木工機械展に行って来た感想②
昨日の続き。
今回、我々が一番度肝を抜いた展示がありました。
パソコン上でスケッチを書いたら製作図面が全自動で作図されるというシステム
『もう作図する時代は終わった』がキャッチコピーでしたかね?
本当にもう作図する時代は終わりましたね・・・
さらに驚いたのが・・・
全自動で作図されたデータが各々の加工機に転送されて加工が進む
材料設置から加工機から加工機までの材料も全て自動で移動される。
小口まで自動で仕上られる。
人がやることは・・・
機械が作図し加工したパーツを機械に言われたとおりに組立てるだけ。
プラモデル感覚ッ!?ちょっと気合が入ったDIYにピッタリ・・・
もう職人がいらなくなる時代です。
そして我々が度肝を抜かれたのは・・・
そのシステムを開発しているのが以前、個人邸のオーダー家具の見積で
モリカグを競合したことがある会社だということです。
もちろん作り方や使っている素材に違いはあるので我々が作っている家具とは違うッ!!
という自負はあるんですが・・・
・外見からはその違いがわからない事
・仮に中身に格段の差があったとしてもそれを上回る価格の差が出るだろうという事
・今は我々のような造りは機械に出来ないにしてもいずれ技術も進化するだろうという事
なんてことを考えると我々の存在意義を考えさせられます。
職人の仕事はそう簡単に機械化できるもんじゃないと思っておりましたが
その認識を改める必要があります。
若干暗い気持ちになった木工機械展でございました。
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