮本さんにとって「邪道」とは「可能性」・「新しい事」だと言っていました。

車の座椅子も製作

JRの寝台車両も製作

 

これらの製作に携わることで新たな技術を発見したという。

 

過去に敬意を表し、未来を積極的に受け入れる

これまた衝撃の一発です!

能の世界にも「守・破・離」という言葉があります。

伝統を守り、独自の個性を出し、そして新たな道を切り開く(意味あってるかな?)

 

新しい素材や技術を積極的に受け入れる事の大切さ!

可能性が広がり、新しい事が生まれるきっかけになる。

しかし、受入れる人間は基本的な技術を身につけて無ければならない!

過去に敬意を表すとはそういう事なんだろう(と自分で解釈してみる)

 

この木箱が三つ並び、中にはこれまでの技術の結晶が詰まっています

縫い方のサンプルこれは素晴らしい!

 

バーズアイメープル製のハンドルを手に取り、欲しそうに見ているなんも専務

お前にはまだ早い!

そんなに見てもダメです!「おあずけ!」

 

現役バリバリの宮本さんが挑戦を繰り返している!

我々も積極的に未来を受け入れよう!

・・・その前に過去に敬意を表す事を忘れてはいけない!

 

 

  

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拝啓!情熱大陸様 『巨匠・宮本茂紀さん』・・・素材に対する感覚

本日は久しぶりにミネルバ宮本茂紀さんの工場を訪ねた時のお話です。

 

宮本さんは「ボスコ」という椅子をおよそ40年前から製作し続けています。

 「ボスコ」とはイタリア語で「」という意味だそうです。

おぉ~じゃあ!我が社の名前もイタリア語にすると『ボスコ下』になるなぁ~

そして同じデザインでありながら使用する樹木を変えている!

木の表情をシンプルに表現したデザイン!その数、なんと00種類以上

その並べられた椅子を見ると圧巻です!

今までに200種類以上、計算すると3カ月に1脚のペースで製作しているという。

 

ボスコを目の前に話をする宮本さん

これでも一部のボスコ

これが!ボスコ

これも!ボスコ

あれも!ボスコ

それも!ボスコ

 

様々な樹木で製作する・・・

宮本さん曰く

「今まで多くの種類の材料で製作してきたけど、それぞれの樹木に物語がある

木目は当然、肌触り香りは種類によって全て異なる・・・

物語のある材料を使用するのだから製作するものにも物語を造らなければならない!

 

毎度のことながら、心に染みわたります・・・さらにこう続きます。

素材に対する感覚・想いというのは日本人特有のもの西洋人は木目を意識しない

だから自分はその感覚を大切にしたいと思う

 

出ました!本日の名言!!

 

 

ジャパンブランド「tobi」のイベントでIFFT国際家具見本市に出店した時の出来事

ある方がアメリカの椅子職人という方を連れてこられた

そのアメリカ人の椅子職人はどの家具も木目がそろっている事に非常に驚いていた!

我々にしてみれば木目を合せることは当然と思っていたが

やはり西洋の人から見れば驚きの事なのだろう・・・

 

木目がそろっている方が美しいと思う!

というより木目は揃えるものだと思っていた・・・

素材に対する感覚・想いというものが私にもあるのだろうか?

もしあるならば、私もその感覚想いを大切にしたいと思う。

 

ちなみに・・・

ボスコの背もたれの部分の長さは宮本さんの背の長さにあわせてあるそうです

 

それと・・・

5月21日より新国立美術館で『森から始まるリレートーク』という講演会があります

宮本さんも参加されるそうです

そのメンバーの豪華さにも驚きますが・・・なんと講演会期間中ボスコも展示されるとか!

これは一度見た方が良いですよ!

詳細はこちら

  

 

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拝啓!情熱大陸様! 「家族5人で心を込めて作りました」

本日は昨日家具を納品に伺った際、お客様に頂いたイチゴのお話!

