特注家具・オーダー家具の株式会社森下 ~ 船堀の家具屋ブログ ~

オーダー家具・特注家具の株式会社森下 〜 社長ブログ 〜

読書感想文

『一流を育てる』

 

 

 

久々の読書です。

 

今回は同じ家具屋の社長が書いたビジネス本です。

TVや新聞などによく紹介されている会社でご存じの方も多いと思います。

丁稚というシステムで一流の職人を育てるという会社でございます。

 

色々な考え方があって丁稚というやり方を批判される人も多いと思います。

正直なとこ私も丁稚というやり方は批判的な考えです。

批判的な考えではありますが人を育てるという点においては

私よりも遥かに実績のある方なのでなにか参考になるものは無いかッ!?

と思いまして今回この本を読ませていただきました。

 

内容としては…

この社長が職人として人として何が重要なのかッ!?というモノを

「職人の心得」として30ヶ条にしたものを紹介しているものです。

半分以上何言っているのかよくわからなかったんですが

重い想いの詰まった30か条だったと思います。

 

「仕組みが大事なんだよ」というような事なのかな?と

何となく私なりに勝手な解釈をしております。

大事なのは私が何を求めているのかッ!?

どういう会社にしていきたいのかッ!?

という事を明確に文章にしなければならないし

文章にしたことをどうやって周知させ行動に移すかという事なんだろうと

私の足りない頭でそう理解致しました。

 

現状を振り返り…

技術面ばかり追い求めていた気がします。

そろそろこの本でいうところをの人間性をもっと考えていくタイミングなのかな

と考えています。㈱森下も新たな段階に突入です。

 

その辺を踏まえまして新たな評価制度を考えていきます。

 

 

 

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『大きな嘘の木の下で』

 

 

 

 

 

久しぶりのビジネス本です。

「破天荒フェニックス」を読んでから同年代の社長なのにすごいなッ!?と

刺激をたくさんいただきました。

その社長が今度はビジネス本を出したというから気になってみてみました。

 

率直な感想は…

半分くらい何言ってるかわかりません。

ご自身の経験談から出てくる教訓なんだろうと思いますけど…わからない事が多い。

 

がッ!しかしッ!!

逆に共感できる部分や「なるほどッ!」と目からうろこが出るような部分は

経験談からのお話だから刺さる部分がある

中途半端な刺さり方ではなくえぐられる様な感覚。

 

振り幅が半端ない

 

「成功を学ぶより失敗を管理する」

「売れる接客に共通点はないがクレームに関しては同じ原因」

「追い込まれた時に支えになってくれたのは反吐が出るほどムカつく奴ら」

なんていうところは非常に共感できる。

 

特に「支えになったのはムカつく奴らッ!」という一文なんかは

自分に照らし合わせていろんなムカつく顔が出てくるッ!出てくるッ!

ニヤニヤしながら読んでしまう。

 

自分も誰かの支えになれているとしたら光栄です。

 

 

 

 

こういった類の本はどの本をとっても内容はほぼ一緒なんだと思う。

成功者の自慢話系が多かったり

当たり前のことをキャッチーな言葉で表現する程度の物だと思っております。

だから読み手のコンディションによって刺さる部分は変わるんだと思います。

 

読み終わった後に自分がラインを引いたところを見返してみたら

自分が今何に悩んでいるのか…

なんとなく現れていたので

笑えて来た。

 

 

10~20代の若い人にはおススメの本です。

 

 

 

 

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『空飛ぶタイヤ上・下』

 

 

 

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『下町ロケット』をTVで見て感動していた頃

池井戸潤というひとはロケットの他にもタイヤも飛ばしてたんだ〜

くらいの気持ちで読み始めましたのがこの小説です。

零細企業の社長の心情を面白いくらい描写している

私が読書をするきっかけになった本です。

 

 

 

内容としてはそんな簡単な話ではなく「自動車のリコール隠し」が題材の本。

結構重たい内容です。

重たいけど面白すぎて一気に読める本です。

 

 

 

『名門の名を汚すのはリコールじゃない。不正なんだ。』

 

 

 

という一文は印象的。

隠蔽なんていいはずが無い!と思っていても

いざっ!問題が発覚して『どう対応するかッ!?』

と迫られたら自分ならどうするかッ!?

