特注家具・オーダー家具の株式会社森下 ~ 船堀の家具屋ブログ ~

オーダー家具・特注家具の株式会社森下 〜 社長ブログ 〜

11月2017

名古屋城本丸御殿見物紀:天井に注目!

ガイドのオジサンに案内してもらいました本丸御殿。

そもそも本丸御殿とは何ぞやッ!?という話しは今回は無し。

 

一言で言うと・・・

京都二条城の御殿と並ぶ武家書院造の建物でございます。

 

オジサンが最初にかつ目せよッ!と言われたのが天井の造りでございます。

私は知識がないので正しいのかわかりませんが『竿縁』っていうんですかね??

天井のある細い部材です。

この形状を見れば部屋の格式が分かるらしい・・・

ということで天井に注目しながら御殿を進んでいくと

 

 

真直ぐ

格子状

格子状+組子

格子状+組子+一段アップ

格子状+組子+一段アップ+漆塗り

 

 

 

見れば一目瞭然です。

気づきました??我々が入れるのも『格子状』の天井の廊下だけ

それ以上の天井の間には入れないんです。

 

なぜなら私は平民だから・・・仕方がないですね。

 

平民の私から見ればこの建物自体が気合入った建物なんだから

全部漆塗りにしちゃえばいいじゃん!って思うんですけど・・・

そうしないのはそういう建築様式だからなのかッ!?財政の問題なのかッ!?

奥が深い。

 

 

ただ単に見学していても絶対に気にならない天井の造り。

一言『天井に注目』と解説されるだけで建物の面白さがグッと上がるもんです。

 

 

 

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名古屋城本丸御殿見物紀:丁寧な仕事

予定では二日かけて展示会を回る予定だったんですが

初日に機械展を見終わってしまいまして・・・途方にくれるオッサン2人。

しかも雨。

 

新幹線も夜の切符だし・・・

時間変更しようと思ったら変更できないプランだそうで

どうにもこうにもならないので名古屋城へ行ってきました。

 

 

 

 

 

 

 

雨の名古屋城に特に期待もせずに行ってみたんですが・・・これが正解ッ!!

 

 

城の造りは都市計画に繋がるものがあります。

どんな考え方で作ったのか?

どうしてこの場所に作ったのか?

どんな使い方をしていたのか?

等の話しをボランティアのガイドさんに案内されてたくさん聞けました。

 

 

その中でも印象的なのは現在第三期工事中の本丸御殿ッ!!

これが非常に面白いッ!!!

その面白さを3回に分けて紹介します!

今日はその一回目。

 

 

まず最初に驚いたのが一つ一つの仕事の丁寧さ!

 

 

 

欄間の組子

 

 

欄間の組子も見事です。

徳川のお城ですからね~キレイです。

 

 

 

建具・鴨居・障子

 

 

 

地味に感動していたのは建具や鴨居そして障子の丁寧な仕事です。

一体何枚の建具や鴨居や障子があるかわかりませんが・・・どれも全部キレイ!

毛羽立ちもなくビシッ!と隙間なく納まっております。

全部です!全部!!

 

 

 

こんな丁寧なお仕事するなんてどこの木工所だろうッ!?一度工場見学したいッ!!

なんて思っていましたら・・・

どうも知り合いの家具屋さんだったらしく腰抜けそうになりました。

 

『知り合い』なんて言ったら失礼ですね・・・

 

ちょっとお話ししたことがある家具屋さんです。

 

 

 

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木工機械展に行って来た感想②

 

 

 

 

 

 

 

昨日の続き。

 

今回、我々が一番度肝を抜いた展示がありました。

 

パソコン上でスケッチを書いたら製作図面が全自動で作図されるというシステム

『もう作図する時代は終わった』がキャッチコピーでしたかね?

本当にもう作図する時代は終わりましたね・・・

 

さらに驚いたのが・・・

全自動で作図されたデータが各々の加工機に転送されて加工が進む

材料設置から加工機から加工機までの材料も全て自動で移動される。

小口まで自動で仕上られる。

 

人がやることは・・・

機械が作図し加工したパーツを機械に言われたとおりに組立てるだけ。

プラモデル感覚ッ!?ちょっと気合が入ったDIYにピッタリ・・・

もう職人がいらなくなる時代です。

 

 

そして我々が度肝を抜かれたのは・・・

そのシステムを開発しているのが以前、個人邸のオーダー家具の見積で

モリカグを競合したことがある会社だということです。

 

 

 

もちろん作り方や使っている素材に違いはあるので我々が作っている家具とは違うッ!!

という自負はあるんですが・・・

 

・外見からはその違いがわからない事

・仮に中身に格段の差があったとしてもそれを上回る価格の差が出るだろうという事

・今は我々のような造りは機械に出来ないにしてもいずれ技術も進化するだろうという事

 

なんてことを考えると我々の存在意義を考えさせられます。

職人の仕事はそう簡単に機械化できるもんじゃないと思っておりましたが

その認識を改める必要があります。

 

 

若干暗い気持ちになった木工機械展でございました。

 

 

 

 

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木工機械展に行ってきた感想①

先月末に名古屋で開催された木工機械展を見に行った感想。

 

 

 

 

 

数年前にビッグサイトで開催されたのを見たときとは

印象がガラッと変わった今回の展示会。

私の気持ち的には

『そろそろ工場の設備も入れ替えを考えてどんな機械があるのか見てみよう!』

という軽い気持ちで見に行ったんです。

 

だから心の準備としては

『うちの機械よりこんなに進化してるよ~』とか

『こんなに便利な使い方になってるんだ~』とか

数十年ぶりにNCを交換した時のような感動するつもりで行ったんですがね・・・

 

機械展を見まして我々は打ちひしがれております。

 

 

機械の進化はまぁ~ソコソコでしたかね?もうこれ以上性能は上がらないか?

という感じでしたが今回よく目にした機械は加工機械そのものというよりも

加工機へ材料を移す機械とか

加工機から加工機へ材料を運搬する機械とか

そういう感じの設備。

 

なかなか言葉にしづらいんですけど・・・

いわゆる職人じゃなくても出来る作業を機械化する的な設備

これからドンドン人手が足らなくなる!という問題をお金で解決する機械

人手を必要としなくなる設備みたいな物が個人的には印象的でした。

 

 

モリカグのような工場に置けるような設備ではありませんが・・・

いずれそんな設備が広まると海外製品に対しても勝負できる日が来るのでしょうか??

と思わせる機械展でした。

 

 

 

 

つづく。

 

 

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厳戒態勢の首都高です。

首都高速はいたるところに警察車両が止まっております。

米大統領と総理大臣・・・仲がいいのは構わないが

あっちこっち出歩かれるのは少しばかり迷惑です。

 

さてッ!11月の第2週目も快晴でスタートッ!

 

今週の予定を確認いたします。

 

工場は・・・

製造ラッシュです。

さらに今週は毎日よのうに納品・現場があります

来週あたりから来月の大きな物件に取り掛からないとまずいんですけどね・・・

そこにたどり着くまでまだまだお仕事ありそうです。

 

営業は・・・

雷ボーイY君は連日のように納品に狩り出されております。

あっち行け!こっち行け!と動き回っているようでほぼ事務所にいないそうです。

 

私の方は・・・

打合せと作図ウィークになります。

12月の物件もう製作にかかれる状態にしなければならないんですけどね・・・

まだ作図終わってないんですよ。

そんなわけで今週は前半打ち合わせでほぼ外出、後半は事務所に篭る予定でおります。

 

 

忙しいとホッとする。

 

 

 

 

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