2016年から始まりました『モリカグ次の10年プロジェクト』
強い会社をつくる為に試行錯誤し始めてからもう8年が過ぎました。
そろそろ形になってこなければならないんですが
目の前の出来事に振り回されながら一年一年必死に
しがみついていただけのような気もします…大丈夫ですかね??
今年も一年良い事も悪い事も本当に色々なことがありました。
色々ありすぎて記憶も薄れていますので少し振り返りたいと思います。
一名退職し二名が入社するという今年を象徴する出来事でスタートした1月。
年末に体調不良者が続出し開店休業状態だった年末の影響で
年明けからゴリゴリの残業体制で製作スタート。
この頃はまだ年末の遅れを取り戻すぞッ!という勢いあり。
私自身も発熱し自宅で初めてPCR検査を受けましたがただの風邪ッ!
ゴリゴリの残業体制が続き工場内の空気がピリピリしてきた2月。
工場の雰囲気と引き換えに今までにない大きな物件の納品をする。
今までにない規模の物件だったので
少しいいカメラで現場画像を残していこうと思い奮発していいカメラを購入ッ!
そしてこの頃からですかね…
色々なものの価格が上がる中でもこの頃から賃上げ問題がニュースで
よく出てくるようになりました。
大型物件も納まり少し落ち着いて
ようやく年始から続いた残業体制から解放された3月。
とはいえまだまだ年度末ッ!今年は忙しかったなぁ…でもよく乗り切った!
コロナ対策で実施していた時間差昼休憩時間もこのタイミングで終了
徐々に日常生活を取り戻してきました。
7年ぶりに求人広告を出したりもしましたがいまいち効果が無かったな~
採用活動について真面目に考え始めたのがこの頃です。
繁忙期は過ぎましたがまだまだ仕事は忙しかった4月。
今までは若手の退職でしたがこの月はベテラン職人が一名退職し
職人から管理職になりたくなったみたいです。人生いろいろですね。
さらにベテラン職人二名が体調不良で戦線離脱するという…
ベテラン勢の離脱は影響大きかったです。
やってられませんッ!!
数か月後には辞めてしまうのですが中途で1名採用しました…
なんだかなぁ~
一方で育休をとっていた社員が復帰ッ!!
世間の流れに便乗して給与ベースアップもしてみました。
コロナが5類に分類されいよいよ始まったアフターコロナの5月。
各方面でイベントが開催され人と出会う機会が増えました。
愛知や福岡・新潟・山形など地方からのお客様が工場見学にいらっしゃいました。
なかなか商売には結びつきませんでしたが
この頃から新規問合せが増えてきました。
第70期下期の一番仕事が忙しかった6月。
だいぶ社員が減ってしまいましたが社内では登山部・サバゲー部が発足。
自主的な社員交流が活発になってきました。
数年ぶりに外部の人を招いて懇親会も開催しました。
財布を落として久しぶりに切符を買ってみたり
スペインのビールで意識が飛びましてキッチン業界から出禁になりもしました。
新人教育の為の「研修プログラム」がようやく完成ッ!
技能講習会を開催し技術向上を目指す仕組みができました。
気が遠くなるような暑さになった7月。
姉崎工場2階の塗装場がサウナ状態になりコンプレッサーもダウン。
この月は仕事が少なかった為なんとか乗り切れましたけど
これは根本的な暑さ対策が必要だッ!と実感。
iPhone15が発売されるぞッ!って言われている中で14を買う。
研修プログラムの中間実技試験も開催したり
塗装場の床を貼りかえてみたり
暇な時間をしっかり有効活用!
そして何よりこの月は姉崎倉庫建築の契約を結び地鎮祭をいたしました。
いよいよ新倉庫建築が始まります。
命の危険を感じるほどの暑さとなった8月。
千葉東工場や姉崎工場のトイレ改修工事をしてみたり
社内の働く環境整備をすすめた1ヶ月となりました。
夏休みは数年ぶりに岩手に帰省して花巻東高校へ大谷を感じに行く
すっかり落ち着いたいた仕事の方も夏休み以降怒涛の問合せラッシュッ!!
どうしてバランスよく仕事は来ないのかッ!?と愚痴る。
そして月末には数年ぶりの海外ッ!
タイへ行き家具工場と椅子工場を見学し海外に仕事を依頼する流れを目の当たりにする。
過去最高売上を記録した第70期最終月の9月。
目の上のたん瘤であった船堀本社隣地のプレハブ工場解体スタート
想定外の大きな出費…悩ましい。
新たな設備投資を検討し埼玉の建具工場へ見学に行く。
帝国データーバンクの信用調査を2年連続で受けてみたり
取引先の社長就任披露パーティーや創業20周年パーティーに参加したり
パーティーピーポーになりました。
この頃から学生が工場見学にやってくるようになり
まだまだ暑かったですが人と会う機会が多い月になりました。
新たな評価制度で人事考課をして改善点が多く見つかりぐったりする。
日本から秋は無くなったのかッ!?と思うくらいの暑さだった10月。
急に仕事が忙しくなりなんも専務が久しぶりに工場に製作として入ったと思ったら
いきなり昇降機をぶっ壊す。
インドネシアの材料メーカーの方が姉崎工場に見学にやってきたり
信用金庫の100周年パーティーに参加してみたり
姉崎倉庫は上棟され船堀本社隣地のプレハブ工場は解体が進む
研修プログラム最終実技試験を実施してみたり
第70期の慰労会を開催し私の隣の席が罰ゲーム扱いされる。
そしてこの月からTikTokもスタートッ!