 

地元千葉のイチゴ農園で販売しているという

 

はっきり言って今まで野菜果物なんてどれでも一緒だと勘違いしていました・・・

このイチゴを食べるまでは・・・

 

お客様からイチゴを頂いた時からこのパックとかぶさっている紙の隙間から

イチゴの香りが凄まじい!!

「んっ!すげーいいにおいがする!ちょっとこれに匂いかいでみて!」と

なんも専務の鼻に近づけると「うおっ!何これ!イチゴの匂いがすごい!」

と興奮気味でした・・・帰りのエレベーターの中はイチゴの香りで充満するほど・・・

こんなイチゴがあったんだと驚く

 

そしてあまりにもおいしそうな香りを放つこのイチゴ!!

水洗いせず、そのままお召し上がりください」というフレーズに

「つまみ食いしようか」という誘惑に誘われましたが親の躾が良かったんでしょう

「家に帰るまでは封を開けてはいけません」と無意識に思い込み

我慢する事30分!

香りからしてただ物ではないこのイチゴ

我々だけで食すのは申し訳ないと思い納品した家具の製作に関わった

Y君にも食べさせてあげようと思い家に持ち帰ることに

ところが、本人は不在の為、お祖父さんとお婆さんが食す事に・・・

 

そしていよいよイチゴとのご対面!!

カバーを開けた瞬間からイチゴ達が踊っているではありませんか!

お婆さんもイチゴの匂いに感動した様子!

どうしたのこのイチゴ!」としつこく聞いてくるお婆さん・・・

あまりにもいい香りにお婆さんまで若干興奮気味でした。

 

まるでイチゴの宝石箱やぁ~(彦麻呂風)

 

お客様から聞いた情報!その名も「小金谷イチゴ園

・地元ではかなり有名なイチゴ園!

・イチゴの出来が悪いと販売はしていないというこだわり!

・直売命の為、電話番号も公表しないという徹底ぶり!

・このイチゴを食べると他のイチゴは食べれなくしてしまう魔法のイチゴ!

・水洗いしないでそのまま食べる事を勧める自信の品質!

・冷蔵庫には入れない事を勧める最高のイチゴ!

 

・・・聞いただけでもこだわり満点イチゴ農園ではないですか!!

出来が悪いと販売しないというイチゴ園そのこだわりはまるで陶芸家の域に達している!

そんなに貴重なイチゴを我々の為に・・・

本当にありがたいことです。

この説明文からもこだわりが伝わってきます

 

実際に食べてみると本当にうまい!

これは食べた人でないとわからない!

グルメレポーターの彦麻呂なら「イチゴの宝石箱やぁ~」と間違いなく言うでしょう!

そんなイチゴと出会ってしまった私・・・もう他のイチゴはちょっと・・・

 

イチゴ」と「家具」・・・製作しているものは違うが、同じモノづくりの携わる人間として

このイチゴ農園は放ってはおけない・・・

「家族5人で心をこめて作りました」という文章に心魅かれ色々調べてみました。

この素晴らしいイチゴを育て、販売している農園・・・その名も

小金谷イチゴ園」 (なんて読むんだろう?)

 

最高の状態でイチゴを食べてもらいたいという作り手の想い

それはまず絶対的な品質!そしてその品質を維持する管理から注目する!

 

なんでもイチゴは水に弱いらしく、水につけると味が落ちてしまうらしい

しかしながら、農薬を気にして洗う人がいる為

農薬を気にしなくて良いように、この農園では低農薬にこだわるという!

しかも、外部から農薬病気を持ち込まないように

ハウスに入る前は着替えをするという徹底ぶり

そして冷蔵庫に入れると水滴がイチゴについてしまう為

お客さんにも冷蔵庫には入れないようにとお願いする!

 

またその徹底ぶりは、凄まじい!

収穫時期にイチゴが病気にかかってしまった年があったという

しかし、農薬を使いたくないとうことでその年のイチゴ直売を中止してしまったという!

なんともイチゴに対する執念といいますか・・・すごい!

(その日収穫されたイチゴの状況でも直売所を閉めてしまうこともあるらしい)

 

 

品質に対する徹底ぶりもさることながら

このイチゴ園の販売に対する考え方にも驚いてしまう!

