特注家具・オーダー家具の株式会社森下 ~ 船堀の家具屋ブログ ~

オーダー家具・特注家具の株式会社森下 〜 社長ブログ 〜

家具の製作工程

黒皮風仕上にもいろいろあります

今回は黒皮風にもいろいろありますね〜ってお話。

 

 

今回使用する黒皮風仕上

ちなみにこれも黒皮風仕上

一枚目の画像は今回納品する家具に使用する黒皮風仕上げの表面です。
二枚目の画像は別件で使用した黒皮風仕上げに表面の画像です。
 
二枚比べていかがでしょうか??
図面では同じ「黒皮風仕上げ」としか表記されませんが
使用する仕上げはここまで差が出てきます。
先日投稿した「黒皮仕上げ」とは
風」の一文字違いでここまで差が出てくるんです…
 
自然な風合いを出したい思いは同じなんでしょうが
仕上げ方の認識違いがとんでもないことになる可能性を秘めております。
人生いろいろ!
鉄もいろいろ!
黒皮風もいろいろ!
なので当然ですが仕上げサンプルは非常に大切です。
今回2つの仕上げを眺めてつくづくそう思いました。
 
ちなみに今回の仕上げは職人的な塗装屋さんというよりは
アート系の塗装屋さんによって仕上げていただいた「黒皮風」です。
しかもっ!この仕上げ方はスチール以外にも
MDFや木下地(シナ)でも加工できるとのこと。
仕上げの幅が広がっております。

 

 

 

 

 

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『黒皮仕上』と『黒皮風仕上』

たった一文字違うだけで…っていうお話。

 

 

これは『黒皮仕上げ』

こっちは『黒皮風仕上げ』

 

 

 

どちらもスチールの表面塗装です。

 

一枚目の画像は『黒皮仕上げ』と言われるものです。

以前も紹介したことありますが

鉄の傷やムラなどの素地を活かした仕上げになります。

木で言ったら無垢材のようなイメージです。

 

二枚目の画像は『黒皮風仕上げ』と言われるものです。

こちらは傷やムラの風合いは欲しいんだけど…

ちゃんとコントロールされた風合いがいいんだよね〜っていう人向けです。

エイジング加工という人もいます。

なので仕上げ方がいろいろ!(ここは明日のブログで)

木で言ったら何でしょうね…突板ってところでしょうか??

突板ともちょっと違うか??

私も勉強不足でして…わからないことまだまだたくさん。

 

 

たった一文字違いで仕上げ方が全く違うものになるという・・・

画像はほんの一部です。

世に出回っている『黒皮仕上げ』や『黒皮風仕上げ」は本当に様々あります。

最近は非常に増えてきた仕上げ方なので

我々ももっと勉強しなければいけませんね。

 

こういう話っておもしろいなぁ〜って思います。

 

 

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この横切りじゃなかったら・・・

昨日の画像でもう一つ。何度も書いてますけど・・・

アーテンドルフの横切りが活躍しているというお話し。

 

 

 

 

 

 

この三人がかりで持ち上げている背板ですが

W1800×H3000×t50もある巨大なパネルなのですが・・・

今までの横切りでは台の上にも乗せられずこのやり方では加工できなかったんですけど

 

今ではご覧の通り・・・乗っちゃうんです!

スライドテーブルに乗せられて前後に3メートル以上動くので

一本で製作しても横切りでカットで来ちゃうんです。

一本で製作できないときは分割して製作していたんですけどね・・・

これがまた時間がかかるんですよ。

 

この横切りなら低メラのボードも真物でカットできます。

一人じゃ持てないけど。

 

 

導入してわずか2ヶ月目にして「この機械がなかったら出来なかった」という

場面が出てくるとは・・・テンション上がります。

 

 

 

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姉崎工場の様子

物件の谷間になりまして・・・谷間って言うほどの谷間でもないか

引き続き納期が危険な状況は続いてはいるんですが

工場内に立ち込めていた殺気もだいぶ薄まってきたので

久しぶりに工場の様子を紹介いたします。

 

 

塗装場からも鬼気迫る殺気は薄まっている様子

 

久々に現場も納品もなく全員集合している工場

 

3メートルの高さがある什器です。

来週月曜にお客様の検品なのでそれまでには組み立てなければッ!!という状況です。

 

8メートルあるカウンターの下地です。

今週出荷予定なんですけどね・・・大丈夫??ッて思うくらいの形状です

 

 

 

引き続き危険な状況ではあります。

でもこんな状況もだんだん日常になってきました。

最近は短納期が当たり前スピードが重視されることが多くなりました。

価格は言わずもがなですが・・・

 

関東の工場はそういう宿命なのかもしれませんね。

「納期が無い!」とか「材料が入らない!」とか言っても始まらない・・・

そのスピードをモリカグの標準スピードにしていきましょう!!

と工場長と話しをしたところであります。

 

・・・別にチンタラしているという話ではありません。

今でもそこそこスピードはあるんですけどね。

工場の皆様におかれましては常日頃から頑張って頂いていると思っております。

 

それを承知の上で「もっと早くしよう!」という話しです。

 

 

 

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トゲが痛いって愚痴ってました

小学校に納品する家具の部材を塗装しております。

 

 

 

 

 

柱の部材なんですが立てて塗ってます。

整然と並んでいる風景がなんとも仕事している感がでていい感じです。

 

今回の家具は栂という無垢材で製作しておりますが

この栂は硬い材料らしくネズミも嚙じらないほど硬いらしい

なんも専務が『トゲが刺さって痛い』と愚痴ってました。

 

 

ちょっと待てよ…『米栂』って柔らかいんじゃないの??

 

 

と思って調べてみたら同じ『栂』でも『地栂』と『米栂』で違うらしい。

 

 

今更ですがそんなことも知らなかった私。

なんも専務の一言で少し賢くなりました。

 

 

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