特注家具・オーダー家具の株式会社森下 ~ 船堀の家具屋ブログ ~

オーダー家具・特注家具の株式会社森下 〜 社長ブログ 〜

家具の製作工程

パントーンって言われても・・・

 

 

PANTONE(パントーン)ってご存知??

 

 

 

塗装サンプルを製作するときに色品番をこのパントーンで指定されたのですが

聞いたこと無かったので色々と調べて見ました。

 

どうやらパントーンとは世界基準のカラーチャートのようです。

これまで色品番といえば『日本塗料工業会』略して『日塗工』だったのですが

最近オシャレな意識高い系の間で流行っているらしい・・・

 

海外で普及しているカラーチャートのようでして

海外から色品番を指定される場合はこのパントーンが多いようです。

文化が違うと色の感じ方も違うらしく自分が思っている色を伝える為には

世界基準のカラーチャートが便利だという事らしいです。

 

なるほど~ッ!と思うことたくさん。

 

 

ただしッ!

このパントーンは印刷用の色見本らしいので塗料用ではないらしい

また見本帳が非常に高額ッ!!高すぎる!

なので日本の調色屋さんもほとんど持っておりません・・・

 

さらにッ!

印刷用の色見本なので実際に木部に塗装するときは

木下地そのものの色によってドンピシャに色は出ないとの事。

 

日本で普及するにはまだまだ課題はたくさんありそうですが

これからは間違いなく日常会話にでてくる名前になりそうです。

 

 

とはいえ・・・

私たち同じ日本人だし

文化もそれほど違うとは思えませんし

まだ普及してないんだから今回は日塗工で色品番指定してもらえませんかね??

 

 

 

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店舗什器を全国発送する前に試しに送って見ました

店舗什器を数十台製作いたしまして今月から順次全国に発送いたします。

 

ノックダウン方式と言いまして完成形で出荷するのではなく

パーツを分解した状態でコンパクトに梱包しまして宅配便で送る

というのが今回の流れでございます。

 

モリカグで製作した什器だけでなくお客さんが手配した

アクリルやらなんやらも一緒に梱包いたしまして

こんな感じでどうでしょうか??という荷姿で無事に到着するのかッ!?実験をしてみました

 

 

結果は・・・

 

 

右の穴はダボ穴・左の穴は打痕キズ

中央付近に打痕キズ

 

 

 

見事に失敗・・・

パーツ毎にエアーキャップ(プチプチ)で巻いた上にダンボール板をしいて

完全武装の状態で梱包したんですがね・・・

キズだらけです。

 

現場組立が楽になるように・・・とダボをさした状態で出荷した為

上に向いたダボがプチプチとダンボールを突き破り

他のパーツを傷付けるという・・・

 

 

全国発送する前でよかった・・・

このまま出荷していたらと思うと本当にゾッとします。

全国手直し行脚に出発しなければならないところでした・・・

 

お客様の下に届けるまでがモリカグのお仕事でございます。

次の作戦を考えて・・・実験は続きます。

 

 

 

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もうパズルの世界・・・

オフィスに納める会議テーブルを製作しております・・・天板の仕上です。

 

 

下地を加工して小口材を加工していよいよ仕上です。

今回はメラミン材を天板TOPに貼るんですけど・・・

 

 

 

切り刻まれたメラミンの数々・・・

 

 

 

こんな風に貼りあわせて

 

 

 

パズルの世界です

 

 

こんな感じになりました

 

 

 

 

切り刻まれたメラミンの数々・・・

写真で見るとたいしたことの無いように見えると思うんですけどね

これを作るまでの工程がとてつもない苦労が積み重ねられているんです。

 

言わなきゃ伝わらないこの苦労。

 

この後クセの強い小口材をつけまして塗装場へ向かうのであります。

 

 

 

言っても伝わらなかったのでブログに書いて見ました。

 

 

 

 

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小口のクセが強い

最近オフィス什器をたくさん作っておりますが今回は会議テーブルを製作しております。

 

会議テーブルと言っても色んなパターンがありまして

お値段もピンからキリまであります。

お値段の違いとは何ぞやッ!?と問われたならば・・・

材料の違いと加工難易度の違いと作業工程の違いでしょうか。

 

 

とにかく・・・

会議テーブルというと我々もちょっと身構えるくらいのハイレベルな家具であり

飲食店にあるようなビッグテーブルとは似てはいますけど格がちがう

と私は認識しております。

 

 

そして・・・

今回製作している会議テーブルですが

 

 

 

小口のクセが強い!

 

全体像はこんな感じ

 

 

 

傾斜の角度といい幅といいなかなかシビレる形状なんです。

これって・・・言わないと伝わらないでしょ??

 

今回の会議テーブル・・・これだけではありません。

 

 

明日に続く

 

 

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現場に納まって仕事が完了するんです・・・

モリカグでは置き家具等の家具を製作する時や

現場取付をせず出荷のみという物件の家具は水平が取れた作業スペースで

家具製作をすることにしております。

 

 

 

ステージわかります??

 

これは分かりやすい!!

 

 

 

こんな感じで工場で製作するときは水平のレベルをしっかり取った床の上で

最終調整をしながら仕上ていくわけです。

 

なので・・・

現場で真直ぐ家具が取り付けられない!とか

壁との隙間がバラバラだッ!とか

そういった不具合が極力出ないように考えて製作しております。

 

とはいえ・・・現場ではいろいろな条件があります

多少水平が取れていない現場でも調整しながら設置していくわけです。

この調整が現場取付の中で一番難しいし時間がかかります。

 

 

『家具は真直ぐだ!壁が曲がってんだ!!だから真直ぐつかないよ!』

ではこの世界生きていけません・・・

ちゃんと取り合いを考えて

壁と壁とのクリアランスも考えて

しっかり家具を納めなければ私たちは仕事になりません。

 

 

造って出荷すれば終わりというわけではない・・・ということです。

 

 

 

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