特注家具・オーダー家具の株式会社森下 ~ 船堀の家具屋ブログ ~

オーダー家具・特注家具の株式会社森下 〜 社長ブログ 〜

家具の取付風景

交差±3ミリ

先日納品させて頂きました置き家具が揺れる・・・

という問題が発生いたしまして私と雷ボーイY君が現場に向かいました。

 

現場に到着し問題の家具をチェックすると確かに揺れております。

 

 

今回問題になったのは置き家具なので設置場所にあわせて

水平を確認しながらアジャスターなどで高さ調整をして納品します。

色々検証した結果、今回『揺れる』という問題が発生したのは

我々が調整しながら納品した後に家具を移動させた為

高さ調整が合わなくなり揺れるという現象が出たものだと判明いたしました。

 

 

それにしても・・・

ちょっとずらした程度でこんなに揺れるのかねッ!?と思うくらいの揺れです。

 

 

確認したら床レベルは交差±3ミリとのこと。

 

あぁ~3ミリくらいなら精度がいいのかなぁ~なんて思ってしまいますが

プラスマイナス3ミリって基準値を0とした場合

プラス3ミリ~マイナス3ミリまでの誤差ならOKということです。

基準値の端と端では6ミリも段差が生じるということです。

 

 

 

左右で6ミリも段差が合ったら揺れますよ!!

 

 

 

 

我々も『床が悪いなぁ~』って言いながら高さを調整して設置しているわけです

ピンポイントにその場所に合わせて調整しているんだから

6ミリも誤差がある床で家具を移動させたら揺れるはずです。

 

 

 

昔ある大工に『真直ぐな床と真直ぐな壁なんてもんはこの世には無いんだよ!!』

と言われたことがある。

そんなものなのかな~と思った事もあるが

その後ある現場で真直ぐな壁と床の現場に出会った事がある。

『やっぱあるじゃん!』ってなんも専務と話した事を思い出す。

 

 

 

昔の私ならば『6ミリも誤差あったら揺れるに決まってんじゃんか!』

とプリプリしておりましたが

私ももう四十手前になり身も心も丸くなり大人社会に順応してきました。

 

この大都会東京砂漠で生き抜く為には全てを受け入れなければならないわけです。

 

本日もシミジミ思いました・・・

その6ミリの誤差を受け入れて我々モリカグは生きていくんだなぁ・・・と

 

 

生きていくって大変。

お金を頂くって大変。

 

 

 

 

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見切りの段差

昨日はバーにボトル棚の納品に行ってまいりました。

 

これさえなければ置いて固定して終わりの作業なんですけど・・・

逆にこれがあるから造作家具に依頼されるんだということを認識する。

 

 

 

今回のこれさえなければ!はこの『見切り材』

 

 

 

左側が絨毯・右側がビニールタイルその境界にいらっしゃるのが見切り材です。

高さにして約15ミリ

なので右と左の高低差が15ミリあるという事です。

 

この境界をまたぐように家具を設置するわけですが・・・

そのまま置いたら右側に15ミリの隙間が出来てしまうわけですね。

 

既製品家具なら置いて終わり15ミリの段差に関しては

 

普通なら『15ミリの隙間ッ!?仕方ないでしょ見切り材あるんだから!』

とそのままになるでしょうね

良くても『15ミリの隙間ッ!?そんなのシール打っておけばいいでしょッ!』

くらいでしょうか?

 

 

この辺は冒頭にも書きましたが我々家具屋なんで・・・少しこだわります。

 

 

段差の分家具で調整いたします

 

 

 

見切り材から上がる15ミリ分をカットして段差にあわせるように調整いたします。

しかもすでにオープンしている店内です。

丸鋸つかうと木屑が店内に舞い散る為手鋸でせっせとカットしていきます。

 

 

それはそれは・・・キレイに納まりました。

 

 

どれくらいキレイに納まったか・・・画像が無いのはなぜでしょう??

それは私が荷物の片づけをしていて撮り忘れたからです。

 

困った話しです。

 

 

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2日間で4t車5台分

今週末は2月の最初の山場を迎えておりました。

 

 

 

 

 

 

昨年末から造りはじめていたのですが

なんとッ!2日間で4t車で5台分の家具を出荷いたしました。

相当なボリュームです。

 

搬入作業も2日間で16名(+1名)も投入!!

 

ちなみに+1名は私のことです。

ペンより重たいものがもてないので・・・搬入の時は横でひっそりしているだけです。

 

よくもこれだけの家具が工場に置いてあったなぁ~と感心する。

 

 

久しぶりに工場の2階はスッキリ見渡せる状況になったそうです。

 

 

 

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今日と明日を乗り切れば・・・

今日と明日まさに山場です。

 

ここ乗り切れば・・・年内一旦落ち着きます。

 

 

発注した物が届いてないとか・・・

6ミリ寸法が違うとか・・・

ファブリックの向きが上下逆だったりとか・・・

 

 

今回もいろいろとトラブルがありましたが無事本日の納品は完了いたしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

なんやかんやとありますが・・・ひとつひとつ納めていく。

 

あとは明日の現場が無事終わればしばらくは心穏やかな日々が続きます。

 

あと少しです!

 

あと少し!何事も起きませんように!!

 

 

 

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納品後のキズ

最近、納品後のキズがやたらと目に付くッ!!!!!!

 

出荷時、キズが付いていないか等の工場検査もしております。

現場設置後は必ず掃除もするので我々の目で全部チェックしております。

設置後はお客様に検査もしてもらってようやく納品完了いたします。

 

な~の~にッ!!翌日にキズが付いている・・・という。

 

 

 

左は引っかき傷、右は打痕キズ

 

 

 

左はメラミンの天板に強烈な引っかきキズ・・・

これ・・・メラミンなんでちょっとやそっとでキズが付く代物ではないんですよね!

なのにこの強烈なキズッ!!

 

右は脚部分の小口にが欠けています。

これも・・・メラミンなんでそう簡単にキズは付かないんですよね・・・

なのにこの強烈な割れッ!!

 

 

通常は家具を納品した時、クリーニングまでは家具に保護カバーやエアーキャップなどで

家具を養生しキズが付かないようにするんですが

現場によっては家具を裸のまま置いておくような場合もあるんです。

 

 

 

それにしても・・・後工程の方々ももう少し気を使っていただけないものかッ!?

 

 

 

カウンターの上に無造作にモノを置く

 

 

 

些細なことですがこういうことが家具のキズに繋がるんですよね・・・

まだお客さんに引き渡し前な家具にこんな扱いを受け

キズが付いたら家具屋に直せって話が来るわけですよ・・・どうなのよ!!

 

我々だって現場に道具置いたりするときは毛布など敷いて

床を傷付けないようにしているんですけどね・・・

他の業者の方もそうしている人が大半だと思います。

 

床には敏感なのに家具に関してはあまりそういう意識がないのかもしれない。

 

モノを置くなッ!とは言いませんけどね

置く時は直置きせずに何か養生みたいなもの敷いてもらえないですかね?

そういう意識はないのでしょうかね??

 

 

 

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