木工機械展で見たかったブース
今回この木工機械展に来た目的は・・・
これッ!!
ドゥーマンズさんのシステムと機械メーカーがチームを組み
プランニングから組立までの作業効率を9割も削減するという
一連の流れを実際に目で見てみたいと思いまして来た次第であります。
2年前に来た時も一際大きなブースでこのデモを見た私は
ただただ衝撃を受けるばかりでした
今回は多少免疫がついているとはいえ・・・まぁ~衝撃は受けますよね。
プランニングしてから数分で図面に3Dパースに見積が一度に全部出来てしまうという。
ここまでは今までもありましたが
今回はそのシステムと機械メーカーがしっかりタッグを組みまして
このシステムを熟知したチームが一連のネットワークを構築しましてね
より一層スムーズになったそうです。
なので~デモの冒頭に適当な寸法でプランニングした家具なんですが
開始からわずか30分くらいで・・・
もう組立て始めております
プランニングからたった数十分で
材料加工をして
小口仕上て
穴あけ加工して
ダボ打ちして
組立て始められるという・・・
これはね・・・恐ろしいくらい驚異的なスピードですよ!
通常なら・・・ッ!?
プランニングの打合せしてから数十分後なんて
帰りの電車に乗っている頃ですよッ!!
事務所に戻ってから作図して、3Dパース書いて、見積して
ココまでだいたい早くて2~3日ッ!!
提出して承認もらって製作に入るわけですが
工場に図面が届いてから
職人が材料取り考えたり色々やっているうちに
加工開始するまでに早くて1~2日程度。
そこから加工作業に数日かかるんです・・・
だから・・・
プランニングから組立てられる状態までにするまでには
通常だとどんなに早くても1週間程度はかかるわけです。
それがこのシステムなら数十分ですよ。
もうプラン変更している暇ありませんね・・・
図面変更する場合は再製作になります
そういう意味では設計やプランナーにとってはある意味一発勝負になる
危険なシステムになりますかね?
ますます我々の存在意義をしっかり見出さなければなりませんね。
中途半端な家具屋は潰れてしまいます・・・
自分達の立ち居地をしっかり見て
現実を受け入れて
進むべき道を考えなければ・・・
と考えてしまうデモでした。
行って良かった。