一度定年退職しているんですけどね…

その後も嘱託社員という形で継続して働いてもらっていたんですが

この度長年勤めてもらっていた職人が引退することになりました。

こればかりは仕方がないッ！とは思うんですがなんともやりきれない。

私やなんも専務が中学生の頃から在籍している職人でした。

学生の頃タバコの火を指で消す姿を見て何もんだッ！？と驚いたこと覚えてます

私が社長になってからも頼りにしていた職人でした

時々ケンカをすることもありました

最近は年齢を感じることもありましたがまだまだ働けるだろうと思っていましたし

これからも一緒に働いていくもんだと思っていました。

職人を引退すると聞いた時はショックでした。

どん底だったこの会社を一緒に立て直し

苦楽を共にしてきた人だけに何とも言えぬ無念さです。

出会いがあれば別れもあるとはわかっていても本当に残念です。

職人とはやはり肉体労働なわけで体が動くうちはいいかもしれないが

引退してもしっかりと生活できるような基盤が築ける会社でなければならない

共に働く人が幸せな人生を送れるようにしなければならないと

と改めて痛感いたしました。

近年は新卒を率先して採用しておりますが

入口だけを考えずしっかりと出口も考えなければ…

会社として出来ることは限られるのだけれども

もっとできることは無いのかッ！？と考えてみることにします。

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