 

このイチゴ口コミで広がり現在では日本全国から注文が来るという

何ともうらやましい話だが、何がすごいのかっていうと

ここのイチゴ園ときたら

一番大切したいのは直売所に来て下さるお客さんに

                  気持ち良くイチゴを買って帰ってもらう事

という想いから、直売所にきたお客の対応がおろそかにならないようにと

電話番号をあえて公表しないというのだ!

職人魂を感じる!

 

そこまでこだわったイチゴ!

私の口に入るまでに様々な物語を感じてしまう!

こんな素晴らしいイチゴ園がまさか我家の近くに存在するなんて・・・

今度は自分で買いに行こう!

 

家族5人で心を込めて作りました

この文章にイチゴ園の想いが表れていると感じる。

お客様に最高のイチゴを食べてもらいたいという情熱!

品質に対するこだわり・徹底!

何を大切にしたいのかというイチゴ園の想い!

そのすべてが尊敬してしまう・・・

 

我々も特注家具を広く世の中に認知してもらいたいという気持ちがある中で

HPを通していろんなお客様との接点が確実に多くなっている!

しかしながら、今までお世話になっているお客様への対応はおろそかにしてはいけない!

というかそんな事に今さら気づいてしまった・・・

これからも、このイチゴ園のように「お客様への想い」というものを大切にし無ければと

改めて考える・・・

この「お客様への想い」というものが企業の姿勢に出てくるのだから・・・

頑張ろう!

 

おいしいイチゴ食べてここまで考えてしまう私・・・

なんかおかしいのかな?と自分を疑ってみる。

 

 

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拝啓!情熱大陸様 『巨匠・宮本茂紀さん』・・・図面が無い作業

今日は、先日ミネルバの宮本さんを訪ねた時のお話。

 

今回は奈良遷都1300年記念の行事に使用されるという

宮内庁所有馬車を修繕する仕事を見学させていただきました。

宮内庁には約20台程の馬車がありますが実際に使用しているのは10台程・・・

定期的に修理されているのだと言います。

 

見たこともない馬車が目の前に

 

この馬車は国賓級専用の馬車として造られたものだという。

この修理は5年に一回、40年に一度行うという。

出ました!十六弁八重表菊紋

内装も美しく

扉の丁番も見たこと無い・・・

 

この時にしていた作業は、馬車の外部の下地張りをしていました。

職人さんがしている作業を見ているとものすごく手際よく進めている

 

 

貴重な品物にキズが付かないように毛布で養生している

麻の生地を下地として張ります

麻の糸で縫います

 

ここで気になったのが、職人の方が何も見ないで作業しているように見えたのだ・・・

通常、家具製作時には当然図面や参考資料等があると思っていましたが

この修繕作業には図面が見当たらないのだ・・・

 

職人さんに聞いてみた、「どんな図面を見て作業しているんですか?」

すると「図面?そんなものないよ!」というではありませんか・・・

おぉ~さすが職人だ!

 

話をさらに聞いてみる

私:「どうやって図面無しで作業が進められるんですか?」

職人:「実物を分解・解体する時によく確認しながら作業して、一応写真も撮っておく」

私:「図面無いんですか?」

職人:「あぁ~この馬車を造った時はあったんじゃない?」

なんとも粋な回答が返ってくるではありませんか・・・

 

馬車を解体・分解している時に、全てを頭の中に取り込んでイメージしているのだろう!

そして、確認したい所は写真を撮ってあるそうなので不明点は全てそれを見て

再度、頭の中のイメージを確定させているという。

 

簡単なようで非常に難しいその頭の中で完成形をイメージする。

我々もよく家具のリフォームをしますがやはり図面が無い事があります。

特に他の家具屋で製作した家具等はどのように製作したかわかりません

当然図面も無い・・・

しかし家具のリフォームは何となく構造はイメージできるが馬車となると・・・

 

職人技だけでは通用しない世界!

「これをやったらどうなる?」等の想像力創造力が備わっていなければ職人にはなれない・・・

奥が深い世界です。

 

 

  

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