『大きな嘘の木の下で』
久しぶりのビジネス本です。
「破天荒フェニックス」を読んでから同年代の社長なのにすごいなッ!?と
刺激をたくさんいただきました。
その社長が今度はビジネス本を出したというから気になってみてみました。
率直な感想は…
半分くらい何言ってるかわかりません。
ご自身の経験談から出てくる教訓なんだろうと思いますけど…わからない事が多い。
がッ!しかしッ!!
逆に共感できる部分や「なるほどッ!」と目からうろこが出るような部分は
経験談からのお話だから刺さる部分がある
中途半端な刺さり方ではなくえぐられる様な感覚。
振り幅が半端ない
「成功を学ぶより失敗を管理する」
「売れる接客に共通点はないがクレームに関しては同じ原因」
「追い込まれた時に支えになってくれたのは反吐が出るほどムカつく奴ら」
なんていうところは非常に共感できる。
特に「支えになったのはムカつく奴らッ!」という一文なんかは
自分に照らし合わせていろんなムカつく顔が出てくるッ!出てくるッ!
ニヤニヤしながら読んでしまう。
自分も誰かの支えになれているとしたら光栄です。
こういった類の本はどの本をとっても内容はほぼ一緒なんだと思う。
成功者の自慢話系が多かったり
当たり前のことをキャッチーな言葉で表現する程度の物だと思っております。
だから読み手のコンディションによって刺さる部分は変わるんだと思います。
読み終わった後に自分がラインを引いたところを見返してみたら
自分が今何に悩んでいるのか…
なんとなく現れていたので
笑えて来た。
10~20代の若い人にはおススメの本です。