研修③突板について
3番目のテーマは『突板』についてYASUTAさんがお話をしていただきます。
今回我々がわざわざ大阪に行ってまで参加したのが
このYASUTAさんにお会いする為と言っても過言ではない・・・
翌日工場見学もさせていただけるということでテンションMAXです。
ここからはセミナーで代表の安田さんがお話してくれた内容をメモしたことを
ツラツラ書いていきます。
・丸太から突板になるまでの製造工程
→100度で1週間煮る。煮方によって色が変わる
これを業界ではクッキングという
→突板になれる木は優秀な木である
→ウォールナットの木内部には異物混入が出ることがある(→物語のある材料)
・家具単体のデザインだけでなく建築全体の景色として木目をつかう
→空間全体をみて木目のインパクトを意識する
風景をつくる家具
インテリアとしての家具
・ストーリーを求める
→3800年間湖底に沈んでいた材料を突板でつかう
→表現を変えてみる
ウォールナット=くるみ
チェリー=さくらんぼ
→マロニエの木(シャンゼリゼ通りに生えている木)は馬が大好きな実をつける
昔の交通手段である馬車の馬の為に植えた言わば昔のガソリンスタンド的な木
昔の都市計画が垣間見れる
→ウォールナットの木の中には銃弾が入っていることがある
昔のカウボーイたちが的代わりにしていた木がウォールナット。
・井の中の蛙にならないように
→国内・海外を問わず世界の建築を見ることが大切。
世の中のトレンド・風景を感じる
まだまだ沢山のお話を聞かせて頂きましたが今回はここまで。
YASUTAさんの取り組みはもはや突板屋の領域を超えている。
材料の原木を入手する為に自ら山に入り伐採しているという。
・・・突き抜けすぎている。
そして、安田さんの話の中で印象的だったのは
自らの仕事の流れを料理人に例えて話されるところです。
ただ料理人でさえ自分で食材をとりに行く人なんて珍しいでしょ??
尖がりすぎて私には痛いくらいです。
私はセミナーや講演会などを聞いてもあまり人に影響されるタイプではないのですが・・・
今回は久しぶりに刺激を受けちゃいました。
きっとこういう人が情熱大陸に出るんだろうとおもう。
熱い人でした。
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