新年あけましておめでとうございます。

昨年は格別のお引き立てを賜り厚く御礼申し上げます。

本年も倍旧のご愛顧の程ひとえにお願い申し上げます。

 

 

 

令和４年元旦

 

 

2022年になりました。

毎年「今年はどんな一年になるのかッ！？」を自分なりに想像して

「どんな一年にしていきたいかッ！？」を考えているんですが…

今年も見通しが暗すぎてテンション下がります。

 

今一番懸念しているのは…

昨年から騒いでおりますウッドショックの影響がどこまで出てくるのかッ！？ですね。

今年の流行語大賞は『○○ショック』になるんじゃないかッ！？と思うくらい

もうウッドだけにとどまらずッ！！風が吹けば桶屋が儲かる方式で

「えっ！そんなものまで欠品してるのッ！？」っていうくらい

何をするにもアレが無いッ！コレが無いッ！ソレも無いッ！の連発です。

こんな状況ではまともに商売が出来るのかッ！？と真剣に考えてます。

 

さらに…

昨年は破産管財人弁護士から破産通知が2通も届きました。

ここ10年くらいそういった通知は無かったんですが

11・12月と立て続けに来たので驚いております。

昨年は給付金やら助成金がたくさん出ていたようで

倒産する会社が例年より少なかったようです…それが良いんだか悪いんだかッ！？

今年は建築業界にとって大きな分岐点と言いますか分かれ目の一年ッ！

危険な一年になるのではないかッ！？と肌で感じております。

 

コロナも然り…

オミクロン株の市中感染がついに始まったようで今後の感染拡大が気になります

今まで打ったワクチンが効かないらしいじゃないッ！？

また出るんですかねッ？緊急事態宣言ッ！？

もう…どうなるのかな？？

 

アレもコレも自分たちの力ではどうにもならないことばかりです。

 

 

一方でッ！！

プラスの出来事は無いわけでもない。

 

まず…

継続的に新卒を採用し若手の職人が安定して働ける環境が整っているのは悪くない

10～30代の社員がこれだけ活躍している工場は数少ないはずッ！！

そして彼ら若手が成長した10～20年先がこの会社のピークになること間違いないしッ！！

今がまだ成長段階というのも何とも言い難いが…

伸びしろがあるという事は良い事か？

 

また…

安定はしていないが継続的に仕事が受注できている事も悪くない

新規問合せ件数も増加傾向にあるし

既存のお客様からも継続的に仕事が受注できている

受注状況に波がある事と製造能力の限界という課題ではあるけれど…

大きな流れで見ればいい方向に向かっているはずです。

 

 

ということで…

これから数年このような状況がどれだけ続くかわかりませんが…

どれだけこの不安定な状況に耐えられるかッ！？という耐久性

どれだけこの不安定な状況に適応できるかッ！？という適応力

がこれから重要になってくるんでしょうかね…

わかりませんけど？？

この先10～20年先の姿をイメージしてこの2022年をどうするかを考えております。

 

 

という事で今年のテーマはこちらですッ！！

 

 

 

『応えられる家具屋２０２２』

 

 

 

でございます。

2020～2021年の二年間は『選ばれる家具屋』という事を目指して

いろいろ試行錯誤いたしました。

おかげさまでそれなりの成果は出たと考えております。

 

逆に…

成果が出すぎて生産能力・管理体制に限界を感じることが多くなりました。

会社の組織的な弱さというのがたくさん目についてしまい

せっかくのチャンスを掴み損ねているような感じがしています。

今のスタイルではここまでか…という感じです。

 

現状よりもう一段ステップアップするにはどうしたらいいかッ！

お客様の期待に応えられる家具屋になる為にどうしたらよいかッ！？

を常に意識して組織作りに注力していく一年にしていきます。

 

 

 

さらにッ！！2016年からスタートした

「営業力」「提案力」「技術力」「知識」「経験」「つながり」「資金力」

のパワーアップを10年かけて達成しようという計画

『モリカグ次の10年プロジェクト』も今年で７年目に突入ッ！！

あと3年でこのプロジェクトも完結です…こんなペースで完結するのかな？？

 

モノづくり会社の永遠のテーマでもあります「技術力」の強化を目指します。

コチラは昨年からの継続事項です。

昨年同様に個々の技量や努力に任せるのではなく

組織的な職人育成をしていきたいと考えております。

それが仕事の幅を広げるために必要な「知識」「経験」につながると考えております。

 

さらにッ！

今年から工場の生産体制を強化するために

機械設備・工場の環境といったハードの部分と

賃金制度に連結した評価制度・品質管理体制といったソフトの部分を

これから数年かけて計画的に進めていく予定です。

 

姉崎工場は…

昨年から水面下で進めておりますちょっと勇気と度胸が必要な投資計画も

今年には結論がでて今後の大きな方向性も決まります。

これ決まると私の社長人生の中で一番大きな買い物になります…

それはそれでドキドキします。

 

千葉東工場は…

機械設備の更新ッ！人材の配置転換ッ！いよいよ着手します。

昨年はいろいろと見極めをして準備を進めてきました。

それと同時に賃貸物件にそこまで投資していいものかッ！？という迷いもありました…

がッ！そろそろ腹をくくりまして今年はそろそろ具体的な実行に移します。

コチラはコチラでお金かかります…

 

という感じで両工場ともお金がかかる話ばかりッ！ここでモノを言うのが「資金力」です。

まぁ～これは過去の蓄積と実績に対する評価で決まるわけですがッ！？

それはそれで銀行との協議ですね…

ドキドキします。

 

 

という事でつらつらと書いていきましたが…

今年からはしばらく厳しい年が続きますッ！厳しいなりに自分たちで出来る事を考えて

いざッ！「その時」に力が発揮できるように力を蓄えるッ！！

そしてッ！あまり先を見すぎて足元をすくわれないようにッ！

「その時」が来るまで耐えるッ！

 

そんな2022年になってしまいますでしょうか？

 

という感じで…今年もよろしくお願いします。

 

 

 

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