休校なんで次期社長家具職人デビュー②『作図からの製作』
午後になり私はお客様と工場検品をしている中
次期社長の家具職人の修業は続いておりました。
というよりも彼の目的はここにありまして…
「ミニカーの駐車場を作りたいッ!」と数か月前から言っておりまして
めんどくさがった私は「図面が無ければ駐車場なんか作れないよッ!」と言ったのですが
しばらくして持ってきたのが・・・
なんとッ!図面っぽいメモを持って来たのでありますッ!!
それでもまだめんどくさがった私は
「板厚が考慮されていない」とか「そんな厚みでは材料が止められない」などと
言いがかりの様なダメ出しをして何度か突き返したのですが彼の執念は凄まじく…
突き返すたびに図面を修正してくるのであります。
というような流れもありまして
この度工場に連れてきたのであります。
満を持して持って来た家具図面っぽいメモをなんも専務に渡して
部材だけ加工してもらいパーツを渡されたて図面を見ながら指金で寸法を測り
手鋸で長さ調整をする
手鋸とインパクトは以前千葉東工場で使い方を伝授されていたので今回で2回目の作業。
しかし今回はインパクトではなく…
玄翁(トンカチ)デビュー
今回は玄翁と釘を渡された次期社長。
「え~インパクトないの?」などと生意気な事を言っておりましたが
なんも専務に玄翁の振り方をレクチャーされてしっかり打付けておりました。
時々手を打ってしまったようで「いてッ!!」と騒いでましたね…
しっかり家具の神様の洗礼を受けているようでした。
今回は流血も無く無事組立まで完了。
最後はペーパーで面を取って
完成品がこちら
本人大満足の出来上がりのようでしたがこの後なんも専務の厳しい検品があり
家具造りの厳しさを知ることになるのですが
今日のところはここまでということで
続きは明日。
パンパンッ!
2020年3月14日 18:27| カテゴリー:船堀のビッグダディ, ㈱森下の出来事, 家具の製作工程| コメント(0)