「ひよっ子」呼ばわり
子供たちとお散歩していたときのこと・・・
酒によっているのか?歳のせいなのか?
フラフラした爺様が我々に詰め寄ってきました。
トゲトゲが付いたつばの帽子をかぶりサングラスをかけ
明らかに・・・超不審人物です。
そんな危険人物が突然大声で子供たちに叫びます。
危険爺:「おまえらッ!!何歳だ!!」
長女…固まる。
長男…固まる
次女…私の後ろに隠れる
子供たちの間に緊張感が走ります。
まためんどくさいのに声かけられたな〜と思いながらも答える。
私:「6歳です」
老人というだけで丁寧に対応しなければ…と思った私が間違いでした。
その危険爺は子供たちを威嚇しています
どうみても絡まれてます。
中年くらいなら首根っこでも掴んで
「あっちに行ってください」といえるんですけどね…
老人というのがなんともめんどくさい・・・危険爺は続けます。
危険爺:「お前らの何倍の年だと思ってんだッ!?」
私:「10倍くらいですかね」
危険爺:「馬鹿野郎!もっとだよ!!」
めんどくさいやりとりが続いてます。
子供たちもビビリまくってます。
私もそろそろ老人とは言え我慢の限界です。
私:「人に歳聞く前に自分の歳をおっしゃっていただけませんか?」
危険爺:「87歳だよ!」
87歳でここまで元気なのもすごいと一瞬感じてしまった。
この87歳と言われた時点でこの危険爺にのまれてしまった・・・私の敗北だ。
もう・・・危険爺のされるがままだ。
首根っこ掴んで放り投げる前に年齢を聞いておいてよかった。
ちょっと押しただけでも吹き飛びそうなジジイに
言葉で対応することにいたしました。
私:「おうちの人が心配するから早く家に帰りなさい」
と帰宅を促す私。
危険爺:「何を〜ッ!!お前ッ!!いくつだ!!」
私:「38でございます」
すると危険爺は鼻で笑ってこういいます。
「ひよっ子がッ!」
久々に・・・
いやッ!人生で初めてかもしれない「ひよっ子」呼ばわりされるのは
たしかにこの危険爺から見れば私はひよっ子だ…返す言葉もない。
一刀両断された気分、なんだか新鮮だ!
・・・って言っている場合ではない!
子供たちはビビりまくってます。
真っ二つにされた私ですが子供ばかりは守らなければなりません・・・
ちょっと強めに危険爺に帰宅を促すと危険爺もようやく帰る。
「怖いおじいさんだね」
「ぶっ飛ばしちゃえばよかったんじゃない」
といなくなった途端元気になる子供たち
・・・適当な奴らです。
私は私で「ひよっ子」と言われたことが妙に引っかかる。
最近ちょっと怒りん坊だった私。
改めまして自分がひよっ子だということを認識させられました。
まぁ・・・子供たちに何もなくてよかった。
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