10年前と比べたら少しは大人になったかな?
東日本大震災から10年です。
我々にとってこの日は地震もそうでしたが
絶対的な権力をもっていた会長であるお祖父さんが倒れた日という
もう一つ大きな激震が社内を襲いダブルで衝撃を受けた日であります。
この日を迎えるといつも思います「よく今まで会社が存続できたな…」と
当時はまだ私も32歳で子供も生後3か月
まだまだ世間知らずで(今もですけど)頼る後ろ盾を失って
これから先自分が社長でやっていけるのかなぁ~という不安と
世の中がとんでもない事になって「これからどうなっちゃうんだろう」
と将来のことへの漠然とした不安ばかりでした。
今日はSNSで当時を振り返る投稿をよく見かけますね…
「自分たちで出来る事は何かを考えた」とか「誰かの役にたてるなら」的な
高尚な投稿が目につきますが…
恥ずかしながら当時の私はボランティアの「ボ」の字も頭を過らなかった。
毎日毎日想像もつかないことの連発。
その日その日を過ごすので精一杯でしたね心に余裕が無かった
あの日々をどう過ごしていたかという記憶も曖昧な気がします。
あれから10年です。
少しは歳をとった分大人になっているはずなので
今自分たちが出来ることを考えていけたらと思っております。