ユーチューバーからティックトッカ-になりました。
元看板県犬だった虎徹が14歳の誕生日を迎えた11月
10月に出荷予定だった大型物件がずれ込みまして
工場が足の踏み場が無くなる倉庫状態になる…
きっとこれが最後の置き場所問題になるかな?倉庫完成までカウントダウン。
東家工青年部の例会でミネルバのレジェンド宮本さんと久しぶりの再会ッ!
キッチンアカデミーの研修では博多に行き家具工場を見学し刺激受ける。
ショールームが欲しくなる。
この月も沢山の人に会いました。
たくさんの忘年会に参加させていただきました12月。
船堀本社隣地のプレハブ工場解体も完了し駐車場がついに完成ッ!
評価制度と賃金制度も一部改訂し2か月遅れで社員面談も実施
そして社員に待望の子供が生まれ今月から育休に入りました。
私が社長になり二人目です。
そして何より今年一番のサプライズッ!!
こんな問題が続出する会社ですが…
まさかの江戸川区の産業賞優良企業表彰されました。
という感じで1年をざっくりと振り返ってみました。
思い起こせばこの1年数多くの荒波がありました
特に印象に残っているのは「人材確保」と「材料費高騰」です
この2つは本当に大きな逆境でしたね…
年明け早々にいきなり賃上げムードが高まり
「賃上げできないのはダメな経営者」のレッテルが張られるくらいの
勢いでしたね…意味不明です。
コロナも5類に分類されようやくこれから経済活動が活発になるかッ!と思ったら
今度は人手不足です。
人はいったいどこへ消えてしまったのかッ!?というほど
中小企業から人が居なくなった印象があります。
最低賃金も10月の風物詩のように上昇しますけど
もはや最低賃金では人は採用できず。
人手不足倒産なんていうのもよく耳にするようになりました。
材料費価格も相変わらず上がり続けました。
一時のような手に入らないという状況ではありませんが高くて高くて…
その価格を見積に転嫁したら当然失注します。
今年はこの匙加減が非常に悩ましかった…
この1年は我々零細企業にとっては本当に厳しかったなぁ~というのが私の感想です。
そしてッ!!
社内はどうだったかッ!?と省みますに…
2023年は『応えられる家具屋2023』というテーマを掲げてやってきました。
2022年から引き続き2年目のテーマです。
工場の生産能力を上げるためにDX化を促進し業務効率化を目指しております。
2022年は新たな業務体制をつくり業務効率化に向けての準備の1年
2023年は新たな業務体制を実際に運用し定着させる1年
という位置づけで臨みましたが実際は定着なんてまだ先の先…
実際に回してみて問題はないか確認をする試運転の1年となりました。
新しい事をやる為には多少の犠牲を払ってでも仕方がないッ!と
鼻息荒く年始のブログにも書きましたがッ!
なかなかどうして…結果的に7名退職という半端ない犠牲を払いました。
まさかこんなにも自分で自分を管理できない人が多かったのか…
と脱力もしました
一方で社外からは全く逆の評価を頂きました。
大量の退職者を出したことが「新陳代謝」と言われることもある。
またある人からは組織が強くなるための「成長痛」だという人もいました
まぁ痛いは痛いんですけどね…
あぁそういう風にみられることもあるんだなと意外な感じでしたが
見ている人はちゃんと見ているんだな~とありがたく思います。
まぁ…ヤバすぎて慰めてくれているだけかもしれませんけどね…
プラスに考えれば新しい業務体制になるにあたり
これからのやり方に不満のある人が社内にいたままで
人を増やすことがどれだけ危険なことかッ!?と思っています。
というか自分にも工場長にもそう言い聞かせています。
今大事な事は我々が目指すべき強固な体制をつくることッ!
だから今のやり方に納得できないならばそれはそれで仕方がない。
多少の犠牲を出してでもまた一から会社を立て直せば良い。
と考えています。
多少ですよッ!多少ッ!!
ということで今年の総評としては…
生産力を上げるために業務改革をしたんですけどおかげで7名の退職者を出す。
業務改革だけが理由ではないと思いますが
結果的には本末転倒な結果となってしまいました。
しかしながらッ!!犠牲の代償として築いたものもあるはずッ!
もっとそこに注目しどんな組織にしていくのかッ!?を考えながら
来年もなりふりかまわず業務改革は継続していこうッ!
そう確信が出来た1年となりました。
今年もいろいろありましたが毎年の事ながら
アッ!という間に過ぎ去りました
今年1年をもう一度反芻し来年1年をどんな1年にしていきたいかを
考えながら年末を過ごしたいと思います。
それでは最後に…
本年もお世話になりました。
皆様よいお年をお迎えください。
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