ついにきました・・・ふらんす国酔夢譚もいよいよ最終回です!
今回で20回目ッ!!
最後の締めくくりはやはりフランスで最終日に食べた食事についてです。
最終日は空港までの車が迎えに来る14:00までは自由時間ッ!
唯一の観光っぽい時間です。
数時間ですが・・・あるだけましです。
この時間を利用して私はK山さんとサンポール駅い向かうのです。
イザックレイナに行き免税書類を取りに行ったり、ファイルファックスという文房具店に行ったり
マレの街をウロウロしておりました。
マレのカフェでカプチーノを頂きました
マレをウロウロと言いましても目的の店に行くだけの事。
すぐさまバスティーユに戻り今度はお土産を買いに近くのスーパーへ向かい
大量のバターを購入しておりました。
両手いっぱいにバターを抱えた我々は、食事でもして帰りましょう~と言う事に
なりフランスでの最後の食事をとる事にしました。
ホテルと展示会場の往復だけの毎日だったので、お財布の中は結構ユーロが余っておりました。
最後ぐらいちょっとリッチに食事しましょうか~と言うことで
バスティーユ広場にあるカフェで食事です!!
カフェの食事もそこそこ良いお値段が致します・・・しかしここはッ!
値段を気にせず食べたいものを食べる事に致します。
後は帰るだけだからということでワインを注文!
昼間からワインです!気分はフランス人です!
K山さんは隣の席の人が頼んでいるビッグサイズのハンバーガーを注文!
しかもダブルサイズを注文したのでそのサイズと言ったら半端ないです!!
確実に手づかみでは食べれません・・・
こんな大きなハンバーガー見た事ないです。
食べ方に困るK山さん・・・隣の席の人の食べ方に注目!!
なんとせっかくのハンバーガーを分解してナイフとフォークで上品に食べてます!
これならハンバーグとサラダとパンで別々に食べれば?と思ってしまいますが
郷に入っては、郷に従えです・・・K山さんも上品に分解して食べておりました。
そして私は何を注文したかと言いますと・・・
メニューを見て分かる単語を拾い読みしていきます。
私の中ではワインには肉だろッ!という安直な発想からステーキを選ぶのであります。
さてッ!ステーキと言ってもその種類が半端ない!!
種類まではさすがに拾い読みできず・・・なんとなく読めた「TARTARE」ステーキを注文!
そしてやってきたのは・・・
衝撃の生肉でした・・・
「TARTARE」ステーキを「TARというタレ」だと都合よく日本語解釈してしまいました・・・
そう言えば、ウェイターも「ミディアム・レア?」とか焼き方なんて聞かれなかったなぁ~と振り返る。
後で調べると・・・「TARTARE」とはそのまま「タルタル」と言う意味で
生の素材を細かく切って調理する事を言うんだそうです。
いくら私でも・・・外国で生肉を食すのは・・・
それでなくても体調不良の人を目の前にしていたので細心の注意を払わなければ
なりません。日本でも生肉はもうほとんど食べていませんし・・・
どうしたもんか・・・悩みどころです。
「もう一つ別の料理を注文するか!」・「腹をくくり食中毒覚悟で食べるか!」
しばらく心の中で相当の葛藤が繰り広げられます・・・
すると頭の中でアントニオ猪木の「道」という詩が頭に浮かんできます・・・
この肉を食べればどうなるものか 危ぶむなかれ危ぶめば肉は無し
食べ始めたらその一口が肉となり またその一口が肉となる
迷わず食えよ!食えばわかるさ・・・ありがとーーーーっ!
完食です!
食べながらも迷いましたが一口・二口と食べていくにつれてそんな迷いが消えていきます!
元々生肉が大好きな私・・・こんなにうまいのなら迷う必要も無かったと思うくらい!
生肉の中に入っているピクルスやら野菜やらがこれまたウマシッ!!
フランスパンにつけて食べるとこれまた絶品!ウマシッ!!
そして赤ワインにもビッタシッ!非常に美味しく頂きました。
今回の旅で「フランス最高だッ!」って思った数少ない瞬間です。
食後にウェイターがデザートはいかが?とジェスチャーするので
せっかくだから・・・と言うことで頂きました。
K山さんのエクレア
私のミルフィーユ
ダブルエスプレッソを添えて・・・
ゆっくりと食事も出来て非常に満足でございます。
フランス最後の食事としては上出来です。
しかしッ!生肉は結構勇気が必要です・・・
皆様もメニューを見る時はローマ字読みは絶対にやめる事をお勧めいたします。
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