特注家具・オーダー家具の株式会社森下 ~ 船堀の家具屋ブログ ~

オーダー家具・特注家具の株式会社森下 〜 社長ブログ 〜

家具の取付風景

空飛ぶ家具

世の中には様々な現場があります・・・

私も色んな現場で搬入作業をしてきましたが、今回はスケールが違います。

 

階段が狭いので通常ルートでは運べない家具ではありますが

なんとッ!!重機のクレーン車が登場して家具を一気に吊りあげて

家の中に搬入していきます。

 

その場でいったん持上げていくんです

微妙な位置調整をしながら回転

そのままゆっくりとゆっくりと~

上がりながら家具が搬入されてしまいます

 

このようなクレーン車での搬入はほとんど経験がないのでその運搬中の様子が

とても印象的でした・・・

最初は、手で搬入した方が早いだろ~なんて思っていたんですが

クレーンでやり始めたらそれはそれで早い早いッ!

 

都会の住宅のど真中にその大きなクレーン車がアームを伸ばして運んでおります。

そして何より驚いたのは・・・家と家とを結ぶ電線と言う強敵もなんのその・・・

隙間をぬうようにコントロールしながらの重機を操縦する姿は匠の技です。

 

順調に搬入は進みましたが・・・まさかクレーン車で家具を搬入するとは思いませんでした。

 

 

 

 

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オーダー家具の取付風景 番外編「耐震施工しています」

今回の施工報告は地震対策の様子であります。

 

耐震施工の基本は家具の固定です。

モリカグでは壁にしっかり固定する為に下地が入っていない壁面に

家具を固定する為の下地を入れてから固定します。

 

このように下地を先に固定します

 

我々が注文を頂いてオーダー家具を製作する場合は

固定方法を考えながら製作をするので製作する時には家具自体にも

固定用の下地を入れるのです。

 

しかし、既製品家具の場合そのほとんどが家具の背面には下地が入っていません

気になった方は家にある既製品家具の裏側を見てください

残念ながら、そのほとんどがベニヤ一枚で下地らしいものは入っていません。

それもそのはずです・・・既製品家具は固定する事を前提としていませんから。

 

そして今回施工した家具は背板が無い家具もありました

いわゆる・・・オープン棚です。

そんな場合はどうするか!答えは簡単ッ!背板を作ればいいんです。

 

新設した背板をつけた元オープン棚

 

もともと無印良品で購入されたオープン棚のシェルフを壁面に固定する為に

背板をつけたのです。

裏面に見えるのが家具の固定用の下地です。

棚板に合わせて設置しました。

 

そして壁面に固定します

 

両サイドにある家具も既製品の家具です。

こちらは背板がついていましたが、やはり家具に固定用の下地がついていないので

裏面に我々が取付けて壁面に固定いたしました。

 

こちらの家具も背板がないオープン棚です。

 

こちらの家具も

このように背板を付けて壁面に固定します

 

 

ホームセンターで販売されているような突っ張り棒は付けないよりはマシですが

私からみると非常に不十分な対策に感じてしまいます。

実際、こちらのお客様のご自宅に家具は突っ張り棒していたにも関わらず

去年の大地震の際には転倒してしまったそうです。

しっかり壁に固定して、万が一の時に備える事は非常に大切です。

 

皆さんのご自宅にある家具・・・一度確認してみた方がよろしいのでは?

最近また地震が増えてきております。

あの大地震の教訓を忘れずに、安全第一で行きたいものです。 

 

 

 

ちなみに・・・

モリカグでは地震が発生する前から意識的に耐震施工を実施して来ました。

そのせいか・・・去年の3.11の大地震で家具が壊れたとか崩れたという報告はゼロ件です!

常に安全第一でいきたいものです。

 

 

 

 

 

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オーダー家具の取付風景 神奈川県横浜市(2011.7)

今回はリビングダイニングにありますカウンター下収納の取付風景をご紹介します。

恒例の写真で振り返る取付風景です。

 

設置前のカウンター下の様子

耐震用の下地パネルの固定

一体で製作しているので配置すればほぼ完成

 

AV収納のような大型壁面収納の場合は箱単位で分割して

現場でジョイントしながら組立てていきますが、今回のようにそれほど大きくない場合は

現場に搬入が出来る範囲で一体化して製作してしまいます。

そうすると、現場取付もスムーズに進み時間が短縮できるからです。

 

最後に細かい調整をして

 

完成です。

 

カウンターの丸みに合わせて家具の形状も計算しています

 

今回のカウンター下収納はお客様のこだわりが詰められた家具です。

小型の家具ではありますが、内部には相当こだわりが詰まっております。

詳細はホームページの製作事例に近日公開予定。

 

 

 

 

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オーダー家具の取付風景 神奈川県横浜市(2011.7)

昨日の打合せの様子を紹介しましたが今回は取付の様子をご紹介いたします。

 

写真で振り返る取付の風景です

 

家具を取付ける前の壁面

 

両サイドに梁があり、正面の壁が10センチ程出っ張っているのが確認できますでしょうか?

