魂の経営
またビジネス本です。
松田聖子が出ていた化粧品のCMをみて衝撃を受けた私。
何故衝撃を受けたのかッ!?
それは富士フィルムが化粧品を作った会社だからです。
「えッ!?フィルム屋さんがどうして化粧品なんか作れるのッ!?」
それからこの会社の事が知りたくて読んでみました。
同じビジネス本でもこういうのは好き。
本文の中にこういう文章があります。
『どれほど業績が良くても、来るべき危機を予測し、それに備えなければならない。現状を直視して、何が起きているのか、何がこれから起きようとしているのか、状況を正確に読み、把握し、その上で何をやらなければならないかを考えて決める。それが経営なのだ。』
まさにこの一文だけ読んだだけでもこの本を読む価値があるのではないか??
と思います。
実際に富士フィルムという会社が「本業消失」という危機を
どうやって乗り越えたのか・・・
その考え方は参考になります。
自分たちの技術は何かッ!?を明確化し
世の中のニーズにどうマッチングできるか??
小手先のテクニックではなくて考え方が書かれているほうが私には響く。
「本業喪失」ってそうある話じゃないッ!と思うかもしれないが…
意外に頻繁に起きていることなんだと思っている私。
CDショップ・CDメーカーなんて本業喪失に近いか?
テープやMDなんていうのはもう存在しない
レンタルビデオ屋だってもう蔦屋くらいしか見かけず
本だっていまじゃ電子書籍化です。
そうなると本屋さんだって危ない。
んッ!?そうやって考えたら・・・
蔦屋は第二の富士フィルムなの??なんて勝手に妄想してみる
いま蔦屋はどんな経営をしているのだろうか??って興味もでてくる。
って話が脱線したが。
単純に会社を再建するって話ではない。
今まで作っていたものが売れなくなるんだから…
会社の存在を問われるわけで「第二の創業」って言葉が出てきたが
まさに創業だなぁ…
創業と再建の併せ技か?尋常じゃない。
昨日と言ってること違うじゃね〜かッ!?って言われるかもしれないが
小手先のテクニックを学ぶのと
考え方を学ぶのは全く別物だと思っております。
こういう話になると長くなるので・・・
今日はおしまい。
とりあえずもう一回読みかえそう!と思える本の一冊です。
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