交差±3ミリ
先日納品させて頂きました置き家具が揺れる・・・
という問題が発生いたしまして私と雷ボーイY君が現場に向かいました。
現場に到着し問題の家具をチェックすると確かに揺れております。
今回問題になったのは置き家具なので設置場所にあわせて
水平を確認しながらアジャスターなどで高さ調整をして納品します。
色々検証した結果、今回『揺れる』という問題が発生したのは
我々が調整しながら納品した後に家具を移動させた為
高さ調整が合わなくなり揺れるという現象が出たものだと判明いたしました。
それにしても・・・
ちょっとずらした程度でこんなに揺れるのかねッ!?と思うくらいの揺れです。
確認したら床レベルは交差±3ミリとのこと。
あぁ~3ミリくらいなら精度がいいのかなぁ~なんて思ってしまいますが
プラスマイナス3ミリって基準値を0とした場合
プラス3ミリ~マイナス3ミリまでの誤差ならOKということです。
基準値の端と端では6ミリも段差が生じるということです。
左右で6ミリも段差が合ったら揺れますよ!!
我々も『床が悪いなぁ~』って言いながら高さを調整して設置しているわけです
ピンポイントにその場所に合わせて調整しているんだから
6ミリも誤差がある床で家具を移動させたら揺れるはずです。
昔ある大工に『真直ぐな床と真直ぐな壁なんてもんはこの世には無いんだよ!!』
と言われたことがある。
そんなものなのかな~と思った事もあるが
その後ある現場で真直ぐな壁と床の現場に出会った事がある。
『やっぱあるじゃん!』ってなんも専務と話した事を思い出す。
昔の私ならば『6ミリも誤差あったら揺れるに決まってんじゃんか!』
とプリプリしておりましたが
私ももう四十手前になり身も心も丸くなり大人社会に順応してきました。
この大都会東京砂漠で生き抜く為には全てを受け入れなければならないわけです。
本日もシミジミ思いました・・・
その6ミリの誤差を受け入れて我々モリカグは生きていくんだなぁ・・・と
生きていくって大変。
お金を頂くって大変。
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2018年3月8日 21:55| カテゴリー:業務日報, 家具の取付風景, 臥薪嘗胆(私の失敗)| コメント(0)