特注家具・オーダー家具の株式会社森下 ~ 船堀の家具屋ブログ ~

オーダー家具・特注家具の株式会社森下 〜 社長ブログ 〜

家具の打合せの様子

新生活様式対応型の家具

私の仕事でもオンライン打合せが身近になってきました。

 

これで事足りてしまう…直接会う必要が無くなるわけだから

これからの世の中は本当に変わっていくんだろうと実感しております。

家具のデザインも新生活様式に合わせた形にどんどん進化していく

今はちょうどその過程にあるんだと思います。

 

お客様へのお茶を出すスタイルは今後どのように変化していくのかッ!?

今まで通り茶碗にお茶・カップにコーヒーを入れて出すスタイルでいいのかッ!?

ペットボトルをお客様が自由に取るスタイルがいいのかッ!?

そもそもお茶を出すというスタイルを今後も続けるのかッ!?

 

どのような生活様式になるのかッ!?で家具のデザインがガラッと変わります。

ペットボトルを置くだけなら家具ではなく飲料メーカーの冷蔵庫になるわけだし

そもそもお茶出さなくなったら何もいらなくなるわけだし…

 

そんなこんなで色々ありまして…

コーヒーマシンカウンターという什器を製作するはずだったのですが

「一旦保留」を経て「中止」に相成りました…

 

 

おのれ…コロナめッ!!

 

 

 

 

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世界基準の座り心地審査員襲名。

本日は来月納品するホテル家具の試作品検品会が行われました。

 

何十台も製作する家具の場合

図面だけでなく試作品を一台製作して実物を見ながら

「あぁ~でもないっ!」「こ~でもないっ!」

と色々と確認しながら最終決定をする場であります。

 

試作品とはいえ製作期間はたったの四日間…よく間に合ったな。

 

色々と改善点は出たものの家具の検品は順調に終わったんですが

椅子の確認で座り心地チェックをしていたんですが

日本人サイズってやはり世界基準ではないので

「本当にこのサイズで良いのだろうかっ!?」とホテル家具ならではの悩みが発生。

 

そこで横で家具の片づけをしている私に

世界基準の座り心地審査員として私に白羽の矢が立ちまして

僭越ながら日本にいらっしゃる海外の方を代表させていただきまして

私が椅子の座り心地を確認させていただきました。

 

緊張します

 

沢山の方に見られながら

一つ一つ椅子にすわり「どんな感じ?」って聞かれる

正直そんな注目されたら座り心地よりも居心地が悪く…

なんて言っている場合ではない。

 

皆さん真剣に「どう?」て聞いてくるので

「よくこんな小さい椅子を持ってきたなっ!!」って

世界の代表として真剣に答えました。

 

どこのホテルか言えませんが・・・

きっとあのホテルは座り心地が良い椅子が用意されるはずです!

外国の方が「あれっ!?この椅子座り心地良いなっ!」って感じたら

もしかしたら私が選んだ椅子かもしれませんっ!

 

久しぶりに世界を感じるいい仕事したっ!!

 

 

 

 

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図面通りに行かないから現調するんです・・・

来月納品予定の物件がありまして建築と絡む家具いわゆる造作家具がありましてね

そろそろ製作に入るって段階なので最終確認の意味を含めて

現場の様子を見に行ってきました。

 

毎回思うわけです。

現調って大事だなぁ~と。

今回もご多聞にもれず・・・図面修正です。

シビれます。

 

まぁ~家具屋の仕事なんてそんなことの連続です。

今回も頑張ります。

 

 

 

現場はまだまだ絶賛工事中!ッて感じで粉塵巻き起こる荒々しい感じ。

普段我々が納品に行く頃は既にキレイに仕上がっていることが多いので

ヘルメットかぶって何も化粧ッ気のない建物に入るのはいつもドキドキする。

 

現場の職人さんたちはず~っと現場で仕事しているから

皆様仲良しなんですよね・・・

我々は普段工場で製作して現場にもって行くんですが

その頃は現場も終盤で皆様ピリピリモードなのです

家具屋にとって現場は完全アウェイなのであまり目立った行動をせず

いつも大人しく存在感を消すように努力しています。

 

 

たまに隠しきれない時もありますが・・・

 

 

今回も無事に納まりますように~

 

 

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図面職人の一日

ここしばらく作図の日々が続いております。

 

設計の方が書いた図面らしきものを私の方で家具図にしておりますが

いろいろな人の図面を拝見しますと

いろいろと思うところがありまして・・・

 

 

「価格重視するならココこうしたほうが安くなります」とか

「この寸法ちょっとこうするだけで格段に材料の取り都合がよくなるのに」

なんてひとつひとつ伝えていくんですけど~

伝わる時もあれば

伝わらない時もある。

 

まぁ~それは家具屋の勝手な都合を押し付けているわけだけれども

こういう家具屋の勝手な押し付けが

家具屋としてッ!特に我々のようなメーカーだから出来る提案の一つ

だとも思ってもいます。

多少デザインが変わることもあるかもしれないが・・・

手抜きをするわけでもなく作業効率と無駄のない材料取りで

コスト削減を提案しているつもりなんです。

 

 

なんでこんなめんどくさい事を書いているのかといいますと・・・

コストが厳しいって言っている割りに

図面見ると贅沢な仕様でデザインしている人が多いなぁ~と思っているからです。

 

 

贅沢なというのは無駄が多いって意味です。

 

皮肉ではありません。

 

 

もったいないなぁ~と思うことが非常に多い。

これは誰がお金を払うのかというと

厳しいコストを押し付けられても何も言えない私のような社長がいる会社が払うのか

「特注なんてそ~ゆ~もんだ!」と思って購入するお客さんのどちらかになるんですよね・・・

 

 

デザインする人は形だけでなくコストも一緒にデザインしないといけないなぁ~

と思いながら作図している今日この頃です。

 

 

今日は・・・愚痴です。

 

 

 

 

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現調の様子

オーダー家具なので現調(現場の寸法を測る)は必要なんです。

この現調のタイミングと精度の違いで

後々に家具屋は追い詰められるという・・・非常に大事な工程です。

 

本来理想なのは壁やら柱やらが完成した状況で寸法を測定し

その寸法を元に図面を修正して

確認し承認してもらってから製作開始!という流れになります。

 

まぁ・・・理想です。

 

実際は壁が出来たら間髪いれずに「家具もってこい!」の世界です。

血も涙もありません。

 

現場から「地墨引いたから寸法取れるよ!」と呼ばれて行って来ました。

 

 

 

こんな感じです

 

 

 

こんな凸凹の床に書かれた線を見ながら壁やら柱をイメージするんです。

 

 

 

採寸です

 

 

 

これは壁の中に立てる柱の寸法がかかれた線なので

ボード寸法・仕上がり部材の寸法などのここから仕上り寸法なるものを

確認して実際に完成した壁の寸法を出します。

 

ここからが家具屋さんの領域とでもいいましょうか・・・

壁なんてものは真直ぐに立っている事なんてほぼありません

かなりの頻度で傾いております

柱が床で1度でも傾いていたら天井付近では相当誤差が出るんです

 

その寸法の誤差を想定して家具寸法に落とし込みます。

 

だいたいこのやり取りが

いい加減だったり、抜けがあったり、勘違いを起こすと・・・

後で大きなトラブルになります。

 

家具屋のトラブルベスト5に入るくらいの頻度でトラブルが起こるポイントです。

 

 

 

なんか久々に家具屋っぽいこと書いてます。

なんでこんな事書いているのか・・・それは明日書きます。

 

 

 

 

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