その部分にも収納を作る事によって最大限の収納量が確保できるのです。

 

耐震用の下地パネルを固定していきます

固定された様子

 

耐震施工の大きなポイントはしっかり固定すると言うことです。

しかしながら、通常の壁面は柱が何本か経っているだけで後は石膏ボードだけ

という家具の耐震性からみると非常にもろい壁なのです。

そこで我々では下地パネルを壁の柱に固定して家具を下地パネルに固定する

という二段階固定を行います。

画像の青いテープが確認できますでしょうか?その印が柱の位置です。

 

下地パネルを取付けたら家具を組立てていきます

徐々に形になっていきます

電気工事も入ります

 

今回はLED照明を設置するというご要望でした。

LED照明は配線を結線する必要があります、その為電気工事の資格を持った職人でなければ

施工できない事になっております。青い服を着た人が電気工事職人です。

 

配線が完了したら再度組立てます

下から順番に組立てて

最後の箱の取付完了です。

 

最終形態がこちらッ!

 

 

搬入から開始して取付完了までに約二日間です。

今回は家具のボリュームが多かった事と電気工事が絡んだため

取付に時間がかかってしまいました。

お客様にも大変喜んでいただけて我々もテンションが上がる逸品です。

 

 

 

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三年ぶりの屈辱・・・

家具工事には大きく分けて二種類あります。

大工が現場で製作する家具工事家具屋が工場で製作する家具工事

どっちが良いの?って聞かれる事が良くありますが

私は家具屋なので当然こう答えます!

「家具屋がつくる家具の方が良いに決まってるじゃんッ!」

 

大きな違いとしては、

大工工事は材料を現場に運び、その場で家具を製作するというやり方です。

家具工事は工場で家具を製作し、現場に完成品を運びこむと言うやり方です。

さらに、細かく言うと家具工事も箱として家具を搬入するキュービック式

パネル状態にして現場で組立てるノックダウン式があります。

 

この辺の話は別の機会にするとしましょう・・・

  

家具工事を仕事としている人は決してやってはいけない事の一つが

現場に入らない家具を製作する事です。

いくら家具が綺麗にできても家の中に入らなければ家具にはなりません・・・

そんなバカな家具屋が居るのかよ?って思う方もいらっしゃるかと思います。

 

 

 

さて・・・この画像はなんでしょう?

 

マンションのリフォーム工事クローゼットのオーダーを頂きまして

現場となります7Fの部屋までエレベーターで運ぼうとしている写真です。

・・・そ・し・てッ!もっと正確にこの状況を説明するのならばッ!

家具が大きすぎて・・・エレベーターに乗らないと言う現実を

受け入れようか受け入れまいか悩んでいる最中の写真です。

 

当然・・・同行していたなんも専務怒りマークがにじみ出ております。

 

散々色んな事を書いてきましたが・・・要は家具が現場に入らなかったんです。

なんとも、屈辱的な出来事です。

原因は・・・現在調査中です(ホントは判明してますが・・・非公開です)

こんな屈辱的な出来事は3年前の夏に納品したクリニックの家具を現場取付した時です。

あの時は、階段が狭くて・・・チョット大きい家具は入らないッ!と言う

初体験をしてからたった三年足らずで再発です・・・

 

 

こんな事ではいけませんね~ッ!久しぶりにやらかしてしまいました・・・

しかし、単なるミスした話を載せるわけがありませんッ!

 

最終的には家具を運びこみ・・・施工しております

 

 

 

さてッ!それではこのエレベーターに入らなかった家具は一体どうやって

家具を目的地まで運んだのでしょうか!?

気合で7階まで階段で運んで行った!?

・・・違います。答えは簡単。

我々が組立てたのだから組立てる前のパネル状に戻したのであります。

一度組み立てた家具を現場で解体して搬入してさらに組立ると言う苦肉の策を講じました。

 

おかげさまで終了時間が1~2時間ほどずれこんでしまいました。

なんも専務もカンカンです。しかし最終的には・・・

 

綺麗に納まりました・・・

 

終わりよければすべてよし・・・ということで本日は何とも屈辱的な出来事のお話。

来週は取付風景をご紹介いたします。

三年で再発とはッ・・・なんとも忌々しき問題です。

  

 

 

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