「これで良い訳が無い!」と分かっていても

会社の都合やらなんやら考え出して色々と天秤にかけてしまうのだろうか?

本当は天秤にかけた時点でアウト~なんだろうけど・・・

 

第三者からみれば「隠蔽は悪」っていうのは当然の話しなんだけど

本当に自分がそういう立場になったらどうするかッ!?

これって小説の中の話だけではなく

いつ自分の身に降りかかってくるか分からない話。

 

登場人物のどちらの立場に立ってもリアルに考えさせられる話し。

 

何が一番大事なのか?をちゃんと理解していないと対応を間違える。

様々な謝罪会見をTVでみてきたが…

いざその時ッ!自分なら何をするかッ!?

その時に冷静な行動を取れる自信が無い…

今冷静な時にメモでもしておこうか?

 

なんか…謝罪するときどうしよう?って話になってますけど

基本的に謝罪のないような会社経営をしていくつもりです。

 

 

 

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『鉄の骨』

 

 

 

 

 

 

ビジネス本が続きましたが…久々に池井戸潤です。

これは私が公共事業を目指そうとした時に読み始めた本です。

 

談合の話です。

 

「建前の世界と本音の世界」

「視点が変われば視野が変わる」

「伝統を大切にする事と伝統に縛られることは別問題」

「作法を知らないのと礼儀を知らないというのは違う」

 

いろいろと心に響く文章が多くて困ります。

 

 

 

 

この本を読んで思うことはただ一つ。

「強い会社にしなければッ!!その為には強い組織にしなければッ!!」

であります。

 

 

 

多くは語りません。

 

 

 

 

 

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『上杉鷹山の経営学』

 

 

 

 

 

ビジネス本三部作とでもいいましょうか…本日もビジネス本です。

ほんとに普段ビジネス本なんて読まないんですけどね〜

 

 

学生の頃

筒井道隆が主演してドラマをやっていたことがあって興味を持ち

読んだ本が人物文庫というところから出版された「小説 上杉鷹山」でした。

まだ高校生だったのでドラマを見るように読んでいましたが

この本は経営学的に「上杉鷹山」がどのような改革を実行したのかを解説した本です。

 

小説ではなくビジネス本です。

 

 

他家から来た養子の殿様が改革をする。

まるで二代目経営者というか・・・

よその会社で働いていた社長の息子がいよいよ会社に入ってきて

なんかいろいろやろうとしてるよ!的な雰囲気がちょうどいい表現か?

ちがうかッ!?

 

誰の為の?何の為の経営改革か?

テクニックや仕組みはもちろん大事だけど「愛と信頼」が根底にあり

徳の政治に置きそれを経済に結びつける。

 

ちょっと何言ってるかわかりませんが・・・

 

きっと経営者の鑑的な発想であります。

 

ザックリ言うと要は「組織は人」というニュアンスでしょうか??

「藩主は領民の為に仕事をする存在であって領民は藩主の為に存在するのではない」

「改革とは、民富が目的で、藩が富む為ではない」

という一文にも現われていますか?

今では当たり前のような考えですが(当たり前じゃない人もいますけど…)

当時としてはありえない考え方だと思っております。

 

ありえないというのが常識の世の中でも

改革に協力することが自分たちの幸せにつながると言うことを

庶民が理解しているから人々は改革に協力し勤しむ!!

 

単純に人(社員)が大事って話ではないのだけれど

やっぱり人は大事だよね!!ッて言う話しなのかなと思っております。

ザックリしすぎではありますが…そんな感じかな?

ちがうかッ!?

 

 

経営者ならば一度は読むべき本だと私は思います。

 

私は一度では理解できなかったので

あと数回は読み直すつもりです。

 

とりあえずもう少し時間をおいてもう一度読みます。

 

 

 

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