次期社長の職人への道:プラモデル方式からの脱却
虎徹のオジサンことなんも専務からもらったマイ道具を手にした次期社長は
ほくそ笑みながら椅子を作っております。
今までは必要な材料を虎徹のオジサンに機械でカットしてもらって
その部材を組み立てるというプラモデル方式でしたが今回は違いますッ!!
スケールで採寸して
真剣な顔で尺金と向き合い
手鋸でカットして
鉋で面取りしています
自分でスケールと尺金を使って採寸して
自分で手鋸でカットし鉋で面取りして玄翁と釘で組み立てる。
「手鋸は引くときに力を入れるんだッ!」などと道具の使い方を細かく指導されながら
夢中で作業しておりました。
特に憧れの初鉋の作業はご満悦のようす。
マイ道具を手にして家具造りに目覚めてしまったようです。
家業に興味を持つことは良い事であります。
しかしここで一つ問題が…
徐々に増えてくる次期社長作のいびつな家具に
妻から「変なもん持って帰ってくんなッ!」と警告が出ました。
今後は置き場所や実用性のある家具を目指しましょう…