図面職人の一日
ここしばらく作図の日々が続いております。
設計の方が書いた図面らしきものを私の方で家具図にしておりますが
いろいろな人の図面を拝見しますと
いろいろと思うところがありまして・・・
「価格重視するならココこうしたほうが安くなります」とか
「この寸法ちょっとこうするだけで格段に材料の取り都合がよくなるのに」
なんてひとつひとつ伝えていくんですけど~
伝わる時もあれば
伝わらない時もある。
まぁ~それは家具屋の勝手な都合を押し付けているわけだけれども
こういう家具屋の勝手な押し付けが
家具屋としてッ!特に我々のようなメーカーだから出来る提案の一つ
だとも思ってもいます。
多少デザインが変わることもあるかもしれないが・・・
手抜きをするわけでもなく作業効率と無駄のない材料取りで
コスト削減を提案しているつもりなんです。
なんでこんなめんどくさい事を書いているのかといいますと・・・
コストが厳しいって言っている割りに
図面見ると贅沢な仕様でデザインしている人が多いなぁ~と思っているからです。
贅沢なというのは無駄が多いって意味です。
皮肉ではありません。
もったいないなぁ~と思うことが非常に多い。
これは誰がお金を払うのかというと
厳しいコストを押し付けられても何も言えない私のような社長がいる会社が払うのか
「特注なんてそ~ゆ~もんだ!」と思って購入するお客さんのどちらかになるんですよね・・・
デザインする人は形だけでなくコストも一緒にデザインしないといけないなぁ~
と思いながら作図している今日この頃です。
今日は・・・愚痴です。