特注家具屋の存在
つい最近、ほかの家具屋さんと話しているうちに判明した事。
私の卒業した大学の巨大な図書館の家具工事をその家具屋さんが担当していたと・・・
自分が家具屋になるまで特注家具の存在なんて知らなかったのに、知らない間に生活の中に特注家具との接点があったなんて・・・これは驚き!!
家具屋が集まる会話にもしばしば出てくるあのフレーズ!!
『あぁ~!あれはウチで造ったんだよ』
内心では『うぉぉぉおぉ~すげ~』とすごくビビっているのですが、
私から発せられる言葉は『あぁ~そ~なんですか~』と気にしない雰囲気をかもしだす・・・
ここぞとばかりに負けず嫌いなところが出てしまいます。
ちっちゃい男だ!
いや正直な男だ!!
東京の家具屋さんは実際に有名な所の家具を結構納めているんです。
しかも、仕事が奇麗!素晴らしい家具です。
有名な所って言われても・・・漠然としませんが。(とにかく有名なところ)
特注家具という世界があまりにも認知されていなさすぎる!!
しかも、存在を知っている人でさえ『特注家具は高額だから・・・』と残念な印象を持たれている。
確かに、製作する家具によっては高額なものもあるかもしれない。
だけど、家具のブランド店で購入したり、製作するよりも断然安いと思う!!
先日のT張さんのコメントにも同じような事がありましたよね。
量産品家具と比べてみても・・・
比べ方が問題で、量産品の耐久年数を価格で割れば年間コストは特注家具の方が安いのでは?
(家具の価格)÷(耐久年数)=(年間コスト)
そんなことまで言い出すと逆に胡散臭くなるかな?
ただ価格だけでは測れない特注家具の付加価値!!
付加価値についてはまた後日めんどくさい話をします。
大きい現場の建築図面を見ても、建具(ドア)はちゃんと『建具工事』という項目があるのに家具に関しては『雑工事』扱いですよ!!建具と家具何が違うんだ!!
『雑』って!!インテリアにとって家具はとても重要な要素なのに・・・
建築業界ではそんな扱いなんですか・・・
私たちの会社では、大手のファミレスや飲食店などの店舗家具を毎月のように製作しています。
こんなに身近なところで、世の中の人と特注家具の接点がたくさんあるのにどうして特注家具という業界はこんなにもつつましくしているのだろうか?
慎ましいのはうちの会社だけかな?
国際派家具店を名乗るからにはこの特注家具というフレーズを世に広め、特注家具の地位向上を目指す責任がある!!
今こそ立ち上がれ!
今こそ情報発信の時だ!
『私はここにいます!!誰か気づいてください!!』
『ウサギはさみしいと死んじゃうんだから!』 (by:一つ屋根の下)