私の仕事は中国へ
先日の事です。それはビックリするようなハンバーグを出すチェーン店のお仕事のはずでした・・・
来月予定していた飲食店の仕事が3月に延期になりました。そこまでは良かったのですがなんと納期までに時間が十分にあるということで、その仕事は遥か大陸へと渡ってしまいました・・・
納期延期で仕事が中国に行ってしまうとは!!
中国と言えば、大量生産で『少品種多ロット』のイメージが強かったのだが、我々の仕事の範疇である特注家具の特徴である『多品種小ロット』の世界にまで進出してきている!!
この危機的な状況・・・納期次第で仕事が海外に流れるなんて・・・
中国もただ大量に製品を作っているだけではなかったのか・・・進化してやがる!!
つい最近まで、『中国から注文が来るんじゃないか』とウキウキしていたのに・・・
国際派家具屋になったつもりが逆にやられてしまった!
ここでいくつかの疑問がでる。
①特注家具まで低価格で製作できるのか?
②仮に低価格で製作可能でも運搬費の方が高額になるのでは?
特に運搬費はかなりの高額なイメージがあるが、やはりそれはイメージなのか?実際は運搬費まで安いの?
しかしながら、今回はお客様の総合的な判断で私がやる予定だった仕事は中国に行ってしまった訳だから全てクリアになったんだろう・・・
いったい何が決め手だったのか?
やはり家具に対する判断基準は『価格』のみなのか?
家具はやはり『雑』工事なのか!!
このまま中国の製造技術が向上すれば本当に日本のメーカーの立場が無くなってしまう。
それでは日本のものづくりの強みとは何になるのか?
納期対応だけになるのか・・・?
・・・ヤバイこのままいったらまためんどくさい話になる
しか~し、たとえ中国の技術が成長していたとしても、
その間に我々の技術も成長するのだ!(たぶん)
だから、負けない!根拠はないけど中国には負けない!負けたくない!!
だから中国よ!!今回は譲ってやるよ!!